2020年12月29日火曜日

Wonder Woman: Agent of Peace #21 感想

※このシリーズの各話感想はこちらです。

  • #13 (キャシー・サンズマークゲスト回)
  • #15 (ザターナゲスト回)
  • #21 (ドナ・トロイゲスト回)


  一話完結形式で連載されているWonder Woman: Agent of PeaceにDonna Troy (ドナ・トロイ)が登場しているようなので読んでみました。一話完結だと分かっていると、表紙を見て気になったときにすぐ購入できるのでいいですね。

 

【基本情報】
Written by: Dan Abnett
Art by: Tom Derenick
発行年 2020年

公式サイトはこちら。


2020年12月27日日曜日

Wonder Woman (2016-) Vol. 2: Love is a Battlefield

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


  Rebirth期Wonder Woman誌、 ライターがG. Willow Wilsonに交代してからの2冊目を読みました。セミッシラ島、とオリュンポスに起きた異変を明らかにするため、Wonder Woman (ワンダーウーマン、ダイアナ)の冒険の旅は続きます。

 

【基本情報】
Written by: Steve Orlando, G. Willow Wilson
Art by: Xermanico, Ronan Cliquet, Tom Derenick, Cary Nord
発行年 2020年


公式サイトはこちら。


2020年12月23日水曜日

Justice League of America: Vixen Rebirth (2017) #1 感想

 ※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。


 Rebirth期Justice League of Americaに合わせて出版された、Vixen (ビクセン、マリ・マッケイブ)の短編を読みました。ビクセンの能力を説明するような一作になっています。

 

【基本情報】
Written by: Jody Houser, Steve Orlando
Art by: Jamal Campbell
Cover by: Joe Prado, Ivan Reis
発行年 2017年

公式サイトはこちら。


2020年12月20日日曜日

Starfire (2015-2016) Vol. 1-Vol. 2感想

  Starfire (スターファイヤー、コリアンダー)と言えば若手ヒーローチームTeen Titansでの活躍が多いヒーローですが、そんな彼女のソロ誌があるので読んでみました。連載時期としてはRebirth期の直前にあたります。

 

【基本情報】
Written by: Jimmy Palmiotti, Amanda Conner
Art by: Ray McCarthy, Emanuela Lupacchino, Elsa Charretier
Cover by: Amanda Conner
発行年 2016-2017年

公式サイトはこちら。


2020年12月19日土曜日

New52期-Rebirth期 (Titans誌 Vol. 6まで)のDonna Troyについて

  Donna Troy (ドナ・トロイ)といえば「オリジンが曖昧」である。

 そもそもWonder Girl(ワンダーガール)として初めて登場した時には「Wonder Woman(ワンダーウーマン、ダイアナ)の子供時代の姿」と思われていたようであり、後に「実はダイアナとは別人のドナ・トロイであった」ということになったという経緯があるようだ。

 ということもあってか、オリジン(ヒーローの生い立ちやヒーローになったきっかけについての設定)が時代によって様々に変わりつつ生き延びてきたキャラクターである。

 とはいえ、様々な設定はおおむね「ダイアナやアマゾン族、ギリシア神話の神々と良い縁で結ばれ、スーパーパワーを得たヒーロー」としてまとめられる。古代ギリシアの神々から力をもらったアマゾン族の一員であるワンダーウーマン――と縁のある若手女性ヒーロー、というのがドナ・トロイの基本設定だった。

 

 DCコミックス社では2011年に設定の大規模リセットを行い、New52と呼ばれる新しい世界観のもとで様々なヒーローの設定が変更された。ドナ・トロイやワンダーウーマンもその例に漏れず設定が変わった。これでドナ・トロイのオリジンがすっきりしたかというとそうでもない。2016年以降、DCコミックス社はRebirth期と呼ばれるさらに新しい世界観に移行したが、多くのヒーローはNew52期の設定を受け継いでいる。ドナ・トロイも一見New52期の設定を受け継いでいるように見える。

 

 しかし実は、New52期 Wonder Woman誌とRebirth期 Wonder Woman誌の設定変更の煽りを食う形でドナ・トロイの肝心な部分の設定が曖昧になってしまっている。順番に見ていこう。

 

 なお、この考察はNew52期 Wonder Woman誌とRebirth期 Titans誌をベースにしており(それ以降の作品にもドナは登場しているがここでは取り上げない)、両誌のネタバレを含むので未読の方は注意してほしい。

 

2020年12月13日日曜日

Batgirl (2016-) Vol. 6: Old Enemies 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 

