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2022年1月1日土曜日

Batman and the Outsiders (2018-) Vol. 2: A League of Their Own 感想 -弱みを見せられる強み-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

  Rebirth期Batman and the OutsidersのVol. 2を読みました。Ra's al Ghul (ラーズ・アル・グール)がSophia Ramos (ソフィア・ラモス)という女性に無理やりスーパーパワーを与え彼女を誘拐したところから始まったこのシリーズですが、ラーズとBatman (バットマン、ブルース・ウェイン)の私闘という雰囲気になってきます。

 

【基本情報】
Writer: Bryan Hill
Artists: Dextor Soy, Cian Tormey
Colorists: Veronica Gandini, Adriano Lucas
Letteres: Clayton Cowles, Carlos M. Mangual
Collection Cover Artists: Tyler Kirkham, Arif Prianto
発行年 2020年


Amazonのページはこちら。


2021年5月14日金曜日

DC Festival of Heroes (2021-) #1: The Asian Superhero Celebration 感想

※このシリーズの他の作品への感想はこちら。 

 DC Festival of Heroes (2021-) #1: The Asian Superhero Celebrationを読みました。DCコミックス社のヒーローコミックに登場するアジア系ヒーローの活躍する短編をまとめたオムニバス作品です。

 いずれも10ページ以内で終わる作品なので、あっさりとした読後感になっています。

 

 この企画がいつ提案されたものか分かりませんが、2021年5月に出版されるということは当然アメリカでのアジア系へのヘイトクライムを意識したものになります。収録されているコミックが全部終わった後のあとがきスペースには"Stop Asian Hate"というコラムのようなものが掲載されていますし、Katana (カタナ、タツ・ヤマシロ)が主役の短編では「アジア系住民のイベントにやってくるヘイト団体にみんなで対応する」というかなりストレートなお話になっています。

 とはいえ、それ以外のストーリーは直接的にはアジア系へのヘイトのことを意識させないものでした。

 

【基本情報】
Writers: Aniz Adam Ansari, Amy Chu, Sarah Kuhn, Minh Le, Dustin Nguyen, Greg Pak, Pornsak Pichetshote, Mariko Tamaki, Ram V, Alyssa Wong, Gene Luen Yang
Pencils: Gurihiru, Jen Bartel, Sami Basri, Bernard Chang, Sean Chen, Jim Cheung, Cliff Chiang, Sumit Kumar, Jae Lee, Francis Manapul, Audrey Mok, Dustin Nguyen, Trung Le Nguyen, Marcio Takara, Philip Tan, Alexandre Tefenkgi, Marcus To, Kevin Wada, Victoria Ying
Inks: Gurihiru, Jen Bartel, Sami Basri Bernard Chang, Jim Cheung, Cliff Chiang, Sumit Kumar, Jae Lee, Francis Manapul, Audrey Mok, Dustin Nguyen, Trung Le Nguyen, Norm Rapmund, Marcio Takara, Philip Tan, Alexandre Tefenkgi, Marcus To, Kevin Wada, Victoria Ying
Colored by: Gurihiru, Jen Bartel, Jordie Bellaire, Rain Beredo, Sebastian Cheng, Cliff Chiang, June Chung, Romulo Fajardo Jr., Sunny Gho, Francis Manapul, Dustin Nguyen, Trung Le Nguyen, Kevin Wada, Victoria Ying
Cover by: Jim Lee, Alex Sinclair, Scott Williams
発行年 2021年

公式サイトはこちら。


 表紙が格好いいですが、表紙に大きく描かれている人でも全く登場しない場合があるという状況になってしまっています。表紙に登場する女性ヒーローは登場するので安心して大丈夫です。


 

2020年10月17日土曜日

Batman and the Outsiders (2019-) Vol. 1: Lesser Gods 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


  2018年から連載されているBatman and the Outsiders第1巻を読みました。Batman (バットマン、ブルース・ウェイン)がOutsidersというチームを率いるのは久しぶりだと思います。

【基本情報】
Written by: Bryan Edward Hill
Art by: Dexter Soy, Cian Tormey
Cover by: Tyler Kirkham, Arif Prianto
発行年 2020年

公式サイトはこちら。


 表紙はこちらです。Black LightningにKatana、OrphanといったこれまでのOutsidersに入っていたメンバーに加え、Signal(黄色いコスチュームのヒーロー)もメンバー入りです。



2020年4月2日木曜日

Batman and the Outsiders #1-#10 感想

 Batman and the Outsidersの#1-#10を読みました。この作品ですが、ComixologyではOutsiders (2007-2011)というシリーズ名になっています。
 
【基本情報】
Writers: Chuck Dixon
Pencillers: Julian Lopez, Carlos Rodriguez, Ryan Benjamin
Inkers: Bit, Saleem Crawford
Cover by: Doug Braithwaite, Ryan Sook, Eric Battle, Jim Calafiore
発行年 2007年

