2019年12月31日火曜日

Batman Eternal (2014-2015) Vol. 1 - Vol. 3感想

 DCコミックスが2011年に大規模な設定リセットを行い始まったNew52期ですが、この時期のSpoiler (スポイラー、ステファニー・ブラウン)の初登場がこのBatman Eternalらしいので読んでみました。そうしたら、スポイラーに限らず魅力的な女性ヒーローの活躍にあふれた作品でした。

【基本情報】
Writers: Tim Seeley, Kyle Higgins, John Layman, Ray Fawkes, James T Tynion IV, Scott Snyder
Artists: Various, Mikel Janin, Ian Bertram, Riccardo Burchielli, Guillem March, Emanuel Simeoni, Trevor McCarthy, Andy Clarke, Derek Fridolfs, Dustin Nguyen, Jason Fabok, Fernando Pasarin, R.M. Guera, Joseph A Quinones Jr., Andrea Mutti
Cover by: Jason Fabok, Clay Mann, Cliff Chiang
発行年 2014年-2015年

公式サイトはこちら。

2019年12月28日土曜日

Wonder Woman Odyssey Vol. 1-2 感想

※Wonder Woman (2006-2011)の各シリーズの感想はこちらをご覧ください。

Wonder Woman Odysseyというシリーズを読みました。さまざまな事情でセミッシラを離れざるを得なかったWonder Woman(ワンダーウーマン、ダイアナ)が敵と戦い、元のセミッシラへの帰還を目指す――という物語です。
 
【基本情報】
Writers: J. Michael Straczynski, Phil Hester
Artists: Don Kramer, Daniel Horn, Eduardo Pansica, Allan Goldman, Eber Ferreira, Michael Babinski, Ruy Jose, Scott Koblish, Jay Leisten, Wayne Faucher, Marlo Alquiza, Alex Sinclair, J.H. Williams, III, Alex Garner, Michael Babinski, Travis Lanham, Travis Moore, Geraldo Borges
Color Cover by: Hi-Fi , Dave Stewart, Alex Sinclair, Alex Garner
発行年 2011-2013年

公式サイトはこちら。

2019年12月25日水曜日

Batman and the Outsiders (1983-1987) #1-2、#11-12 感想

 ヒーロー、Katana(カタナ、タツ・ヤマシロ)さんが登場する初期作品Batman and the Outsiders (1983-1987)から、#1と#2、#11と#12を読みました。
 Katanaの初登場作品はThe Brave and the Bold #200 (Amazonのページはこちら)ですが、収録されているのはこのBatman and the Outsidersの予告編なので、実質的な初登場はBatman and the Outsiders #1になります。
 
【基本情報】
Writer: Mike Barr
Artist: Jim Aparo
Cover by: Jim Aparo
発行年 1983-1984年

Amazonのページはこちら (#1)。購入及び数ページ分の試し読みができます。


2019年12月22日日曜日

Suicide Squad: Katana: The Revenge of Kobra 感想

 刀を武器に戦うヒーロー、Katana (カタナ、タツ・ヤマシロ)さんが活躍するSuicide Squad: Katana: The Revenge of Kobraを読みました。先日読んだSuicide Squad Most Wanted: Katana(感想はこちら)の続編にあたります。前回のエピソードの後、カタナさんはSuicide Squadを率いるアマンダ・ウォラーにスカウトされて正式にメンバーに入った模様です。
 もっとも、他のメンバーは全員刑務所に収監されている犯罪者で首に爆弾のようなものを着けられてSuicide Squadとしての活動を強いられているのに対し、カタナさんはお給料をもらって働いているようです。
 なお、前回の感想で「カタナさんの刀の柄が和風でない」と書きましたが、今回はしっかり日本刀らしい柄になっています。この間に作り直したのでしょうか。
 
【基本情報】
Writer: Mike W. Barr
Artists: Phil Briones, Neil Edwards
発行年 2019年

公式サイトはこちら。

2019年12月21日土曜日

Suicide Squad Most Wanted: Katana (2016) 感想

 日本人のヒーロー、Katana(カタナ、タツ・ヤマシロ)さんのことは何となく気になりつつも彼女を主役にした作品を読んだことはなかったのですが、ちょうどセールになっていた作品があったので読んでみました。
 
 Amanda Waller (アマンダ・ウォラー)が犯罪者たちを組織し戦わせる部隊、Suicide Squad (スーサイド・スクワッド)と協力して活躍するカタナさんの姿が見られます。
 
【基本情報】
Writer: Mike Barr
Artist: Diogenes Neves
Cover by: Cary Nord
発行年 2016年

公式サイトはこちら。

2019年12月18日水曜日

Raven (2016-2017) 感想

 Raven (2016-2017)を読みました。以前読んだ、Raven: Daughter of Darkness(感想はこちら)の前日譚になっています。

【基本情報】
Writer: Marv Wolfman
Artists: Ruy Jose, Diogenes Neves, Alisson Borges
Cover by: Alisson Borges
発行年 2017年

公式サイトはこちら。

2019年12月15日日曜日

Batgirl (2016-) Vol. 5: Art of the Crime 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


セールで安くなっていたので、Rebirth期BatgirlのVol. 5を読みました。メインライターがScott氏に代わって最初の一冊になります。

【基本情報】
Writer: Mairghread Scott
Artists: Elena Casagrande, Norm Rapmund, Paul Pelletier
Cover by: Rafael Albuquerque
発行年 2019年

公式サイトはこちら。

2019年12月8日日曜日

Red Hood: Outlaw (2016-) #28 - #29 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 Batwoman (バットウーマン、ケイト・ケイン)がゲストで登場するRed Hood: Outlawの28話を読みました。29話のラストにはRenee Montoya(レニー・モントーヤ)も出てきます。
以前アルテミスが登場するので読んでいたRed Hood and the Outlaws (感想はこちら)と同一のシリーズですが、アルテミスとビザロが退場してRed Hood(レッドフード、ジェイソン・トッド)の一人旅になったからかタイトルが変わっています。凝っているとは思うのですが、後から単行本で追いかけるときに読む順番が分かりにくくなってしまうのでタイトルは同じままサブタイトルなどで凝ってもらえる方が読む側としては助かります。

【基本情報】
Writer: Scott Lobdell
Artist: Pete Woods
Cover by: Pete Woods
発行年 2018年

公式サイトはこちら。

2019年12月7日土曜日

All-Star Batman and Robin, the Boy Wonder 感想

 Batgirl (バットガール、バーバラ・ゴードン)やBlack Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)が登場するAll-Star Batman and Robinという作品を読みました。Batman (バットマン、ブルース・ウェイン)やヒーローたちがいつもとは違う性格になって登場します。
 
