ラベル Mera の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Mera の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年2月25日土曜日

Aquaman: Deep Dives 感想 -メラとトゥラの女子会-

  Aquaman: Deep Divesを読みました。Covid-19が流行してからしばらくの間、DCコミックスでは電子書籍でのみ発売されるコミックというものを出版していました。その中の一つのシリーズである"Aquaman: Deep Dives"の一部作品をまとめたのがこちらの単行本です。

 このデジタルファースト形式のコミック、長くても2-3話で終わりますし価格も安いですし、「ちょっとコミックを読みたいな」という気分の時に手軽に読めるので良かったのですが、最近は出版されなくなってしまって残念です。この単行本も、アクアマン関係の人たちの活躍を手軽に読みたいときにおすすめです。 

 この記事では、メラとトゥラの女子会である"Girl's Night Out"を取り上げたいと思います。もともとはAquaman: Deep Dives #9に収録されていた作品です。

 

【基本情報】(※スタッフは"Girl's Night Out"のスタッフのみ。)
Writer: Andrea Shea
Artist: Isaac Goodhart
Colors: Cris Peter
Letters: Ryan CHristy
発行年 2021年

公式サイトはこちら。

AQUAMAN: DEEP DIVES | DC

Dive into both the old and new complexities of Aquaman's legacy in this collection of classic tales and new imaginings from talent like Geoff Johns, Marv Wolfman, Tom Taylor, Steve Orlando, and more! Discover threads from the Aquaman mythology featuring...


2022年11月5日土曜日

キャラクター紹介: メラ

 メラはアクアマン(アーサー・カリー)の恋人として登場しました。登場は1963年と古いキャラクターですが、メラが中心となって活躍するようなコミックはそれほどありません。

 DCコミックス社の作品は2011年に大規模な設定の更新があり、その後も五年に一度程度少しずつ設定が変わるタイミングがあるので

・New52期以前 (2011年以前)
・New52期 (2011-2016年頃)
・Rebirth期 (2016年以降)
・Infinite Frontier期 (2021年以降)

 ……という感じで、時期によって分類できます。2011年以前もいろいろあるのですがそれは略します。メラに関しては、時代と共に少しずつ設定が変わっていますが大きな変化はあまり起きていません。

 

2022年11月2日水曜日

Aquaman (2016-) Vol. 4: Echoes of a Life Lived Well 感想 -散漫-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。 

 2016年から始まったRebirth期Aquaman誌のVol. 4 (途中で巻数がリセットされたため実質的には第10巻)にして最終巻のEchoes of a Life Lived Wellを読みました。どうも散漫な印象を受けましたが、ハッピーエンドなのでまあいいか……となる最終巻でした。

【基本情報】
Art by: Miguel Mendonça, Robson Rocha
Written by: Jordan Clark, Kelly Sue DeConnick
発行年 2021年


公式サイトはこちら。

AQUAMAN VOL. 4: ECHOES OF A LIFE LIVED WELL

A wedding is supposed to be a happy occasion. But for Aquaman and his allies, the wedding of the century is here-and hell follows with it. When Mera awakens from her coma, she finds herself betrothed...but not to Aquaman.


2022年10月23日日曜日

Aquaman (2016-) Vol. 3: Manta vs Machine 感想 -父の愛-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。 

 2016年から始まったRebirth期Aquaman誌のVol. 3 (途中で巻数がリセットされたため実質的には第9巻)のManta vs Machineを読みました。サブタイトルはManta vs Machineですが、Aquaman (アクアマン、アーサー・カリー)の宿敵であるBlack Mantaが彼の亡き父の意識を移植したロボット、Mecha Mantaを操縦してアクアマンと戦う話ですのでManta and Machineのほうが内容には合っていると思います。


【基本情報】
Writers: Kelly Sue DeConnick, Kyle Higgins, Vita Ayala
Pencillers: Robson Rocha, Eduardo Pansica, Jesus Merino, Aaron Lopresti, Victor Ibanez
Inkers: Daniel Henriques, Julio Ferreira, Vicente Cifuentes, Matt Ryan, Victor Ibanez
Collorists: Sunny Gho, Romulo Fajardo Jr., Jay David Ramos
Letterer: Clayton Cowles
Collection cover artists: Robson Rocha, Daniel Henriques, Marcelo Maiolo
発行年 2020年


公式サイトはこちら。

https://www.dc.com/graphic-novels/aquaman-2016/aquaman-vol-3-manta-vs-machine

AQUAMAN VOL. 3: MANTA VS. MACHINE

"Year of the Villain" strikes Aquaman as Black Manta and his Mecha Manta invade Amnesty Bay with one target in mind: Aqualad! It's land versus sea in a battle of titanic proportion! But which side will Jackson Hyde choose-his mentor or his father?