 Rebirth期バットガール誌のVol. 6を読みました。もしかするとBatgirl (バットガール、バーバラ・ゴードン)が絶望のどん底に落ちるのかも、と思わせる一冊でした。

 

【基本情報】
Written by: Mairghread Scott
Art by: Paul Pelletier
発行年 2019年


公式サイトはこちら。


2020年12月9日水曜日

Birds of Prey: Sirens of Justice #2 感想

 このシリーズの各話感想は以下をご覧ください。


 一話完結で出版されているBirds of Prey: Sirens of Justiceの#2を読みました。Harley Quinn(ハーレイ・クィン)を主役にした短編とHuntress (ハントレス、ヘレナ・ベルティネリ)を主役にした短編が一本ずつ収録されています。

 #1ではBarbara Gordon(バーバラ・ゴードン)が登場しないBirds of Preyでしたが、#2ではBirds of Preyそのものが登場しません。タイトルがBirds of Preyなのに。とはいえ収録作品は面白いので、ハーレイとヘレナのファンの方にお勧めです。

 

【基本情報】
Written by: Robert Venditti, John Layman
Artists: Isaac Goodhart, Cully Hamner
Letterers: Travis Lanham, AW's Justin Birch
Colored by: Chris Sotomayor, Dave McCaig
Cover: Cully Hamner, Dave McCaig
発行年 2020年

公式サイトはこちら。



2020年12月5日土曜日

バットマン対バットウーマン 両者の価値観の相違点

※この記事はPrivatterに投稿していたものをこちらに移したものです。

一 はじめに

 対立はドラマである。同一の敵と対峙しているヒーロー同士であっても、その考え方の違い、価値観の違いは時に対立を産む。そして彼らの対立は両者のキャラクターをより深く描き出すことにつながる。

 ということで本稿では、バットマン(ブルース・ウェイン)とバットウーマン(ケイト・ケイン)の間に見られた意見の対立について考察していきたい。主に参照する作品はRebirth期のDetective Comics Vol. 1-7(ライター:タイノン4世)、Batwoman Vol. 1-3(ライター:マーガレット・ベネット)である。なお、筆者は女性ヒーローが活躍するコミックを中心に読んでいるので参考にするコミックに偏りが見られることは大目に見ていただきたい。

 

2020年12月4日金曜日

Birds of Prey: Murder and Mystery 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

  映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey」公開に合わせて電子版で発行されたBirds of Prey: Murder and Mysteryを読みました。1999-2009年の間連載されていたBirds of Preyシリーズの中の、56-67話をまとめた一冊になります。

 

【基本情報】
Written by: Gail Simone
Art by: Ed Benesm, Michael Golden, Alex Lei, Cliff Richards
Cover by: Gree Land, Jay Leisten, Justin Ponsor
発行年 2020年 (連載されていたのは2003年頃)

公式サイトはこちら。


表紙はこんな感じです。Oracle (後ろ)とBlack Canary (右手前)、Huntress(左手前)の三人が揃う表紙になっています。


2020年11月29日日曜日

Justice League Dark (2018-) #24-#28 感想その2 ――ザターナとザターラ――

※このシリーズのこれまでの感想はこちらをご覧ください。

 Rebirth期Justice League Darkの#28 (感想はこちら)、Upside-Down Manとの戦いではザターナとその父ザターラがゆっくり話すひと時が生まれました。この記事ではザターナと父ザターラの歩みに思いを馳せつつ、ザターナの今後についても想像したいと思います。

 なお、ザターナの登場作品についてネタバレもしていますのでお嫌いな方はご注意ください。 

 

Justice League Dark (2018-) #24-#28 感想

※このシリーズのこれまでの感想はこちらをご覧ください。

  DCコミックス界における魔法を使うヒーローたちの活躍を中心に描くJustice League Darkは、Otherkindsと呼ばれる古来の魔法の使い手の襲来と彼らとの戦いを描いています。Otherkindsの代表的な存在であるUpside-Down Manとの戦いがついに決着の時を迎えました。

 

【基本情報】
Written by: Ram V.
Art by: Amancay Nahuelpan
発行年 2020年

公式サイトはこちら。


2020年11月25日水曜日

World’s Finest: Batwoman and Supergirl #2 感想

 ※このシリーズの各話感想はこちらをご覧ください。


 一話完結のデジタル版で出版されているシリーズの#2を読みました。#1ではタイトル通り、Batwoman (バットウーマン、ケイト・ケイン)とSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)が協力して戦うお話になっていましたが、#2では二人それぞれを主役にした短編が収録されていて二人が絡むことはありません。