【基本情報】
Writer: Frank Miller
Penciller: Neal Adams, Frank Miller, Jim Lee
Inker: Neal Adams, Frank Miller, Scott Williams
Color by: Alex Sinclair
Cover by: Jim Lee
発行年 2008年(単行本の発行年。連載されていたのは2005年頃)

公式サイトはこちら (Vol. 1)。

2019年12月6日金曜日

Wonder Woman '77 (2015-2016) Vol. 1-2 感想

 Twitterのフォロワーさんに教えてもらって、Wonder Woman '77の1-2巻を読みました。1977年に放映されたドラマ「ワンダーウーマン」を、コミックの世界で蘇らせた作品になります。
 ドラマ版の設定を簡単に抑えてから読んだ方がいいですよ、と教えてもらったので軽く調べてから読んでみましたが、必要な知識としては

・この作品でのワンダーウーマンは、普段はアメリカ政府組織IADC (INTER-AGENCY DEFENSE COMMAND)のエージェントであるダイアナ・プリンスとして活動している
・スティーブ・トレバーもIADCのエージェント

 というところでしょうか。一話完結で、ワンダーウーマンが様々な事件を解決していく物語になっています。大抵の話がIADCに問題が持ち込まれてダイアナとスティーブが乗り出す――というところから始まるので、全体的な印象としてはスパイものです。チーターやシルバースワンといったコミックでおなじみの敵役も登場しますが、それぞれにこの作中での設定を説明してくれるので、コミックを読んでいなくても置いてきぼりにはならないと思います。
 
【基本情報】
Writer: Marc Andreyko, Trina Robbins, Amanda Deibert, Ruth Fletcher, Christos Gage, Amy Chu
Artists: Cat Staggs, Jason Badower, Matt Haley, Drew Johnson, Dario Brizuela, Tom Derenick, Staz Johnson, Richard Ortiz, Various
Cover by: Nicola Scott, Jason Badower
発行年 2016-2017年


公式サイトはこちら。

2019年12月3日火曜日

Teen Titans (1966-1978) #22 感想 -初めて語られるDonna Troyのオリジン-

 Donna Troy(ドナ・トロイ)というキャラクターは、大抵のファンサイトで「様々なオリジン(生まれやヒーローになった事情の設定)がある」とか、「オリジンが曖昧である」とか書かれています。
 どうも大きな事件を描くたびに彼女の設定が変わっていったらしく、そんなことになっているようです。
 
 2011年の大規模設定リセット以降は「ワンダーウーマン(ダイアナ)を倒すための兵器として作られたが、その目的は果たせずヒーローとして活動するようになった」という設定が現在まで続いています。
 
 一方、昔の設定はそれとはかなり違っていたようなので、そのオリジンが語られているというTeen Titans (1966-1978) #22 を読んでみました。
 
【基本情報】
Writer: Neal Adams, Marv Wolfman
Pencillers: Neal Adams, Gil Kane
Inker: Nick Cardy
Cover by: Nick Cardy, Gaspar Saladino
発行年 1969年

Amazonのページはこちら。購入及び数ページ分の試し読みができます。

2019年11月29日金曜日

Harley Quinn’s Greatest Hits 感想

 Harley Quinn’s Greatest Hitsという単行本を読みました。Harley Quinn (ハーレイ・クィン、本名ハーリーン・クィンツェル)が活躍する名作集になっています。
 
【基本情報】
Writers: Scott Snyder, Paul Dini, Jimmy Palmiotti, Amanda Conner, Various, Rob Williams, Jeph Loeb
Artists: Bruce Timm, Guillem March, John Timms, Jim Lee, Various
Cover by: Amanda Conner, Dave Johnson
発行年 2016年

公式サイトはこちら。

2019年11月27日水曜日

Batman: Arkham Knight (2015-2016) : Batgirl & Harley Quinn Special #1-2 感想

 Harey Quinn(ハーレイ・クィン)とBatgirl(バットガール、バーバラ・ゴードン)が主役として活躍するBatman: Arkham Knight (2015-2016): Batgirl & Harley Quinn Specialを読みました。2話なのであっさり読めます。

ゴッサム市で犯罪者に必要な精神的治療を行うアーカム精神病院のインターンとして勤務するHarleen Quinzelが初めてJokerのためにHarley Quinnとして悪事を働く姿を、Batmanにヒーローとしての活動をやめるよう警告されているBatgirlの姿と対比して描いた作品です。


【基本情報】
Writer: Tim Seeley
Artist: Matthew Clark, Sean Parsons, Rob Schwager
Cover by: Matthew Clark
発行年 2016年

公式サイトはこちら。

2019年11月25日月曜日

Flashpoint: The World of Flashpoint Featuring Wonder Woman 感想

※このシリーズの各話感想は以下をご覧ください。


DCコミックス社のヒーローコミックは2011年、大規模に設定がリセットされました。その布石となった大型イベントが、Flashpointです。その中でもWonder Woman(ワンダーウーマン、ダイアナ)に焦点が当たるエピソードが収録されているこちらの単行本を読んでいました。なお、この単行本にはLois Lane (ロイス・レーン)が主役のエピソードも収録されています。
 
【基本情報】
Writer: Tony Bedard
Artist: Ardian Syaf
発行年 2012年

公式サイトはこちら。

2019年11月23日土曜日

Female Furies (2019-) 感想

 DCコミックスのヒーロー漫画における最大級の悪役ともいえるDarkseid(ダークサイド)ですが、彼に従う女性戦士軍団Female Furiesを主役にした全6話のミニシリーズが発売されていましたので読んでみました。
 
【基本情報】
Writer: Cecil Castellucci
Artist: Adriana Melo
Cover by: Mitch Gerads, Dan Panosian, Nicola Scott, Walter Simonson
発行年 2019年

公式サイトはこちら。

2019年11月18日月曜日

Batman: Huntress/Spoiler - Blunt Trauma 感想

 Huntress(ハントレス、Helena Bertinelli)とSpoiler(スポイラー、Stephanie Brown)がチームを組むBatman: Huntress/Spoilerを読みました。ハントレスと、この頃まだヒーローになりたてのスポイラーがコンビを組む一話完結のお話です。

【基本情報】
Writer: Chuck Dixon
Penciller: Eduardo Barreto
Inker: Bill Sienkiewicz
Colorist: Jason Wright
Cover by: Eduardo Barreto
発行年 1998年

Amazonのページはこちら。購入及び数ページ分の試し読みができます。

2019年11月14日木曜日

Convergence: Batgirl 感想

 Convergenceと名のついたシリーズは、独特の世界観のもとに作られています。簡単に説明しますと、
・各地の町がドームで覆われ、外部との連絡が遮断される
・やがて各地の町同士で戦うように仕向けられ、勝者の町の人々は助かる(ようだ)

