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2023年7月25日火曜日

Aquamen (2022-)感想 -尻切れトンボ感は否めない-

  2022年から始まったAquamen誌を読みました。全6話なので、ミニシリーズサイズですね。

 Rebirth期Aquaman誌(感想はこちら)の影響で民主主義国家になったアトランティスと地上世界の間のトラブルを題材に、Aquaman (アクアマン、アーサー・カリー)からAquamanの名を引き継いだJackson Hyde (ジャクソン・ハイド)の活躍を主に描く作品です。 

 女性キャラクターとしてはアーサーの妻でアトランティスの元女王であるMera (メラ)、アーサーの義理の姉妹にあたるTula (トゥラ)、それにBatwoman (バットウーマン、ケイト・ケイン)が登場します。 

【基本情報】
Author: Chuck Brown, Brandon Thomas
Cover Art: Travis Moore, Adriano Lucas, Kael Ngu, Nick Robles, Scott Williams, Alex Sinclair, Jim Lee, Alexis Franklin, Mico Suayan, Tony Avina, Fico Ossio, Dan Mora, Joe Phillips, David Talaski, Philip Tan, Daniel Henriques, Elmer Santos
Artists: Sami Basri, Max Raynor, Vicente Cifuentes
Colorist: Hi-Fi
発行年 2022年 


公式サイトはこちら。

Amazonのサイトはこちら。


2023年3月5日日曜日

キャラクター紹介:トゥラ

  トゥラ (Tula)はAquaman関係のコミックに登場してくるキャラクターです。かつてはAquagirl (アクアガール)を名乗り、若手ヒーローとして戦っていたこともありましたが、コミックではアクアガールとしての活躍はあまり描かれていません。

 DCコミックス社の作品は2011年に大規模な設定の更新があり、その後も五年に一度程度少しずつ設定が変わるタイミングがあるので

  • New52期以前 (2011年以前)
  • New52期 (2011-2016年頃)
  • Rebirth期 (2016年以降)
  • Infinite Frontier期 (2021年以降)

 ……というように時期によって分類できます。2011年以前もいろいろあるのですがそれは略します。トゥラは1967年に初登場したのちに1985年のCrisis on Infinite Earthsで死亡しました。そして2011年以降に復活し、大きく活躍の場が増えましたが、1985年以前のトゥラとはほぼ関係のないキャラクターになっています。

 Aquagirlとして活動したのは1967年~1985年の間です。この記事では、基本的には2011年以降の設定を中心に紹介しているため、Aquagirl時代のトゥラにはほとんど触れません。なお、Aquagirlを名乗ったキャラクターはトゥラ以外にもいるため注意が必要です。

2023年2月25日土曜日

Aquaman: Deep Dives 感想 -メラとトゥラの女子会-

  Aquaman: Deep Divesを読みました。Covid-19が流行してからしばらくの間、DCコミックスでは電子書籍でのみ発売されるコミックというものを出版していました。その中の一つのシリーズである"Aquaman: Deep Dives"の一部作品をまとめたのがこちらの単行本です。

 このデジタルファースト形式のコミック、長くても2-3話で終わりますし価格も安いですし、「ちょっとコミックを読みたいな」という気分の時に手軽に読めるので良かったのですが、最近は出版されなくなってしまって残念です。この単行本も、アクアマン関係の人たちの活躍を手軽に読みたいときにおすすめです。 

 この記事では、メラとトゥラの女子会である"Girl's Night Out"を取り上げたいと思います。もともとはAquaman: Deep Dives #9に収録されていた作品です。

 

【基本情報】(※スタッフは"Girl's Night Out"のスタッフのみ。)
Writer: Andrea Shea
Artist: Isaac Goodhart
Colors: Cris Peter
Letters: Ryan CHristy
発行年 2021年

公式サイトはこちら。

AQUAMAN: DEEP DIVES | DC

Dive into both the old and new complexities of Aquaman's legacy in this collection of classic tales and new imaginings from talent like Geoff Johns, Marv Wolfman, Tom Taylor, Steve Orlando, and more! Discover threads from the Aquaman mythology featuring...