 

【基本情報】
Written by: Sanya Anwar, Andrea Shea
Pencils: Chad Hardin, Mike Norton
Inks: Chad Hardin, Mike Norton
Colored by: Marissa Louise, Chris Sotomayor
発行年 2020年

Amazonのページはこちら。購入及び数ページ分の試し読みができます。


2020年11月22日日曜日

Forever Evil: A.R.G.U.S. (2013-2014) 感想

  Killer Frost (キラーフロスト、ケイトリン・スノー)が登場するForever Evil: A.R.G.U.S.を読みました。New52期のイベントForever Evilの中の一エピソードで、ヒーローたちが姿を消した世界でSteve Trevor (スティーブ・トレバー)が奮闘します。

 なお、この作品はForever Evilの一部であり、これ自体でエピソードが完結するわけではありません。

 

【基本情報】
Written by: Sterling Gates
Art by: Various, Javier Pina, Neil Edwards, Philip Tan
Cover by: Mikel Janin
発行年 2014年

公式サイトはこちら。

2020年11月18日水曜日

Wonder Woman: Agent of Peace #15 感想

※このシリーズの各話感想はこちらです。

  • #13 (キャシー・サンズマークゲスト回)
  • #15 (ザターナゲスト回)
  • #21 (ドナ・トロイゲスト回)


 Wonder Woman: Agent of Peace の第15話を読みました。このシリーズは新型コロナウィルスの流行をきっかけにして出版されるようになった、電子版のみの一話完結型のシリーズです。

 この15話にはザターナが登場するらしいということで読んでみました。

 

【基本情報】
Written by: Danny Lore
Art by: M.L. Sanapo
発行年 2020年

公式サイトはこちら。


2020年11月15日日曜日

キャラクター紹介:レイブン

 レイブンは主にTeen Titansなどで活躍する若手ヒーローの一員です。悪魔Trigonの娘であることから強力な魔法が使えますが、Trigonの娘であるために様々なトラブルに巻き込まれることもあります。
 
 DCコミックス社の作品は、2011年と2016年に大規模な設定の更新があったために
  •  New52期以前 (2011年以前)
  •  New52期 (2011-2016年頃)
  •  Rebirth期 (2016年以降)
 に大きく分かれます。New52期以前もいろいろ分類できるようなのですがそれは略。
 
 レイブンはNew52期以前に登場し、その後も登場し続けています。時期によってコスチュームの雰囲気が変わっていますが、大きな設定変更はありません。

New Teen Titans: The Judas Contract - New Edition 感想

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

  Teen Titansの中でも有名なエピソード、The Judas Contractを読みました。裏切り者の存在により若手ヒーローチームTitansがピンチに陥る話です。

 

【基本情報】
Written by: Marv Wolfman, George Pérez
Finisher: Dick Giordano
Inker: George Pérez, Romeo Tanghal
Layout: George Pérez, Dick Giordano
Penciller: George Pérez, Romeo Tanghal
発行年 2017年 (連載されていたのは1984年頃)

公式サイトはこちら。


2020年11月12日木曜日

New Teen Titans (1980-1988) #38 感想

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 Who is Donna Troy? (ドナ・トロイとは何者か)というテーマが表紙に描かれたTeen Titansの1エピソードを読みました。結婚を控えたドナのために、長い付き合いの仲間であるDick Grayson (ディック・グレイソン)が一肌脱ぐ話です。
 
【基本情報】
Written by: George Perez, Marv Wolfman
Pencils: George Perez
Inks: Romeo Tanghal
Colored by: Adrienne Roy
Cover by: George Perez
発行年 1983年

Amazonのページはこちら。購入及び数ページ分の試し読みができます。

表紙は、子供のころから現在に至るまでのドナの足取りを探偵がたどる――という本編を分かりやすく描いてくれています。



2020年11月7日土曜日

The New Teen Titans (1980-1988) Vol. 1 感想

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


  1980年代に連載されていたThe New Teen TitansのVol. 1を読みました。Teen Titansというチーム自体はこの作品の前から存在していたのですが、一度解散していたようでまた改めてチーム結成という流れになっています。

 Raven (レイブン)、Starfire (スターファイアー、Koriand'r)、Cyborg (サイボーグ、Victor Stone)の三人はこの巻に収録されているエピソードが初登場作品のようです。Teen Titansの新しい基礎を作った作品なのかもしれないですね。

 

【基本情報】
Written by: George Pérez, Marv Wolfman
Art by: George Pérez
Cover by: Dick Giordano, George Pérez
発行年 2014年 (連載されていたのは1980年頃)