というものです。何でそんなことになるのか良く分からないと思った方、正直筆者にも良く分かっていません。ただ、この設定を踏まえることで終末を強く意識した物語が描かれることになります。今回読んだConvergence: Batgirlは、かつてバットガールを務めたStephanie Brown(ステファニー・ブラウン)とCassandra Cain(カサンドラ・ケイン)に、Red Robinとして活躍するTim Drake(ティム・ドレイク)を加えた3人を中心に描いています。

【基本情報】
Writer: Alisa Kwitney
Artists: Mark Pennington, Rick Leonardi
Cover by: Dan Green, Rick Leonardi
発行年 2015年

公式サイトはこちら (#1)。

2019年11月10日日曜日

Detective Comics #647-#649 感想: Spoiler初登場

※Detective Comics (1937-2011)の各話感想はこちらをご覧ください。

 Stephanie Brown(ステファニー・ブラウン、スポイラー)が初登場するDetective Comics #647-#649を読みました。
 ステファニーは犯罪者の父、Cluemasterによる犯罪を止めるため奔走します。
 
 
【基本情報】
Writer: Chuck Dixon
Penciller: Tom Lyle
Inker: Scott Hanna
Colorist: Adrienne Roy
Cover by: Matt Wagner
発行年 1992年

Amazonのページはこちら (#647)。購入及び数ページ分の試し読みができます。

2019年11月9日土曜日

キャラクター紹介:レッドアロー (エミコ・クィーン)

 エミコ・クィーン (Emiko Queen)は、ヒーロー、グリーンアロー(Green Arrow)として活躍するオリバー・クィーン (Oliver Queen)の異母妹です。
初登場が2013年とかなり最近ですので、キャラクターの現時点での全貌をつかむのもそれほど困難ではありません。

DCコミックス社の作品は、2011年と2016年に大規模な設定の更新があったために
・New52期以前 (2011年以前)
・New52期 (2011-2016年頃)
・Rebirth期 (2016年以降)
に大きく分かれます。エミコはNew52期、Rebirth期の二つの時期に登場していることになりますが、この間の設定変更は特にありません。


2019年11月6日水曜日

Green Arrow (2011-2016) Vol. 7-9 感想

 Green Arrow(グリーンアロー、オリバー・クイーン)の異母妹、Emiko QueenはNew52期Green Arrow誌のVol.7-9のエピソードにも登場していたらしいというわけで読んでみました。これで、現時点で出版されているGreen Arrow誌の中でEmiko Queenが登場する話はほぼ読んだはずです。
 
【基本情報】
Writers: Ben Sokolowski, Andrew Kreisberg, Benjamin Percy
Artists: Jonathan Glapion, Daniel Sampere, Fabrizio Fiorentino, Szymon Kudranski, Patrick Zircher, Various
Cover by: Patrick Zircher, Szymon Kudranski
発行年 2015-2016年

公式サイトはこちら。

2019年11月4日月曜日

Titans (2016-) Vol. 3: A Judas Among Us 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

以前読んだTitans Vol. 2(感想はこちら)の次に当たるVol. 3でもなんだかDonna Troy(ドナ・トロイ)が大変なことになっていそうだということで、読んでみました。

【基本情報】
Writer:Dan Abnett
Artists: Brett Booth, V Ken Marion, Kenneth Rocafort, Various
Cover by: Kenneth Rocafort
発行年 2018年

公式サイトはこちら。

2019年11月3日日曜日

ワンダーウーマン アンソロジー 感想

 ワンダーウーマン(ダイアナ)が主役となって活躍するWonder Woman誌については気になったものから順番に読んでいっていますが、何しろ出版点数が多いので大事な作品を逃しているような気がする……と思っていたところ、Twitterでフォロワーさんがこちらの本をお勧めしていたので読んでみました。

【基本情報】
編:DCコミックス
テキスト:ヤン・グラフ
カバーイラスト:新川洋司
本体表紙イラスト:アレックス・ロス
翻訳:小池顕久、原正人
デザイン:真々田稔
発行年 2017年

公式サイトはこちら。

2019年11月2日土曜日

Superman: Sacrifice 感想

 Wonder Woman(ワンダーウーマン、ダイアナ)に大変なことが起きるらしいということだったので、Superman: Sacrificeという単行本を読んでみました。連載時は数誌にまたがってエピソードが描かれたイベントだったようです。

【基本情報】
Writers: Mark Verheiden, Gail Simone, Greg Rucka
Pencillers: Ed Benes, Jose Ladronn, Georges Jeanty, Rags Morales, David Lopez, Karl Kerschl, J.G. Jones, Tom Derenick, Thomas Denrenick, Carlos D'Anda, John Byrne
Layout: Karl Kerschl
Inkers: Ed Benes, Mariah Benes, BIT, Dexter Vines, Cam Smith, Mark Propst, Bob Petrecca, Sean Parsons, Alex Lei, Rob Lea, Wayne Faucher, Nelson, Marlo Alquiza, Jose Ladronn, Karl Kerschl, J.G. Jones, Carlos D'Anda
Finisher: Derec Aucoin
発行年 2006年

公式サイトはこちら。

2019年10月31日木曜日

Batgirl (2016-) #25 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

Rebirth期バットガール誌の#25を読みました。このイシューは通常のものとは異なり、短編が3つ収録されています。
短編を書いているライターの中に、筆者の好きなMarguerite Benette氏 (DC Comics: Bombshells (感想はこちら)やRebirth期Batwoman(感想はこちら)のメインライターです)がいるので、読んでみました。

【基本情報】
Writers: Paul Dini, Mairghread Scott, Marguerite Bennett
Artists: Paul Pelletier, Tom Derenick, Dan Panosian, Emanuela Lupacchino
Cover by: Joshua Middleton
発行年 2018年

公式サイトはこちら。

2019年10月30日水曜日

Black Canary (2007) #1-#4 感想

 New52期に伴う大規模設定リセットの前にBlack Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)のソロ誌はたくさん出版されていたようなのですが、現在電子版で単行本が購入できるものはなく大変読みづらい状況になっています。
そんな中、2007年のシリーズは4話と短く、各話をバラバラに購入しても比較的負担ではないことから購入して読んでみました。

【基本情報】
Writer: Tony Bedard
Penciller: Paulo Siqueira, Michael Norton, Tom Derenick, Thomas Denrenick
Inker: Amilton Santos, Rodney Ramos
Layout: Michael Norton
Finisher: Michael Norton
Colorists: Amilton Santos, Paulo Siqueira, David Baron
Lettering: DC Lettering
Cover by: David Baron
発行年 2007年