公式サイトはこちら。

2020年3月23日月曜日

Wonder Woman: Paradise Found 感想

※Wonder Woman (1987-2006)の各シリーズの感想はこちらをご覧ください。

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

Wonder Woman: Paradise Lostの続編にあたる、Paradise Foundを読みました。前作ではゴッサム市やセミッシラ島が舞台になっていましたが、今作は世界を揺るがすスケールの事件も起きています。

【基本情報】
Writer: Phil Jimenez
Pencillers: Brandon Badeaux, Phil Jimenez, Travis Moore, Adam Hughes
Inkers: Adam Hughes, Lary Stucker, José Marzán, Jr., Andy Lanning, Kevin Conrad, Marlo Alquiza
Colorist: Adam Hughes
発行年 2004年

公式サイトはこちら。

2020年1月13日月曜日

キャラクター紹介:カサンドラ・ケイン (オーファン/バットガール)

 カサンドラ・ケイン (Cassandra Cain) は登場後すぐはバットガール (Batgirl)として活動していましたが、その後はバットガールをやめ様々なヒーロー名を名乗っていました。

DCコミックス社の作品は、2011年と2016年に大規模な設定の更新があったために
・New52期以前 (2011年以前)
・New52期 (2011-2016年頃)
・Rebirth期 (2016年以降)
に大きく分かれます。
カサンドラはNew52期以降はOrphan(オーファン)というヒーロー名で活動しています。オーファンと名乗ったヒーローはカサンドラ一人ですが、バットガールと名乗ったヒーローはカサンドラのみではないため注意が必要です。

2020年1月12日日曜日

Teen Titans (2003-2011) #43-46 感想

※このシリーズの各話感想は以下をご覧ください。
  • BOOK 1
  • BOOK 2
  • BOOK 3 (以上、Teen Titans by Geoff Johnsのシリーズ)
  • #43-#46 (カサンドラ・ケインゲスト回)
  • #66-#69 (キャシー・サンズマークが目立つ回)




 2011年の大規模設定リセットの前はBatgirlとしても活動していたCassandra Cain (カサンドラ・ケイン)がバットファミリーを裏切った、という衝撃的な展開を見せたRobin (1993-2009) #150-#151 (感想はこちら)の後の顛末がTeen Titans誌に描かれているそうなので読んでみました。
 
 Teen Titansは主に10代の若手ヒーローたちからなるチームですが、この頃はRobinとして活動していたTim Drake(ティム・ドレイク)、またRavenやCyborg他多数がそのメンバーとして活躍していたようです。
 
【基本情報】
Writer: Geoff Johns, Adam Beechen
Penciller: Tony S. Daniel, Al Barrionuevo
Inker: Jonathan Glapion, Edwin Rosell, BIT
Colorist: Richard Horie, Tanya Horie, Hi-Fi, Jonathan Glapion, Marta Martinez
Cover by: Tony S. Daniel
Cover Color by: Richard Horie, Tanya Horie, Moose Baumann
発行年 2007年

公式サイトはこちら (#43)。

2020年1月8日水曜日

Robin (1993-2009) #150-#151感想

※このシリーズの各話感想は以下をごらんください。
  • #150-#151 (カサンドラ・ケインゲスト回)
  • #171-#174 (ステファニー・ブラウンゲスト回)


 Cassandra Cain(カサンドラ・ケイン)はNew52期以前にはBatgirl(バットガール)も務め、バットマンからの信頼も篤いキャラクターです。が、そんな彼女がバットファミリーを裏切っていたことがあるそうなので読んでみました。

この頃、前提としてBatman(バットマン、ブルース・ウェイン)はいないらしく、このエピソードでは彼の相棒のRobin (ロビン)が一人で頑張っています。この作品でロビンを務めているのはTim Drake(ティム・ドレイク)です。

【基本情報】
Writer: Adam Beechen
Penciller: Freddie E Williams II
Inker: Freddie E Williams II
Colorists: Prentis Rollins, Patrick Gleason, Nathan Eyring, Guy Major
Cover Color by: Moose Baumann
発行年 2006年

公式サイトはこちら。

2019年11月14日木曜日

Convergence: Batgirl 感想

 Convergenceと名のついたシリーズは、独特の世界観のもとに作られています。簡単に説明しますと、
・各地の町がドームで覆われ、外部との連絡が遮断される
・やがて各地の町同士で戦うように仕向けられ、勝者の町の人々は助かる(ようだ)

というものです。何でそんなことになるのか良く分からないと思った方、正直筆者にも良く分かっていません。ただ、この設定を踏まえることで終末を強く意識した物語が描かれることになります。今回読んだConvergence: Batgirlは、かつてバットガールを務めたStephanie Brown(ステファニー・ブラウン)とCassandra Cain(カサンドラ・ケイン)に、Red Robinとして活躍するTim Drake(ティム・ドレイク)を加えた3人を中心に描いています。

【基本情報】
Writer: Alisa Kwitney
Artists: Mark Pennington, Rick Leonardi
Cover by: Dan Green, Rick Leonardi
発行年 2015年