公式サイトはこちら。



2020年10月24日土曜日

Wonder Woman (2016-) Vol. 1: The Just War 感想

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。 

  

 2016年から始まったRebirth期Wonder WomanのVol. 1を読みました。……ええと、このナンバリングには少し説明が必要です。

 

 Rebirth期のWonder Woman誌はGreg Rucka氏がライターを務めたVol. 1 (感想はこちら)に始まり、その後は複数のライターにバトンが引き継がれ、Vol. 9 (感想はこちら)まで進んできました。

 そしてここで単行本のナンバーがリセットされ、またVol. 1に戻っています。Vol. 1に戻ったので諸々の設定がリセット……かと思いきや、Greg Rucka氏のエピソードやJames Robinson氏のエピソードで描かれた設定をしっかり引き継いでいるので油断出来ません。

 読む側とすれば素直にVol. 10にしてくれた方が順番が分かりやすいのですが、単行本が10巻以上になると「長そうだから手を出すのやめよう」と思う読者が増えるというデータでもあるのでしょうか。

 

【基本情報】
Art by: Jesús Merino, Emanuela Lupacchino, Xermanico, Cary Nord
Written by: G. Willow Wilson
発行年 2019年

公式サイトはこちら。

Wonder Woman (2016-) 各巻感想へのリンク

 Wonder Woman (2016-)は巻数が多く、各記事の上部に表示すると見づらくなってきたのでこちらにまとめます。


  • Lords and Liars (Rebirth期最終巻ですが、最初の一冊として読みやすいです。)

~~ここからInfinite Frontier期に入ります~~



2020年10月17日土曜日

Batman and the Outsiders (2019-) 各巻感想へのリンク

 Batman and the Outsidersは、Batman, Black Lightning, Katana, Orphan, Signalという5人のチームの戦いを描いたシリーズです。Orphan, Signalの子供組と他3人の保護者組にはっきり分かれているのが特徴的なチームです。


Batman and the Outsiders (2019-) Vol. 1: Lesser Gods 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


  2018年から連載されているBatman and the Outsiders第1巻を読みました。Batman (バットマン、ブルース・ウェイン)がOutsidersというチームを率いるのは久しぶりだと思います。

【基本情報】
Written by: Bryan Edward Hill
Art by: Dexter Soy, Cian Tormey
Cover by: Tyler Kirkham, Arif Prianto
発行年 2020年

公式サイトはこちら。


 表紙はこちらです。Black LightningにKatana、OrphanといったこれまでのOutsidersに入っていたメンバーに加え、Signal(黄色いコスチュームのヒーロー)もメンバー入りです。



2020年10月14日水曜日

Batman: Batgirl: Girlfrenzy (1998) #1 感想

  Batgirl (バットガール、バーバラ・ゴードン)を主役にした一話完結型の作品を読みました。このGirlfrenzyというシリーズは1998年に5週にわたって連載されたシリーズで、バーバラの他にも女性ヒーローたちを主役にした一話完結の物語が描かれたそうです。Donna Troy (ドナ・トロイ)、Lois Lane (ロイス・レーン)を主役にした作品はそれぞれWonder Girl: Adventures of a Teen Titan (感想はこちら)とLois Lane: A Celebration of 75 Years (感想はこちら)に収録されています。いずれもおすすめです。

 

【基本情報】
Written by: Kelley Puckett
Pencils: Jim Balent
Inks: Rick Burchett
Cover by: Leonard Kirk, Karl Story
発行年 1998年

Amazonのページはこちら。購入及び数ページ分の試し読みができます。

 

2020年10月10日土曜日

The Outsiders by Judd Winick Book One 感想

  2003年から連載されていたOutsiders誌の単行本を読みました。Batman(バットマン、ブルース・ウェイン)の初代相棒のRobinを務めていたNightwing (ナイトウィング、ディック・グレイソン)は若手チーム Teen Titans、後にはTitansと名前を変えたチームのリーダーとしても活動していました。しかしある事件により彼はTitansを解散し、失意の中でOutsidersというチームのリーダーになることになります。

 

【基本情報】
Written by: Judd Winick
Art by: Various, ChrisCross, Tom Raney, Alé Garza
Cover by: Scott Hanna, Tom Raney
発行年 2019年 (単行本の発行年。連載されていたのは2003年頃)

公式サイトはこちら。


2020年10月1日木曜日

Titans (2016-2019) Vol. 6: Into the Bleed 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