公式サイトはこちら。

2019年10月27日日曜日

Red Hood and the Outlaws (2016-) Vol. 4: Good Night Gotham 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 かつてはバットマンの相棒、ロビンだったRed Hood (レッドフード、ジェイソン・トッド)、アマゾン族の戦士Artemis (アルテミス)、スーパーマンのクローンBizarro(ビザロ)がチームOutlawsとして活動するRed Hood and the OutlawsのVol. 4は、これまでの流れをいったんまとめる展開になっています。アルテミスとビザロにも、ジェイソンにも大きな変化が訪れます。

【基本情報】
Writer: Scott Lobdell
Artists: Various, Marcio Takara, Dexter Soy
Cover by: Guillem March
発行年 2018年

公式サイトはこちら。

2019年10月25日金曜日

Red Hood and the Outlaws (2016-) Vol. 3: Bizarro Reborn 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 かつてはバットマンの相棒、ロビンだったRed Hood (レッドフード、ジェイソン・トッド)、アマゾン族の戦士Artemis (アルテミス)、スーパーマンのクローンBizarro(ビザロ)がチームOutlawsとして活動するRed Hood and the OutlawsのVol. 3を読みました。Vol. 2(感想はこちら)のラストで倒れたビザロのことから話は始まります。

【基本情報】
Writer: Scott Lobdell
Artists: Tyler Kirkham, Joe Bennett, Dexter Soy, Various
Cover by: Tyler Kirkham
発行年 2018年

公式サイトはこちら。

2019年10月22日火曜日

Red Hood and the Outlaws (2016-) Vol. 2: Who Is Artemis 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 アマゾン族の戦士、アルテミスが登場するRed Hood and the OutlawsのVol. 2を読みました。この巻でRebirth期Artemis of Bana-Mighdall (アルテミス)の過去の設定が大体分かり、Wonder Woman(ワンダーウーマン、ダイアナ)との微妙な関係も分かります。

【基本情報】
Writer: Scott Lobdell
Artists: Various, Dexter Soy, Kenneth Rocafort, Mirko Colak
Cover by: Nicola Scott
発行年 2017年

2019年10月21日月曜日

Red Hood and the Outlaws (2016-) 各巻感想へのリンク

 Rebirth期のRed Hood and the Outlawsシリーズでは、Batman (バットマン、ブルース・ウェイン)の二代目相棒Robinとして活躍したJason Todd (ジェイソン・トッド)がバットマンのもとを離れ、Artemis (アルテミス)やBizarro (ビザロ)といった仲間たちと共に独自の活動をするシリーズとして連載されています。中盤でアルテミスとビザロがチームを離れるため、タイトルがRed Hood: Outlawに変更になる……という凝ったことをしているのですが、結果として分かりにくくなっています。
 読む順番としては、Red Hood and the OutlawsをVol. 1-Vol. 4まで読んだ後にRed Hood: OutlawをVol. 1から順番に読んでいくという流れになります。
 以下、このブログでの感想ページへのリンクです。

Red Hood and the Outlaws

Red Hood: Outlaw

  • #28-#29 (バットウーマンゲスト回)

2019年10月20日日曜日

Red Hood and the Outlaws (2016-) Vol. 1: Dark Trinity 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

New52期の設定リセット以前に登場していたアマゾン族の戦士の一人、Artemis of Bana-Mighdall (アルテミス)はRebirth期の設定リセットで大きく設定を変えて再登場したらしい――という情報を得たので、主に登場しているというRed Hood and the Outlawsを読んでみました。

【基本情報】
Writer: Scott Lobdell
Artist: Dexter Soy
Cover by: Cam Smith, Giuseppe Camuncoli
発行年 2017年

公式サイトはこちら。

2019年10月19日土曜日

Green Arrow (2016-) Vol. 6: Trial of Two Cities 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。


Rebirth期Green Arrow誌の第6巻を読みました。Vol. 1 から続いてきたBenjamin Parcy氏によるの一連のエピソードのラストになります。前巻でアメリカ全土にまたがるThe Ninth Circleの野望を無事に阻止したGreen Arrow(グリーンアロー、オリバー・クィーン)が今度はシアトルに戻り、自らにかけられた殺人事件の容疑を晴らしThe Ninth Circleも壊滅させるのだ――という話です。

【基本情報】
Writer: Benjamin Percy
Artists: Juan Ferreyra, Jamal Campbell, Stephen Byrne
Cover by: Mike Grell
発行年 2018年

公式サイトはこちら。

2019年10月16日水曜日

Wonder Woman (2006-2011): Contagion 感想

※Wonder Woman (2006-2011)の各シリーズの感想はこちらをご覧ください。

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

2006年から2011年に連載されていたWonder Woman誌の、Gail Simone氏がメインライターを務めたシリーズの最終巻を読みました。これまで4巻の感想はこちら
最初の巻(The Circle)から続いていたAlkyoneのエピソードは4巻目のWarkillerで終わっていましたので、この巻は純粋に短編集として読むことができました。これまでの巻の設定を引き継いではいるのですが。

【基本情報】
Writer: Gail Simone
Pencillers: Travis Moore, Aaron Lopresti, Chris Batista, Fernando Dagnino, Nicola Scott
Letters: Travis Lanham
Inkers: Matt Ryan, BIT, Doug Hazlewood, Raúl Fernández, Wayne Faucher, John Dell
Colorists:Brad Anderson, Hi-Fi , Nicola Scott
Cover by: Aaron Lopresti, Hi-Fi
発行年 2010年

公式サイトはこちら。


2019年10月15日火曜日

Wonder Woman (2006-2011) 各シリーズ感想へのリンク

 2006年から2011年のWonder Woman誌は、短い期間に様々な挑戦をしたシリーズです。かなり振れ幅の大きな作品が描かれています。各シリーズの感想は以下をご覧ください。



2019年10月14日月曜日

Wonder Woman (2006-2011): The Circle, Ends of the Earth, Rise of the Olympian, Warkiller 感想

※Wonder Woman (2006-2011)の各シリーズの感想はこちらをご覧ください。

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

タイトルが長いですがこれは一冊の本ではなく、2006年-2011年のワンダーウーマン誌でGail Simone氏がメインライターを務めたシリーズの単行本4冊のサブタイトルを並べています。もう1冊、Contagionというサブタイトルの単行本が発売されていまして、この5冊でこのシリーズは完結するようです。ナンバリングがないので分かりにくいですが、

The Circle

Ends of the Earth

Rise of the Olympian

Warkiller

Contagion

という順番になっています。Birds of Prey誌(感想はこちら)やBatgirl誌(感想はこちら)のメインライターを務めていたGail Simone氏ですので、このワンダーウーマン誌も面白いに違いない! まとめ買いしよう! と思ったはいいものの、最終巻にあたるContagionを買い忘れるという痛恨のミスを犯したため、まずは最初の4冊分の感想です。