2022年6月19日日曜日

Aquaman (2016-) Vol. 3 Crown of Atlantis 感想: 王様は国民のために働きましょう

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 Rebirth期AquamanのVol. 3を読みました。王として安定して統治していくには内政が大切、という教訓が得られるお話になっています。

【基本情報】
Written by: Dan Abnett
Art by: Philippe Briones, Wayne Faucher, Scot Eaton, Andrew Hennessy, Bradley Walker
Cover by: Andrew Hennessy, Bradley Walker
発行年 2017年


公式サイトはこちら。


2022年6月15日水曜日

Aquaman (2016-)

 2016年に始まったRebirth期Aquaman誌は、アトランティスの王アクアマンを主役に据えながら彼の恋人のメラ、彼の異父兄弟の異母姉妹トゥラといった女性キャラクターも豊かに描いています。

Vol. 1-2: The Drowing, Black Manta Rising

Vol. 3: Crown of Atlantis

Vol. 4: Underworld

Vol. 5-6: The Crown Comes Down, Kingslayer

~ここでメインライター変更に伴う巻数リセット~

Vol. 1-2: Unspoken Water, Amnesty

Vol. 3: Manta vs Machine

Vol. 4: Echoes of a Life Lived Well 


2022年6月6日月曜日

Aquaman (2011-2016) Vol. 8: Out of Darkness 感想 -入りはほのぼの、最後はビターに-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


 2011年から始まったNew52期Aquaman誌のVol. 8を読みました。New52期最終巻です。とはいってもライターが変わったこともあり、大団円的な最終巻というよりは「またすぐ次の話が始まりそう」という終わり方でした。

 

【基本情報】
Written by: Dan Abnett
Art by: Various, Scot Eaton, Norm Rapmund, Brett Booth
Cover by: Norm Rapmund, Brett Booth
発行年 2017年


公式サイトはこちら。


2022年5月25日水曜日

Aquaman (2011-2016) Vol. 6: Maelstrom 感想 -王家の掟-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 2011年から始まったNew52期Aquaman誌のVol. 6を読みました。この巻にはなんと! メラがXebelでいかに育ち、いかにAquaman (アクアマン、アーサー・カリー)と出会い、いかに恋に落ちたかが語られています!

 そして死んだと思われていたアーサーの母が実は……というエピソードに、王家の大変さを感じる一冊です。


【基本情報】
Art by: Various, Sean Parsons, Paul Pelletier
Cover by: Sean Parsons, Paul Pelletier
Written by: Jeff Parker
発行年 2016年


公式サイトはこちら。


2022年5月22日日曜日

Aquaman (2011-2016) Vol. 5: Sea of Storms 感想 -策士メラ-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


  2011年から始まったNew52期Aquaman誌のVol. 5を読みました。

 これまで読んだ巻ではAquaman (アクアマン、アーサー・カリー)の恋人であるMera (メラ)は海中のXebelという国出身で水を自在に操る強力なパワーを持つことは描かれていました。ただ正直な感想としてはあまりメラを個人として描く描写にはなっていないな……と感じていました。

 ところがこの一冊ではメラとアクアマンが別行動をとっていることが多く、策士にして戦士であるメラの姿がしっかり描かれています。Wonder Woman (ワンダーウーマン、ダイアナ)と共闘する場面もありますよ。

 

【基本情報】
Art by: Various, Sean Parsons, Paul Pelletier
Cover by: Sean Parsons, Paul Pelletier
Written by: Jeff Parker
発行年 2014年


公式サイトはこちら。


2019年1月20日日曜日

MERA: Queen of Atlantis #1-#6 感想

 今回は映画「アクアマン」公開が近いので"MERA: Queen of Atlantis #1-#6"の感想です。筆者はセール時に一話ずつ購入したものを読みましたが、単行本 (TPB)も出ています。単行本はこちらから購入できます。

【基本情報】
Writer: Dan Abnett
Artist: Lan Medina, Norm Rapmund
Cover: Nicola Scott

発行年 2018年

公式サイトはこちら (#1)。