2022年10月16日日曜日

Aquaman (2016-) Vol.1-2: Unspoken Water, Amnesty 感想 -これはアーサーが悪い-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 2016年から始まった、Aquaman (アクアマン、アーサー・カリー)を主人公とするAquaman誌のVol. 1, 2を読みました。これは、これまでメインライターだったDan Abnett氏からKelly Sue DeConnick氏に変更になったために巻数がリセットされたからで、実質的にはシリーズの第7巻、第8巻にあたります。

 これだけでも分かりにくいのに、AmazonのページでAquaman誌のシリーズ一覧を表示させると 

 なぜか5巻、6巻と書いてあるという分かりにくさ。単行本の巻数をシリーズの途中でリセットさせるからこういう混乱が起きるので、巻数リセットはやめていただきたいものです。

 さて、物語はDan Abnett氏の描いたアクアマンのラストからは少し時間が経ったところから始まります。記憶を失ったアーサーが謎の島に打ち上げられ、古代の海の神々と共にメソポタミアの塩の神、Nammaと戦うのだ――というのがVol. 1。Vol. 2では、アーサーが記憶を取り戻すところから始まります。

 

【基本情報】
Written by: Kelly Sue DeConnick
Art by: Robson Rocha
発行年 2019年


公式サイトはこちら (Vol. 1)。

AQUAMAN VOL. 1: UNSPOKEN WATER

In the wake of the epic "Drowned Earth," an amnesiac Arthur washes ashore on a remote island and ends up being cared for by a young woman named Caille, who's just a little too curious for comfort. And as a lifetime of horror movies has taught us, there's something strange going on in this island village.


2022年9月28日水曜日

Aquaman (2016-) Vol. 5-6: The Crown Comes Down, Kingslayer 感想 -敵の敵は味方-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 Rebirth期Aquaman誌のVol. 5-6を読みました。Aquaman (アクアマン、アーサー・カリー)を王位から追いやりアトランティスを掌握したCorum Rathとの最終戦争が描かれます。

 

【基本情報】
Writer: Dan Abnett
Artists: Various, Riccardo Federici, Robson Rocha, Kelley Jones
Cover by: Stjepan Sejic, Joshua Middleton
発行年 2018年


公式サイトはこちら (Vol. 5)


2022年8月10日水曜日

Aquaman (1962-1978) #11, 18, 23 感想: 何しろ展開が早い

  1962年から連載が開始されたAquaman誌の11話、18話、23話を読みました。すべてMera (メラ)が関係する話で、

  •  11話: メラ初登場
  •  18話: メラとAquaman (アクアマン、アーサー・カリー)が結婚
  •  23話: 子供が生まれる

  というエピソードになっています。この頃のコミックはとにかく展開が早いのです。


【基本情報】
Writers: Jack Miller, Henry Boltinoff 
Artists: Nick Cardy, Henry Boltinoff 
発行年 1963年頃


2022年6月26日日曜日

Justice League (2016-2018) #24感想: アーサーの縁

  Aquaman (2016-) Vol. 4 (感想はこちら)に関連して、同時期に刊行されたJustice League #24を読みました。Aquaman (アクアマン、アーサー・カリー)がアトランティスの王位を追われ、一足先に地上に来ていたMera (メラ)はアトランティスが地上に対して魔法で門戸を閉ざしたことを知り、アトランティスに入ろうと魔法のバリアで攻撃を続けるが――というお話です。

 

【基本情報】
Written by: Bryan Hitch
Art by: Oclair Albert, Fernando Pasarin
Cover by: Bryan Hitch
Variant cover by: Nicholas Bradshaw
発行年 2017年