【基本情報】
Writer: Gail Simone, Geoff Johns
Pencillers: Ron Randall, Bernard Chang, Aaron Lopresti
Letters: Travis Lanham, DC Lettering
Inkers: Bernard Chang, Ron Randall, Jonathan Holdredge, Aaron Lopresti, Matt Ryan, Hi-Fi
Colorists: Bernard Chang, Brad Anderson, Francis Manapul, Cary Nord, Marcos Martín, Scott Kolins
Cover by: Brian Buccellato, Hi-Fi , Marcos Martín, Scott Kolins, Bernard Chang, Aaron Lopresti, Joshua Middleton
発行年 2008年-2010年

公式サイトはこちら (The Circle)。

2019年10月13日日曜日

Green Arrow (2016-) Vol. 5: Hard-traveling Hero 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

Rebirth期Green Arrow誌の第5巻を読みました。Vol. 1 からの一連のエピソードの続きです。この巻の見どころは、Green Arrow (グリーンアロー、オリバー・クィーン)がアメリカを救うためにJustice Leagueのメンバーと次々に協力しながら敵に迫っていくところと、Black Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)とRed Arrow (レッドアロー、エミコ・クィーン)が協力してシアトルでの敵を倒すところです。

【基本情報】
Writer: Benjamin Percy
Artists: Juan Ferreyra, Mirka Andolfo, Eleanora Carlini
Cover by: Otto Schmidt, Juan Ferreyra
発行年 2017年

公式サイトはこちら。

2019年10月12日土曜日

Wonder Woman by Mike Deodato 感想

※Wonder Woman (1987-2006)の各シリーズの感想はこちらをご覧ください。 


 Wonder Womanに関連する話を読んでいると、アマゾン族の一人としてアルテミスというキャラクターがしばしば出てきます。調べてみるとなかなか面白いキャラクターのようなので、まず彼女が初めて登場した時の一連のエピソードを収めたWonder Woman by Mike Deodatoという単行本を読んでみました。
 
【基本情報】
Writer: William Messner-Loebs
Artist: Mike Deodato
Cover by: Mike Deodato
発行年 2016年 (連載されていたのは1994年頃)

公式サイトはこちら。

2019年10月8日火曜日

Green Arrow (2016-) Vol. 4: The Rise of Star City 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。


Rebirth期Green Arrow誌の第4巻を読みました。Vol. 1 (感想はこちら)からの一連のエピソードの続きです。この巻の見どころは二つ、Arsenal (アーセナル、ロイ・ハーパー)との再会と、Green Arrow (グリーンアロー、オリバー・クィーン)とBlack Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)の喧嘩です。


【基本情報】
Writer: Benjamin Percy
Artists: Juan Ferreyra, Mirka Andolfo, Eleanora Carlini
Cover by: Otto Schmidt, Juan Ferreyra
発行年 2017年

公式サイトはこちら。

2019年10月6日日曜日

Raven: Daughter of Darkness (2018-2019) Vol. 1-2 感想

 悪魔Trigonの娘であり、DCの魔法ユーザーの一員として、またTeen Titansのメンバーとしても活躍するというレイブン (Raven, Rachel Roth)を主役にしたシリーズが出ているので、読んでみました。
 このシリーズ、Vol. 2からはザターナの従弟のZachary Zatara(ザッカリー・ザターラ)君も出てきます。

【基本情報】
Writer: Marv Wolfman
Artist: Pop Mhan
Cover by: Yanick Paquette, Philip Tan
発行年 2018-2019年

公式サイトはこちら (Vol. 1)。

2019年10月5日土曜日

Wonder Woman by Greg Rucka Vol.2 感想

※Wonder Woman (1987-2006)の各シリーズの感想はこちらをご覧ください。

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。


Greg Rucka氏がライターを務めるWonder WomanのVol. 2を読みました。Vol. 1の中盤からずっと続く一連のストーリーになっています。

【基本情報】
Writer: Greg Rucka
Artists: Rags Morales, James Raiz, Sean Phillips, Drew Johnson, Various
Cover by: J.G. Jones
発行年 2017年 (連載されていたのは2002-3年頃)

公式サイトはこちら。


2019年9月30日月曜日

Wonder Woman (1987-2006) 各巻感想へのリンク

 1987年から2006年までのWonder Woman誌は、一度Wonder Woman (ワンダーウーマン、ダイアナ)のオリジンを仕切り直したうえでダイアナの仲間たちを増やし、Wonder Womanの世界を豊かに広げています。20年に及ぶシリーズですのでライターも多く、多様な作品が描かれました。

この20年の中の各シリーズの感想は以下をご覧ください。

  • #7-9 (George Perez期、チーター登場回。上のVol.1にも収録されています)







2019年9月29日日曜日

Wonder Woman by Greg Rucka Vol.1 感想

※Wonder Woman (1987-2006)の各シリーズの感想はこちらをご覧ください。

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

Greg Rucka氏がライターを務める作品は大体面白いし、氏が書いたRebirth期Wonder Womanも面白かったし――というわけで、そのものずばりのタイトルの"Wonder Woman by Greg Rucka"という単行本のVol. 1を読んでみました。

【基本情報】
Writer: Greg Rucka
Artists: Ray Snyder, J.G. Jones, Drew Johnson, James Raiz, Sean Phillips, Shane Davis
Cover by: J.G. Jones
発行年 2016年 (連載されていたのは2002-3年頃)

公式サイトはこちら。

2019年9月23日月曜日

Green Arrow (2016-2019) Vol. 3: Emerald Outlaw 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

Rebirth期Green Arrow誌の第3巻を読みました。Vol. 2に引き続いてのお話になります。この巻でもGreen Arrow (グリーンアロー、オリバー・クィーン)を主人公としながらもBlack Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)などの仲間たちが活躍します。


【基本情報】
Writer: Benjamin Percy
Artists: Carlos Alberto Rodriguez Vazquez, Gus Vazquez, Eleanora Carlini, Otto Schmidt, Juan Ferreyra
Cover by: Juan Ferreyra
発行年 2017年

公式サイトはこちら。


2019年9月22日日曜日

キャラクター紹介:バーバラ・ゴードン (バットガール/オラクル)

 バーバラ・ゴードン (Barbara Gordon) はある時期はバットガール (Batgirl)として、またある時期はオラクル (Oracle) として活動しています。
オラクルと名乗ったキャラクターはバーバラ・ゴードンのみですが、バットガールに関してはこれまで複数のキャラクターがバットガールを名乗っていますので注意が必要です。バーバラは2代目のバットガールです。

DCコミックス社の作品は、2011年と2016年に大規模な設定の更新があったために
・New52期以前 (2011年以前)
・New52期 (2011-2016年頃)
・Rebirth期 (2016年以降)
に大きく分かれます。本稿ではNew52期、Rebirth期の設定に重点を置いてまとめています。