公式サイトはこちら (#1)。

2019年9月21日土曜日

Batgirl (2000-2006) Vol. 1-3 感想

 Cassandra Cainがバットガールとして活躍するシリーズのVol. 1 ~ Vol. 3を読みました。このシリーズ、73話まで続いたようなのですが現在電子書籍で買える単行本のVol. 1 ~ Vol. 3は37話まで収録されています。大体半分くらいが収録されていることになりますね。

【基本情報】
Writers: Scott Peterson, Kelley Puckett, Chuck Dixon
Artists: Robert Campanella, Damion Scott, John Lowe, Vince Giarrano, Phil Noto, Various
Cover by: Damion Scott, Robert Campanella
発行年 2016年~2017年(連載されていたのは2000年~2006年)

公式サイトはこちら。

2019年9月7日土曜日

Batman & Robin Eternal Vol. 1-2 感想

 New52期のバットガール誌(感想はこちら)を読んでいたらSpoiler(スポイラー、ステファニー・ブラウン)が登場してきました。そういえばCassandra Cain (カサンドラ・ケイン) はNew52期にはあまり登場していないのだろうかと思って調べたところ、Batman & Robin Eternalという作品で満を持して登場したらしいので読んでみました。

【基本情報】
Writers: Scott Snyder, James T Tynion IV, Various
Artist:Various
Cover by: Sandu Florea, Tony S. Daniel
発行年 2016年

公式サイトはこちら。

2019年4月30日火曜日

Batman: No Man's Land Vol. 3 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。
Vol. 1、Vol. 2に引き続きVol. 3の感想です。 ゴッサム市を襲った大地震の後、米政府はゴッサム市を放棄することを決断。住民にゴッサム市を離れるよう促し、市につながる橋を爆破する。しかし様々な事情で市外に移動できない住民、移動したがらない住民はゴッサム市に留まった。そして米政府の手を離れたゴッサム市はギャング団が縄張りを奪い合う無法地帯と化したのであった――というあらすじのこのシリーズ。短編を積み重ねる形で無法地帯のゴッサム市を描き出していきます。

【基本情報】
Writers: Dennis O'Neil, Chuck Dixon, Larry Hama, Ian Edginton
Artists: Paul Ryan, Paul Gulacy, Roger Robinson, Sergio Cariello
Cover by: Dale Eaglesham, Danny Miki
発行年 2012年 (NEW EDITION版)

  公式サイトはこちら。


2019年2月6日水曜日

Detective Comics (2016-) Vol. 7: Batmen Eternal 感想

※Rebirth世界のDetective Comics各巻の感想はこちらをご覧ください。

Vol. 7はこれまで読んできたDetective Comics (2016-)、Rebirth世界のDetective Comics誌でTynion IV氏が原作を担当する最終巻(今のところ)になります。
Vol. 6までの流れを踏まえつつ、登場したバットファミリー(バットマン、レッドロビン、バットウーマン、カサンドラ、スポイラー)のそれぞれの結末が描かれます。まさにTynion氏の最終巻にふさわしい一冊だと思いました。今回、かなり感想が長くなっています。


【基本情報】
Writer: James T Tynion IV
Artists: Eddy Barrows, Javier Fernandez, Alvaro Martinez, Various
Cover by: Eddy Barrows
発行年 2018年

公式サイトはこちら。


2019年2月4日月曜日

Detective Comics (2016-) Vol. 6: Fall of the Batmen 感想

※Rebirth世界のDetective Comics各巻の感想はこちらをご覧ください。

この巻にはRenee Montoyaが登場しません。が、この後のVol. 7に登場するのでVol. 6も読んでおいた方がストーリーも分かって楽しめるだろうと思い読んでみました。異色な存在ながらバットファミリーとして活躍していたClayface (クレイフェイス、本名: Basil Karlo)に焦点を当てたお話です。

【基本情報】
Writer: James T Tynion IV
Artists: Various, Eddy Barrows, Miguel Mendonça, Joe Bennett
Cover by: Guillem March
発行年 2018年

公式サイトはこちら。

2019年1月17日木曜日

Detective Comics (2016-) Vol. 3: League of Shadows 感想

※Rebirth世界のDetective Comics各巻のこちらをご覧ください。

Renee Montoyaが出ているということで、Detective Comics Vol. 3を読んでみました。今回はそれほど登場していないですね。

【基本情報】
Writer: James T Tynion IV
Artists: Various, Fernando Blanco, Christian Duce Fernandez, Marcio Takara
Cover by: Eber Ferreira, Eddy Barrows
発行年 2017年

公式サイトはこちら。


2019年1月16日水曜日

Detective Comics (2016-) Vol. 2: The Victim Syndicate 感想

※Rebirth世界のDetective Comics各巻の感想はこちらをご覧ください。


Renee Montoyaが出ているということで、Detective Comics Vol. 2を読んでみました。Vol. 1では見開き1ページのみの登場でしたが、今回はだいぶ登場シーンが増えています。

【基本情報】
Writers: Marguerite Bennett, James T Tynion IV
Artists: Ben Oliver, Alvaro Martinez, Eddy Barrows
Cover by: Jason Fabok
発行年 2017年

公式サイトはこちら。