公式サイトはこちら。


2022年6月22日水曜日

Aquaman (2016-) Vol. 4 Underworld 感想: 政治的思惑の蠢き

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 Rebirth期AquamanのVol. 4を読みました。前巻で王位を追われ、死んだと思われたAquaman (アクアマン、アーサー・カリー)はもちろん生存していて、アトランティスの最下層で名前をかくして地道に人々のために働き始めました。

 一方、古来の魔法を使って鎖国したアトランティスに侵入しようとしたアーサーの恋人、Mera (メラ)は大ピンチに陥ります。

 

【基本情報】
Art by: Stjepan Sejic
Cover by: Stjepan Sejic
Written by: Dan Abnett
発行年 2018年


公式サイトはこちら。


2022年6月19日日曜日

Aquaman (2016-) Vol. 3 Crown of Atlantis 感想: 王様は国民のために働きましょう

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 Rebirth期AquamanのVol. 3を読みました。王として安定して統治していくには内政が大切、という教訓が得られるお話になっています。

【基本情報】
Written by: Dan Abnett
Art by: Philippe Briones, Wayne Faucher, Scot Eaton, Andrew Hennessy, Bradley Walker
Cover by: Andrew Hennessy, Bradley Walker
発行年 2017年


公式サイトはこちら。


2022年6月15日水曜日

Aquaman (2016-)

 2016年に始まったRebirth期Aquaman誌は、アトランティスの王アクアマンを主役に据えながら彼の恋人のメラ、彼の異父兄弟の異母姉妹トゥラといった女性キャラクターも豊かに描いています。

Vol. 1-2: The Drowing, Black Manta Rising

Vol. 3: Crown of Atlantis

Vol. 4: Underworld

Vol. 5-6: The Crown Comes Down, Kingslayer

~ここでメインライター変更に伴う巻数リセット~

Vol. 1-2: Unspoken Water, Amnesty

Vol. 3: Manta vs Machine

Vol. 4: Echoes of a Life Lived Well 


Aquaman (2016-) Vol. 1-2 感想: ならず者国家、アトランティス

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 2016年から始まったRebirth期のAquaman誌、Vol. 1, 2を読みました。2011年から始まったNew52期に一区切りついてのRebirth期、というわけでAquaman誌の雰囲気が少し変わったかというと、New52期最終巻(感想はこちら)のライターだったDan Abnettが再びライターを務めているため、ほぼ変わりません。

 New52期のVol. 8がRebirth期の序章だったのでは、という感じさえします。

【基本情報】
Written by: Dan Abnett
Art by: Philippe Briones, Andrew Hennessy, Bradley Walker, Scot Eaton, Various
Cover by: Andrew Hennessy, Bradley Walker
発行年 2017年


公式サイトはこちら (Vol. 1)。


2022年6月6日月曜日

Aquaman (2011-2016) Vol. 8: Out of Darkness 感想 -入りはほのぼの、最後はビターに-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


 2011年から始まったNew52期Aquaman誌のVol. 8を読みました。New52期最終巻です。とはいってもライターが変わったこともあり、大団円的な最終巻というよりは「またすぐ次の話が始まりそう」という終わり方でした。

 

【基本情報】
Written by: Dan Abnett
Art by: Various, Scot Eaton, Norm Rapmund, Brett Booth
Cover by: Norm Rapmund, Brett Booth
発行年 2017年


公式サイトはこちら。


2022年5月31日火曜日

Aquaman (2011-2016) Vol. 7: Exiled 感想 -詰めが甘い-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 2011年から始まったNew52期Aquaman誌のVol. 7を読みました。ライターのやりたいことは分かるが詰めが甘くていまいち乗れない……という感想になる作品でした。

 Rebirth期Titans (感想はこちら)でレギュラーメンバーになる Tempest (テンペスト、ガース)が初めてNew52 Aquaman誌に登場したのは嬉しかったのですが。

 


【基本情報】
Art by: Various, Alec Morgan, Jesús Merino, Trevor McCarthy
Cover by: Trevor McCarthy
Written by: Cullen Bunn


公式サイトはこちら。


2022年5月25日水曜日

Aquaman (2011-2016) Vol. 6: Maelstrom 感想 -王家の掟-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 2011年から始まったNew52期Aquaman誌のVol. 6を読みました。この巻にはなんと! メラがXebelでいかに育ち、いかにAquaman (アクアマン、アーサー・カリー)と出会い、いかに恋に落ちたかが語られています!