2019年9月21日土曜日

Batgirl (2000-2006) Vol. 1-3 感想

 Cassandra Cainがバットガールとして活躍するシリーズのVol. 1 ~ Vol. 3を読みました。このシリーズ、73話まで続いたようなのですが現在電子書籍で買える単行本のVol. 1 ~ Vol. 3は37話まで収録されています。大体半分くらいが収録されていることになりますね。

【基本情報】
Writers: Scott Peterson, Kelley Puckett, Chuck Dixon
Artists: Robert Campanella, Damion Scott, John Lowe, Vince Giarrano, Phil Noto, Various
Cover by: Damion Scott, Robert Campanella
発行年 2016年~2017年(連載されていたのは2000年~2006年)

公式サイトはこちら。

2019年9月18日水曜日

Batgirl: Stephanie Brown Vol. 2 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

Vol. 1に続き、Stephanie Brown(ステファニー・ブラウン)がBatgirl(バットガール)を務めるシリーズの2巻を読みました。

【基本情報】
Writers: Bryan Q. Miller
Artists: Dustin Nguyen, Lee Garbett, Pere Perez, Various, Ramón F. Bachs
Cover by: Dustin Nguyen
発行年 2018年 (連載されていたのは2009年-2011年)

2019年9月16日月曜日

Batgirl: Stephanie Brown Vol. 1 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

Batgirl: Stephanie BrownのVol. 1を読みました。Spoilerというヒーローとして活躍していたStephanie Brown (ステファニー・ブラウン)がCassandra Cain(カサンドラ・ケイン)からバットガールのコスチュームを受け継ぎ、バットガールとしての活躍を始める短編集になっています。

【基本情報】
Writers: Various, Pere Perez, Trevor Scott, Bryan Q. Miller, Various
Artists: Lee Garbett
Cover by: Stanley "Artgerm" Lau
発行年 2017年 (連載されていたのは2009年-2011年)

公式サイトはこちら。

2019年9月15日日曜日

キャラクター紹介:ポイズン・アイビー

 女性ヒーローたちの話を読んでいるうちに、いつしかポイズン・アイビー (Poison Ivy) の知識もたまってきたのでまとめます。もともとヴィランとして登場した彼女ですが、最近の動向を見ていると半分くらいヒーローのポジションになっている気がします。
なお、彼女に関しては最近連載が完結したHeroes in Crisis (公式サイトはこちら) や連載中の Harley Quinn & Poison Ivy (公式サイトはこちら)で大きく設定が変わっている可能性があるのですが、筆者未読のためこれらの作品の前の情報をまとめています。

2019年9月14日土曜日

Trinity (2016-2018) Vol. 1: Better Together 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。


ポイズン・アイビー(Poison Ivy, Pamela Isley)が主要な役どころで出ているということを知ったので、スーパーマン (Superman, Clark Kent)、バットマン (Batman, Bruce Wayne)、ワンダーウーマン (Wonder Woman, Diana of Themyscira)の三人がチームを組むシリーズの、Rebirth期第一巻となります。
 
【基本情報】
Writer: Francis Manapul
Artists: Emanuela Lupacchino, Clay Mann, Francis Manapul, Ray McCarthy
Cover by: Francis Manapul
発行年 2017年

公式サイトはこちら。

2019年9月11日水曜日

Black Mask: Year of the Villain (2019-) 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 2019年夏のDCコミックス社のイベントの一つ、"Year of the Villain"の中でBatwoman (バットウーマン、ケイト・ケイン)とRenee Montoya(レニー・モントーヤ)が活躍するエピソードがありましたので読んでみました。一話完結のはずです。
 
 このイベントはLex Luthor (レックス・ルーサー)が様々な敵役たちに「より効果的にヒーローを倒したり、より効率よく利益を得たりする方法」を伝授してくれるというものらしく、筆者が現在連載を読んでいるJustice League Darkでも魔女キルケさんがルーサーの話に乗っています。
 この本では、ゴッサム市マフィアの大ボスであるBlack Maskがルーサーの提案に乗ります。
 
【基本情報】
Writer: Tom Taylor
Artist: Cully Hamner
発行年 2019年

公式サイトはこちら。

2019年9月8日日曜日

Superman/Batman Vol. 1: New Edition感想

 スーパーガール (Supergirl, Kara Zor-El)が初めて地球にやってくるエピソードは何度も描かれているようですが(Rebirth期のSupergirl Vol. 1 (感想はこちら)もそうですね)、このSuperman/Batmanに収録されているエピソードは血沸き肉躍る展開らしいので読んでみました。

【基本情報】
Writer: Jeph Loeb
Artists: Dexter Vines, Ed McGuinness, Michael Turner, Pat Lee
Cover by:Dexter Vines, Ed McGuinness
発行年 2014年 (連載されていたのは2004年頃)

公式サイトはこちら。


2019年9月7日土曜日

Batman & Robin Eternal Vol. 1-2 感想

 New52期のバットガール誌(感想はこちら)を読んでいたらSpoiler(スポイラー、ステファニー・ブラウン)が登場してきました。そういえばCassandra Cain (カサンドラ・ケイン) はNew52期にはあまり登場していないのだろうかと思って調べたところ、Batman & Robin Eternalという作品で満を持して登場したらしいので読んでみました。

【基本情報】
Writers: Scott Snyder, James T Tynion IV, Various
Artist:Various
Cover by: Sandu Florea, Tony S. Daniel
発行年 2016年

公式サイトはこちら。

2019年9月4日水曜日

Lois Lane: A Celebration of 75 Years 感想

 Lois Lane: A Celebration of 75 Yearsを読みました。デイリー・プラネット社の敏腕記者にしてSuperman (スーパーマン、クラーク・ケント)の恋人、後に妻となるLois Lane (ロイス・レーン)が活躍する作品を収めた一冊になります。
 
【基本情報】
Writers: Greg Rucka, Grant Morrison, John Byrne, Jerry Siegel, Various
Artists: John Byrne, Frank Quitely, Phil Jimenez, Joe Shuster, Various
発行年 2013年

公式サイトはこちら。

2019年9月1日日曜日

Titans (2016-) Vol. 2: Made in Manhattan 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

New52期Wonder Woman誌Vol. 7(感想はこちら)でそこに登場したDonna Troy(ドナ・トロイ)のことを書いたところ、Twitterでフォロワーさんから「Rebirth期のドナ・トロイの出自はTitansに描かれている」と教えていただきました。

ドナ・トロイについては海外ファンサイトで「設定が曖昧」と書かれているので何から読んだらいいかよく分からないでいたのですが、Rebirth期の設定が分かるということで早速読んでみました。

