Zatanna: The Jewel of Gravesendを読みました。ザターナがいつもとは少し違う設定で活躍する物語です。
Written by: Alys Arden
Art by: Jacquelin de Leon
発行年 2022年
公式サイトはこちら。
Zatanna: The Jewel of Gravesendを読みました。ザターナがいつもとは少し違う設定で活躍する物語です。
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2018年から連載されたCatwoman誌のVol.1-3を読みました。Batman (バットマン、ブルース・ウェイン)と結婚寸前までいきながら破局し、傷心でゴッサムを離れたCatwoman (キャットウーマン、セリーナ・カイル)の物語になっています。
公式サイトはこちら (Vol. 1)。
Knight TerrorsはDCコミックスの2023年夏のイベントです。敵の攻撃により、悪夢の中に閉じ込められるヒーローたち。果たして脱出できるのか――というのが全体の流れになっています。
様々なキャラクターを主人公にした2話ずつの短編が発表されましたが、基本的には悪夢世界の中のヒーローたちを描く物語のようです。
一方、ザターナが主役のこの短編は少し違っていて、悪夢世界に入るのを逃れたザターナが事態の打開に向けて頑張る展開になっています。他の短編を読まなくても、「ヒーローたちがほとんど悪夢世界に閉じ込められてしまったらしい」ということだけ押さえておけばこの短編だけで読めます。
ザターナと一緒に戦うのがRobotman (ロボットマン)で、この人 (ロボット)はDoom Patrolのメンバーだそうです。筆者は初めてこのキャラクターを意識して読みました。
なお、この記事の一番後ろにネタバレを含む形で書いていますが、ザターナファンにはおすすめできる一作だと思いますのでぜひ読んでみてください。
Batman: Urban LegendsのVol. 3を読みました。このコミックはゴッサム関係の様々なキャラクターを取り上げたアンソロジーという形式になっています。いくつもの短編が収録されていたVol. 2とは対照的に、この巻に掲載されているのは
・Batman (バットマン、ブルース・ウェイン)とZatanna (ザターナ)の話
・バットマンの犬、Aceの話
の2作です。この記事で取り上げるのはもちろんザターナの話です。
今、アメコミを読むためには紙で読む方法と電子版で読む方法があります。米国外に住んでいても紙版を購入することはできますが、電子版の方が圧倒的に楽ですね。
最近の作品は紙版も電子版も同日の発売ですから、米国外では電子版の方が早く手に入りますし。
電子版が登場する以前の作品に関しては、順次電子書籍化がなされているようです。電子化の順番についてはおそらく人気順で、Action ComicsやDetective Comicsは古い作品も電子化されています。
2021年の12月末に、突然Zatanna Special (感想はこちら)とZatanna (1993) #1が電子化され、簡単に購入できるようになりました。
DCコミックスが唐突に「今、ザターナが熱い!」と思ったのかどうか分かりませんが、筆者としてはとにかくこの2冊を早速買って読んでみたわけです。
Zatanna Specialの方は一話完結だったのですぐに感想を書きましたが、Zatanna (1993) #1の方は明らかに続きものでした。調べてみると全4話のシリーズだったようです。ということで続きが電子化されるのを待っているのですが、中々電子化されそうにない……というわけで、自分の覚書的な感想です。
とにかく続きを早く電子化してもらいたいものです。
※このシリーズの各話感想はこちらをご覧ください。
2021年から連載されていたJustice League Dark (JLD)が一段落したようなのでここで一度まとめておくことにしました。
この記事のタイトルがとても分かりにくいですが、2021年に始まったInfinite Frontier期ではJustice League DarkがJustice League誌のバックアップストーリー ――Justice League誌の後半に、毎月10ページくらい分のJLDが収録されるという形態になりました。その結果"Justice League Dark"というタイトルのコミックは発売されないことになりました。Amazon等で"Justice League Dark"で検索しても2021年3月からのJLDは出てきませんので気を付けましょう。
メインライターのRam Vのツイートによると、JLDはJLDのエピソードをまとめた単行本を発売するようなので今から読みたい方はそちらを待つ方が間違えないかもしれません。
ストーリーの順番としては、Justice League誌 #59-70掲載分→Justice League Dark Annual→Justice League誌 #71掲載分です。
公式サイトはこちら (Justice League #59)
電子版の試し読み用ページでは本の後半に収録されているJLDの部分を読めないことが多いので、Justice League #59の時のRam Vのツイートを貼っておきます。こんな雰囲気なのです。
The Return! DC said I could share with you all page #1 of the Justice League Dark story which will be part of Justice League #59 next week! New story arc begins here. And so, a great point to jump on for new readers and great point to keep going for the old ones ;) pic.twitter.com/a7bDcpVVtz
— Ram V (@therightram) March 9, 2021