 そして死んだと思われていたアーサーの母が実は……というエピソードに、王家の大変さを感じる一冊です。


【基本情報】
Art by: Various, Sean Parsons, Paul Pelletier
Cover by: Sean Parsons, Paul Pelletier
Written by: Jeff Parker
発行年 2016年


公式サイトはこちら。


2022年5月22日日曜日

Aquaman (2011-2016) Vol. 5: Sea of Storms 感想 -策士メラ-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


  2011年から始まったNew52期Aquaman誌のVol. 5を読みました。

 これまで読んだ巻ではAquaman (アクアマン、アーサー・カリー)の恋人であるMera (メラ)は海中のXebelという国出身で水を自在に操る強力なパワーを持つことは描かれていました。ただ正直な感想としてはあまりメラを個人として描く描写にはなっていないな……と感じていました。

 ところがこの一冊ではメラとアクアマンが別行動をとっていることが多く、策士にして戦士であるメラの姿がしっかり描かれています。Wonder Woman (ワンダーウーマン、ダイアナ)と共闘する場面もありますよ。

 

【基本情報】
Art by: Various, Sean Parsons, Paul Pelletier
Cover by: Sean Parsons, Paul Pelletier
Written by: Jeff Parker
発行年 2014年


公式サイトはこちら。


2022年5月19日木曜日

Aquaman (2011-2016) Vol. 4: Death of a King 感想 -戦争の後始末-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


  2011年から始まったNew52期Aquaman誌のVol. 4を読みました。未読のVol. 3ではAquaman (アクアマン、アーサー・カリー)の兄であるOrm率いる海底王国Atlantisと地上の世界が戦争し、Ormは地上の世界に囚われアクアマンがアトランティスの新しい王になったということが語られていた模様です。

 このVol. 4は戦争の後始末をしながら、アトランティスの過去にも触れるというストーリーになっていました。

【基本情報】
Written by: Geoff Johns
Art by: Sean Parsons, Paul Pelletier, Rob Hunter
Cover by: Sean Parsons, Paul Pelletier
発行年 2014年


公式サイトはこちら。


2022年5月17日火曜日

Aquaman (2011-2016) Vol. 2: The Others 感想 -アクアマンとメラ-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


 2011年から始まったNew52期Aquaman誌のVol. 2を読みました。Vol. 1がAquaman (アクアマン、アーサー・カリー)の現在を描いた話とするなら、Vol. 2は彼の過去を描いた話でした。

 

【基本情報】
Written by: Geoff Johns
Art by: Joe Prado, Ivan Reis
Cover by: Joe Prado, Ivan Reis
発行年 2013年


公式サイトはこちら。


2022年5月11日水曜日

Aquaman (2011-2016) Vol. 1: The Trench 感想: もののあはれ

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。 

 2011年から始まったNew52期に連載されたAquaman誌のVol. 1を読みました。アトランティスの王Aquaman (アクアマン、アーサー・カリー)とその妻Mera (メラ)がメインになっています。 

【基本情報】
Written by: Geoff Johns
Art by: Joe Prado, Ivan Reis, Eber Ferreira
Cover by: Joe Prado, Ivan Reis
発行年 2012年


公式サイトはこちら。


2021年12月15日水曜日

Blackest Night (2009) 感想

  Hawkgirl (ホークガール、ケンドラ・ソーンダーズ)にとって重要なストーリーらしいということでBlackest Nightを読んでみました。宇宙の警察的な組織、Green Lantern (グリーンランタン)たちを中心に、死を司るネクロンという敵と戦います。

 

 テーマが死と生ということで、いろいろなキャラクターが死んだり蘇ったりする作品でした。

 

【基本情報】
Written by: Geoff Johns
Colorist: Doug Mahnke, Ed Benes, Christian Alamy, Rob Hunter, Oclair Albert, Ivan Reis, Alex Sinclair, Rodolfo Migliari, Mauro Cascioli, Ethan Van Sciver
Cover Color by: WildStorm FX, Hi-Fi , Alex Sinclair, Mauro Cascioli
Inker: Julio Ferreira, Rob Hunter, Joe Prado, Oclair Albert, Ivan Reis
Letterer: DC Lettering
Penciller: Ivan Reis
発行年 2011年 (単行本の発行年。連載されていたのは2009年頃)


公式サイトはこちら。