【基本情報】
Writer: Dan Abnett
Artists: Norm Rapmund, Brett Booth, Minkyu Jung
Cover by: Norm Rapmund, Brett Booth
発行年 2017年

公式サイトはこちら。

2019年8月25日日曜日

Green Arrow (2011-2016): War of the Clans (DC Essential Edition) 感想

※この本に続く、Vol.7-9の感想はこちらです。

 Rebirth期のGreen Arrow(感想はこちら)に登場するGreen Arrow(グリーンアロー、オリバー・クイーン)の異母妹、Emiko Queenの初登場はNew52期でのGreen Arrow誌#18らしいというわけで、Green Arrow誌#17-34話が収録されているこちらのエディションを読んでみました。
なお、New52期Green Arrow誌にはBlack Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)は登場しません。

【基本情報】
Writer: Jeff Lemire
Artists: Bill Sienkiewicz, Denys Cowan, Andrea Sorrentino
Cover by: Andrea Sorrentino

公式サイトはこちら。

2019年8月23日金曜日

Wonder Woman (2011-2016) Vol. 9 Resurrection 感想

※このシリーズの各巻感想は以下です。




Vol. 8に引き続き、New52期Wonder Woman誌のVol. 9を読みました。New52期Wonder Woman誌の最終巻になります。最終巻ということもあってか、Brian Azzarello氏がライターを務めたVol. 1~Vol. 6で活躍したゾラやその子のZeke(ゼウスが赤ちゃんとして生まれ変わった姿)、ゼウスの妻ヘラの活躍が楽しめます。
Finch氏がライターを務める今回のシリーズは、短編集的に読むほうが良かったみたいですね。3巻目にしてやっと分かりました。

【基本情報】
Writer: Meredith Finch
Artists: Scott Hanna, Miguel Mendonça, David Finch, Various
Cover by: David Finch
発行年 2017年

公式サイトはこちら。

2019年8月20日火曜日

Wonder Woman (2011-2016) Vol. 8 A Twist of Fate 感想

※このシリーズの各巻感想は以下です。



Vol. 7に引き続き、New52期Wonder Woman誌のVol. 8を読みました。Vol. 7で描かれた「ワンダーウーマン(ダイアナ)さんいろんな肩書が増えて忙しすぎ問題」は一定の解決を見たことになっているようで(根本的に解決はしていない気がするのですが……)、この巻では3つほどの別のエピソードを描いていきます。


【基本情報】
Writer: Meredith Finch
Artists: Jonathan Glapion, David Finch, Various, Ian Churchill
Cover by: Jonathan Glapion, David Finch
発行年 2016年

公式サイトはこちら。


2019年8月18日日曜日

Wonder Woman (2011-2016) Vol. 7 War-torn 感想

※このシリーズの各巻感想は以下です。



New52期Wonder Woman誌のVol. 7を読みました。Vol. 6までのストーリー(感想はこちら)を踏襲しながらも雰囲気はがらっと変わり、現実の厳しさを感じるお話になっていました。

【基本情報】
Writer: Meredith Finch
Artists: Richard Friend, David Finch, Various, Jonathan Glapion, Matt Banning
Cover by: Richard Friend, David Finch
発行年 2016年

公式サイトはこちら。


2019年8月17日土曜日

Birds of Prey (2010-2011) Vol. 2: Death of Oracle 感想

※このシリーズの各話感想は以下をご覧ください。


 2010-2011年のBirds of Preyは、なぜかVol. 2のみ電子化されています。セールで安くなっていた時に買ってみました。

【基本情報】
Writer: Gail Simone, Marc Andreyko
Inker: Jesús Saíz, Eber Ferreira, Vicente Cifuentes, JP Mayer, William Tucci, Pere Perez, Guillem March, Inaki Miranda, Diego Olmos
Colorist: Jesús Saíz, Rob Schwager, Nei Ruffino, William Tucci
Letterer: David L. Sharpe, Travis Lanham, DC Lettering
Cover by: Nei Ruffino
発行年 2011年

公式サイトはこちら。


2019年8月11日日曜日

キャラクター紹介:ブラックキャナリー (ダイナ・ランス)

 ブラックキャナリー (Black Canary)というキャラクターは、古くからいるキャラクターであり様々な作品にも登場しているため、設定が大変複雑なことになっています。
まず初代のブラックキャナリーは1947年に登場しました。格闘術を駆使し、Justice Society of Americaに所属して戦っていたようです。
この記事で紹介するブラックキャナリーは1969年に登場しています。とはいっても、最初は初代のブラックキャナリーと同一人物という予定だったはずが、他のキャラクターとの年齢の辻褄が合わないということから「実際には初代のブラックキャナリーの娘だった」ということにしたようです。

そして現在に至るまで様々なエピソードが積み重なり、作品ごとに時期ごとに設定が少しずつ変わり……という経過を経ています。

DCコミックス社の作品は、2011年と2016年に大規模な設定の更新があったために
・New52期以前 (2011年以前)
・New52期 (2011-2016年頃)
・Rebirth期 (2016年以降)
に大きく分かれます。New52期以前もいろいろ分類できるようなのですがそれは略。

全ての時期の設定を網羅するのは無理なので、本記事では基本的にRebirth期の設定を中心にまとめています。さらにいろいろな設定を知りたい場合には海外ファンサイト (DC Database | FANDOM powered by Wikia, Comicvineなど)をご覧ください。


 

【本名】

Dinah Lance (ダイナ・ランス)

【プロフィール】

登場当初は、刑事の父とヒーロー(初代ブラックキャナリー)の母の間に生まれ、母の後を継いでヒーローになったとされていた。

Rebirth期では以下のような設定になっている。
幼いころ、母が家を出て帰ってこなかったため里子となる。しかしその家の両親と会わなかったためある夜に家を抜け出した。ダイナは母が何か重大な使命のために働いていて帰ってこないのだと信じていた。ダイナは母のように強くなろうと道場で鍛錬を続ける。16歳の時に黒帯となり、母の生存を諦めながらも犯罪と闘う日々を始めた。

【スタイル】

金髪に網タイツがトレードマーク(下図)。昔の作品では金髪のウィッグをかぶっているという設定になっていたが、近年の作品ではもともと金髪ということになっているようだ。

 Green Arrow (2016-) #3より、Black Canary (Writer: Benjamin Percy, Artist: Juan Ferreyra, Cover by: Juan Ferreyra, DC Comics)


【能力】

Canary Cry (キャナリー・クライ):声帯から特殊な音波を出すことで周りの物を破壊したり人に衝撃を与えたりすることができる。
格闘術:柔道など、複数の格闘技に熟練している。

【性格】

陽気。歌を歌うのが好きなので、作品によってはロックバンドのシンガーとしても活動している。人格者でもあり、チーム内のメンバーが対立するとなだめ役に回ることも多い。

【家族関係】

Kurt Lance:

