Mariko TamakiのSupergirl誌を読みました。2024年のAction Comics誌でバックアップとして連載されていたものをまとめたTPB (単行本)のようです。
【基本情報】
Art by: Meghan Hetrick, Skylar Patridge
Colorist: Marissa Louise
Cover by: Jamal Campbell
発行年 2025年
Mariko TamakiのSupergirl誌を読みました。2024年のAction Comics誌でバックアップとして連載されていたものをまとめたTPB (単行本)のようです。
【基本情報】
Dark Knights of Steelの第一巻を読みました。トム・テイラーによるエルスワールド(一般的なDCヒーローコミックの設定とは全く違うパラレルワールドの設定でキャラクターを動かすもの)もの作品で、中世ファンタジー風の作品になっています。
トム・テイラーと言えばスーパーマンが悪の存在になる"Injustice"、ゾンビものである"DCeased"などの人気のエルスワールド作品で知られています。が、ヒーローが悪になるのが嫌&ゾンビものも嫌、という筆者にとっては、これが初めて読めるトム・テイラーのエルスワールド作品でした。
スーパーガールはスーパーマンと同じクリプトン星の生き残りで、スーパーマンのいとこにあたります。登場は1959年と古いキャラクターですが、1985年のCrisis on Infinite Earthsで死亡し2004年まで再登場しなかったため(別の人物が「スーパーガール」という名前で登場していました)歴史が長い割には登場するコミックはそこまで多くありません。
DCコミックス社の作品は2011年に大規模な設定の更新があり、その後も五年に一度程度少しずつ設定が変わるタイミングがあるので
……という感じで、時期によって分類できます。2011年以前もいろいろあるのですがそれは略します。スーパーガールに関しては、2004年の再登場時、2011年、2016年と少しずつ設定が変わっていますが「スーパーマンのいとこ」という大枠は変わりません。
Superman (スーパーマン、カル・エル)のいとこであるSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)は1959年のAction Comicsで初登場しています。この本には短編が三話収録されているのですが、スーパーガール初登場は最後の一話でした。
Rebirth期Supergirl誌のVol. 3を読みました。Rebirth期Supergirlの最終巻ですが、一冊の本として読んだ時あまり高く評価はできない作品になってしまっています。とはいえ、ライターが面白くするために頑張ってくれたことは良く分かるのでスタッフを責める気にもならない……という作品でした。
クリプトン星の崩壊から生き残り、地球にやって来たヒーローSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)の活躍を描くシリーズです。2016年から始まったRebirth期のシリーズになります。
Vol. 4まで進んだ後はメインライターの変更により巻数がリセットされました。
Rebirth期Supergirl誌のVol. 1と2を読みました。実質的にはシリーズ5巻目と6巻目ですが、ナンバリングがリセットされてVol. 1からのスタートになっています。Vol. 4までのSteve Orlando氏のエピソードとはほぼ関係のないお話になっていますので、ここから読むことも可能です。でもやっぱり、単行本派が読む順番を間違えないで済むようにシリーズ内で何巻目かということは分かりやすくしてもらいたいものです。
公式サイトはこちら (Vol. 1)。
※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。
New52期に連載されていたSupergirl誌のVol. 6を読みました。このシリーズの最終巻にあたる一冊ですが、ようやくSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)に居場所と友達ができてカーラが落ち着きます。
公式サイトはこちら。
※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。
New52期に連載されていたSupergirl誌のVol. 5を読みました。この巻でSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)は怒りをエネルギー源としてスーパーパワーに変えるRed Lantern Ringに見いだされ、Red Lanternチームの一員として活動します。
公式サイトはこちら。
Supergirl: Being Superを読みました。Mariko Tamaki による単行本書き下ろし作品です。普段のコミックのSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)とは設定が少し違います。
若者向け作品ということなのか、とても読みやすい作品でした。
公式サイトはこちら。試し読みページもあります。
※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。
New52期に連載されていたSupergirl誌のVol. 4を読みました。相変わらず迷走しているSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)ですが、この巻ではかつて滅亡の淵にあったクリプトン星からカーラを逃がした父、Zor-El (ゾー・エル)の愛が感じられるエピソードが語られていました。
公式サイトはこちら。
※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。
New52期Supergirl誌のVol. 3を読みました。滅んだ故郷、クリプトン星のために迷走してしまうSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)の姿が描かれています。