1987年に発売されたZatanna Specialが電子版になったので、早速読んでみました。ザターナ主役の短編で、この一冊で完結するので読みやすいです。時期としてはSwamp Thing #50 (感想はこちら)でお父さんが亡くなった後の話になりますね。
※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。
2006年からスタートしたシリーズ、Justice League of Americaの単行本、When Worlds Collideを読みました。実質Vol. 6にあたります。同時期に進行していた大型イベント、Final Crisisの影響を大きく受けているようです。
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DCコミックス社は数年に一度設定をリセットしたり世界観の雰囲気を少し変えたりしています。2016年に始まったRebirth期は2020年に終わり、2021年からInfinite Frontier期と呼ばれる新しい時期になりました。とはいえ、Infinite Frontier期は今のところRebirth期に直結していると言っていい様子で、大きく設定が変わっているわけではありません。
Rebirth期の最後を飾った大規模イベントがDark Nights:Death Metalです。多くのヒーローたちを巻き込んだ巨大イベントだけに、そこから派生した様々な作品が生まれました。
今回読んだ作品も、その中の一冊です。コンセプトとしては「Dark Multiverseと呼ばれる最悪の世界で、DCコミックスでこれまで描かれてきたエピソードが迎えていたバッドエンドを語る」というもののようです。
本作の場合、Wonder Woman: War of the Gods (公式サイトはこちら ※筆者未読) というエピソードをベースにバッドエンドを迎える様子を描いています。
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※このシリーズの各話感想はこちらをご覧ください。
DCコミックス社のヒーローを一人ずつ主役にして3話程度の短編を連載するTruth & Justice誌の#19-#21はザターナが主役でした。
Amazonのページはこちら。購入及び数ページ分の試し読みができます。
※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。
表紙にZatanna (ザターナ)が格好良く載っているJustice League of Americaを読みました。ザターナをはじめ、Vixen (ビクセン、マリ・マッケイブ)、Black Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)、Hawkgirl (ホークガール、ケンドラ・ソーンダーズ)などの女性ヒーローの気になる描写がたくさんある巻でした。
なおTPB (単行本)にナンバリングがないのですが、この巻は実質的にこのシリーズのVol. 5にあたります。
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※このシリーズの各話感想はこちらをご覧ください。
2021年1月~2月、DCコミックス社は"Future State"というタイトルのコミックを多数出版しました。Future Stateという名前の通り、DCコミックス社のヒーローたち起き得る未来を描いています。どうも3月から始まるInfinite Frontierという時期のヒーローたちが、悪くするとFuture Stateのような未来にたどり着いてしまうというコンセプトらしいです。
Zatanna (ザターナ)たち、魔法を使う者たちの戦いを描いたJustice League Darkの物語も出版されました。が。雑誌のタイトルとしてはあくまでJustice Leagueで、Justice Leagueのお話が終わった後の20ページ分にJustice League Darkが掲載されています。3月以降もこの形態らしく (Back-up storyというみたいです)、Ram V氏のJustice League Darkが読めるのは嬉しいけれど雑誌のタイトルからは消えてしまっているのは寂しい……という状況です。せめて単行本はJustice League Darkというタイトルで出してほしいものです。
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子供向けに発売されているZatanna and the House of Secretsを読みました。夜に読むのにちょうどよい、ほのぼのとしたお話です。対象年齢は小学校低学年くらいでしょうか。
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Rebirth期Justice League Darkの#28 (感想はこちら)、Upside-Down Manとの戦いではザターナとその父ザターラがゆっくり話すひと時が生まれました。この記事ではザターナと父ザターラの歩みに思いを馳せつつ、ザターナの今後についても想像したいと思います。
なお、ザターナの登場作品についてネタバレもしていますのでお嫌いな方はご注意ください。
DCコミックス界における魔法を使うヒーローたちの活躍を中心に描くJustice League Darkは、Otherkindsと呼ばれる古来の魔法の使い手の襲来と彼らとの戦いを描いています。Otherkindsの代表的な存在であるUpside-Down Manとの戦いがついに決着の時を迎えました。
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※このシリーズの各話感想はこちらです。
Wonder Woman: Agent of Peace の第15話を読みました。このシリーズは新型コロナウィルスの流行をきっかけにして出版されるようになった、電子版のみの一話完結型のシリーズです。
この15話にはザターナが登場するらしいということで読んでみました。
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