New52期 (2011-2016年頃)のダイナの夫。ダイナと共に、ある組織のエージェントとして活動していた。

Sin:

New52期以前に登場していた。DCコミックス界で随一の暗殺者Lady Shivaの娘。ダイナが一時期引き取って育てていた。ダイナのことはSisterと呼んでいた。New52期以降は登場しなくなってしまったようである。

【恋人】

Oliver Queen:

弓矢を駆使して戦うヒーロー、Green Arrowとして活躍している。New52期以前 (2011年以前)にはダイナと結婚したり離婚したりしていた。Rebirth期ではダイナの恋人として、また犯罪を防ぐスーパーヒーローとして共闘している。大会社Queen Industryの社長でもあり、人生観についてダイナとは意見の合わないところもある。

【友人】

女性ヒーローチーム、Birds of Preyのメンバーとは基本的に友人である。多くのヒーローとも仲が良い場合が多い。Justice League of Americaなどでの人望も厚い。

Barbara Gordon:

Batgirl。New52期以前は情報収集・分析のスペシャリストであるOracleとしても活動していた。Birds of PreyはOracleが指示、ダイナが行動という形でスタートしたチームである。共に活動する間に信頼関係を築き、プライベートで困ったことがあったときにも相談する仲。

Helena Bertinelli:

Huntressとして犯罪者や犯罪組織と戦うヒーローである。Birds of Preyの主要メンバーになっていることが多い。共に活動する間に信頼関係を築き、プライベートでも一緒に行動する関係になっている。


【主な登場作品】

とにかく登場作品が多いので、筆者が読んだ作品を中心に紹介します。なお、作品タイトルからリンクを貼っている場合リンク先はこのブログ内の感想です。


1969年 "Justice League of America"誌 #75 に初登場。

ヒーローとして活動する。

1987年 "Green Arrow: The Longbow Hunters" グリーンアローと共にシアトルに移住し新生活に胸を膨らませていたが、麻薬売買のことを調査する中で敵に捕らえられ、拷問を受ける。その影響でCanary Cryの能力を失う。

1999年 "Birds of Prey"誌でBarbara Gordonにスカウトされ、Birds of Preyとして活動を始める。活動の中で、Canary Cryの能力を復活させる出来事も起きる。

2006年 "Justice League of America"誌でヒーローチームJustice League of Americaの議長に選ばれる。

2011年 DC世界の大規模リランチ。以後、New52という世界観で物語が語られるようになる。

2011年 "Birds of Prey"誌に登場。New52期Birds of Preyのリーダーとして活躍する。

2015年 ソロ誌"Black Canary"刊行。ロックバンドのボーカルとして悪と戦う。

2016年 DC世界の大規模リランチ。以後、New52以前の世界設定とNew52の世界設定を合わせたRebirthという世界観で物語が語られるようになる。

2016年 "Batgirl and the Birds of Prey"誌に登場。Rebirth期 Birds of Preyの中心メンバーとして活躍する。

2016年 "Green Arrow"誌に登場。Green Arrowのパートナーとして犯罪組織と戦う。


【何を読めばいいの?】

邦訳されている作品でブラックキャナリーの話が収録されているのものには、"ハーレイ・クイン&バーズ・オブ・プレイ"(公式サイトはこちら)があります。


原書では入手のしやすさから、New52期やRebirth期の作品が読みやすいです。ただし、New52期は他の時期の作品と比べて設定が特殊になっていることが多いと感じます。

Batgirl and the Birds of Prey: Batgirl, Huntressと同じチームで事件の解決に携わるブラックキャナリーの姿が見られます。全3巻と短いですが、後半に進むにつれ他のヒーローたちも登場してきて楽しむことができます。

Black Canary: New52期のブラックキャナリーのソロ誌です。ロックバンドのボーカルとして活躍しながら敵と戦うブラックキャナリーの姿が見られます。

Green Arrow (2016-2019): Green Arrowと恋人関係になりつつ、犯罪組織と戦うブラックキャナリーの姿が見られます。

この記事からリンクを張っている記事以外にも、ブラックキャナリーの登場作品の感想を書いています。Black Canary (Dinah Lance)のラベルがついている作品をご覧ください。

2019年8月10日土曜日

Justice League of America (1960-1987) #75感想 -ダイナ・ランス初登場?-

※Justice League of America (1960-1987)の各話感想は以下をご覧ください。

 Black Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)は海外ファンサイト等によると1969年のJustice League of America #75で初登場したことになっています。電子書籍で購入できるので、購入して読んでみました。
(※2021/10/10追記 Comixologyからは電子書籍で購入できるのですが、現時点でAmazonからは発売していないようです。)
 
【基本情報】
Writer: Dennis O'Neil
Penciller: Dick Dillin
Inker: Joe Giella
Cover by: Carmine Infantino
発行年 1969年

表紙はこんな感じです。ブラックキャナリー、こういうキャラクターではないのですがなぜこんな表紙になっているのかは謎です。



2019年8月6日火曜日

Green Arrow (2016-2019) Vol. 2: Island of Scars 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。


Vol. 1(感想はこちら)に引き続きVol. 2の感想です。このBenjamin Percy氏の作品、タイトルはGreen Arrowですが実際にはGreen Arrow (グリーンアロー、オリバー・クィーン)とBlack Canary(ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)とEmiko Queen(エミコ・クィーン、オリバーの異母妹)の3人の物語を描こうとしているのかもしれないと思いました。

【基本情報】
Writer: Benjamin Percy
Artists: Stephen Byrne, Juan Ferreyra, Otto Schmidt
Cover by: Otto Schmidt
発行年 2017年

公式サイトはこちら。



2019年8月4日日曜日

Green Arrow: The Longbow Hunters 感想

 初期のBirds of Prey (感想はこちら)では、Black Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)は特殊能力であるCanary Cryを使えないという設定になっています。その理由はこの"Green Arrow: The Longbow Hunters"で敵に捕らえられて拷問を受けたことにあるらしい――と知ったので、この作品を読んでみました。
 
【基本情報】
Writer: Mike Grell
Artist: Mike Grell
Cover by: Mike Grell
発行年 2012年 (※単行本の発行年。連載されていたのは1987年)

公式サイトはこちら。

2019年8月3日土曜日

Green Arrow (2016-2019) Vol. 1: The Death and Life of Oliver Queen 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。


Black Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)がそれなりの役どころで出ているということでRebirth期のGreen Arrow誌第一巻を読んでみました。第一巻だけあり、人物説明が親切です。

【基本情報】
Writer: Benjamin Percy
Artists: Juan Ferreyra, Otto Schmidt
Cover by: Juan Ferreyra
発行年 2017年

公式サイトはこちら。