公式サイトはこちら。
Supergirl and the Legion of Super-Heroes の Vol. 3を読みました。21世紀のヒーロー、Supergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)が31世紀の世界のヒーローチーム、Legion of Super-Heroesに合流します。
このコミックの主役はあくまでLegion of Super-Heroesです。今回読んだのはVol. 3ですが、Vol.1-2の間はスーパーガールが来る前の彼らの物語を描いていたようです。ということで、前半は大体彼らの話です。
2005年からのSupergirl誌(感想はこちら)でもカーラが31世紀の世界に行ってLegion of Super-Heroesと活動するストーリーは描かれていましたが、それをLegion of Super-Heroes側から描いたという感じでしょうか。
公式サイトはこちら。
※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。
2011年のNew52期に始まったSupergirl誌のVol. 2を読みました。この巻には前巻の続き、地球で困惑しながらとにかく日々を過ごすSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)のエピソードと、クリプトン星が滅ぶ前にカーラの両親が何を考えていたかというエピソードが収録されています。
公式サイトはこちら。
※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。
DCコミックス社のヒーローコミックは2011年に大規模な設定リセットが行われました。歴史の長いキャラクターには特に、ここで設定変更が行われています。
Supergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)は1985年のCrisis on Infinite Earthsで死亡 (感想はこちら)、2005年からのSupergirl誌 (感想はこちら)で再登場という歴史をたどってきました。実質的には2005年登場のようなものなので2011年以降もそのままの設定でいく――かと思いきや、スーパーガールもここで設定がリセットされています。
2005年から6年かけてやっと積み上げてきたものがあるのでそれを使えばいいのに、と思いましたが2011年の設定変更は特にスーパーマン周りの設定が激変しているようなので、スーパーガールもそれに合わせざるを得ないのかもしれません。
※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。
Supergirlの第9巻を読みました。2005年から始まったSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)の活躍がついにフィナーレを迎えます。
※このシリーズの各話感想はこちらをご覧ください。
2021年1月~2月、DCコミックス社は"Future State"というタイトルのコミックを多数出版しました。Future Stateという名前の通り、DCコミックス社のヒーローたち起き得る未来を描いています。どうも3月から始まるInfinite Frontierという時期のヒーローたちが、悪くするとFuture Stateのような未来にたどり着いてしまうというコンセプトらしいです。
Infinite Frontierと呼ばれる時期になったときにどういう物語が描かれるのか現状では分からないので、Future Stateで描かれている世界が良いものなのか悪いものなのかも良く分からないのですが、とにかくお祭りみたいなものだということで、Future Stateの中でも気になったシリーズをピックアップして読んでみました。
今回の感想を書くのは、Supergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)が成長しSuperwoman (スーパーウーマン)となった時期を描いたFuture State (2021-) : Kara Zor-El, Superwomanです。
公式サイトはこちら。
今順番に読んでいっている2005年から2011年の"Supergirl"誌 (感想はこちら)ですが、調べてみるとこの作品の主役を務めるSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)はかなり久しぶりの登場だったようなのですね。
カーラは1959年にコミックに初登場したようなのですが、1985年に一旦退場したようです。退場した経緯が描かれているのがこのCrisis on Infinite Earthsという作品なので、読んでみました。
なお、1985年にカーラが退場したのちも、"Supergirl"というキャラクター自体は設定を変えて登場していたようです。
公式サイトはこちら。
※このシリーズの各話感想はこちらをご覧ください。
一話完結のデジタル版で出版されているシリーズの#2を読みました。#1ではタイトル通り、Batwoman (バットウーマン、ケイト・ケイン)とSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)が協力して戦うお話になっていましたが、#2では二人それぞれを主役にした短編が収録されていて二人が絡むことはありません。
Amazonのページはこちら。購入及び数ページ分の試し読みができます。
ずっと読んできた2005年-2011年のSupergirlシリーズですが、2020年8月時点でオムニバス版は5巻まで出版されています。というわけで5巻が最終巻に違いないと思っていたのですが、まだ続きがあるようです。通常の単行本の方でさらに続きが発売されています。今回読んだ、オムニバス版5巻は2019年に出版されたようですので今後さらに続きが出るのかもしれません。
公式サイトはこちら。