  Rebirth期Titansの最終巻を読みました。Vol. 5(感想はこちら)でNightwing (ナイトウィング、ディック・グレイソン)が集めた新しいメンバーによるチームになりましたが、他誌の展開の影響でディックはチームから離脱しました。このVol. 6では残ったメンバーでストーリーが展開していきます。

 

【基本情報】
Written by: Dan Abnett
Art by: Minkyu Jung, Clayton Henry, Bruno Redondo
Cover by: Clayton Henry
発行年 2019年

公式サイトはこちら。


2020年9月26日土曜日

Titans (2016-2019) Vol. 5: The Spark 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

Rebirth期TitansのVol. 5を読みました。Vol.1-Vol.4までの流れはJustice League: No justice (感想はこちら)とHeroes in Crisis (感想はこちら)でいったん止まり、リニューアルしたチームで新章に突入します。

 

【基本情報】
Written by: Dan Abnett
Art by: Various, Guillem March, Brent Peeples, Brandon Peterson
Cover by: Stjepan Sejic
発行年 2019年

公式サイトはこちら。


2020年9月21日月曜日

Heroes in Crisis 感想

  ヒーローたちの傷をテーマにした作品、Heroes in Crisisを読みました。原書の単行本が出てから割とすぐに邦訳もされた話題作です。

 

【基本情報】
Written by: Tom King
Art by: Lee Weeks, Travis Moore, Clay Mann, Jorge Fornes, Mitch Gerads
Cover by: Clay Mann
発行年 2019年

公式サイトはこちら。


2020年9月19日土曜日

Young Justice (2019-) Vol. 1: Gemworld 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


  Wonder Girl (ワンダーガール)として活躍するCassie Sandsmark (キャシー・サンズマーク)は多くの場合Teen TitansやYoung Justiceといった若手ヒーローチームに入って活動しています。2016年からのRebirth期ではYoung Justiceに入っているようなので、単行本の第一巻を読んでみました。

 

【基本情報】
Written by: Brian Michael Bendis
Art by: John Timms, Patrick Gleason
Cover by: Patrick Gleason, Alejandro Sanchez
発行年 2019年

公式サイトはこちら。

表紙は楽しそうなYoung Justiceのチームメンバー。若手ヒーローは元気いっぱいなのがいいですよね。


2020年9月18日金曜日

Gail Simone作品の特徴

  これまで女性ヒーローが登場する作品を読んできました。色々なライターの作品を読みましたが、ここではGail Simone氏の作品の特徴に注目したいと思います。

 結論から言うと、氏の作品はキャラクターやキャラクター同士の関係性を重視する人に向いていると思います。

 

Secret Six (2014-2016) Vol. 1-2 感想

  Gail Simone氏のSecret Sixは以前読んだシリーズ(感想はこちら)の後、New52期に新しいシリーズが連載されています。単行本が2巻出ていますので読んでみました。


【基本情報】
Written by: Gail Simone
Art by: Dale Eaglesham, Ken Lashley
Cover by: Dale Eaglesham
発行年 2016年

公式サイトはこちら。


2020年9月13日日曜日

Wonder Woman (2016-) Vol. 8: Dark Gods 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


  2016年からのWonder Woman誌の第8巻を読みました。6巻以降メインライターを務めてきたJames Robinson氏の物語はここで終わります。Wonder Woman (ワンダーウーマン、ダイアナ)の双子の弟、Jason (イアソン)が登場するエピソードも一旦終了です。

 

【基本情報】
Written by: James Robinson
Art by: Emanuela Lupacchino, Jesús Merino, Stephen Segovia
Cover by: Jenny Frison
発行年 2019年

公式サイトはこちら。

2020年9月12日土曜日

Wonder Woman (2016-) Vol. 7: Amazons Attacked 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


  2016年から始まったWonder Woman誌の第7巻を読みました。前作で登場したWonder Woman (ワンダーウーマン、ダイアナ) の双子の弟、Jason (イアソン)も引き続き登場します。 

【基本情報】
Written by: James Robinson
Art by: Various, Jesús Merino, Emanuela Lupacchino
Cover by: Jenny Frison
発行年 2018年

公式サイトはこちら。


2020年9月6日日曜日

Wonder Woman (2016-) Vol. 6: Children of the Gods 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


  2016年から始まったWonder Woman誌の第6巻を読みました。ワンダーウーマンの物語はこの巻から新章に突入していきます。

 

【基本情報】

Written by: James Robinson
Art by: Various, Emanuela Lupacchino, Sergio Davila, Carlo Pagulayan
Cover by: Jenny Frison
発行年 2018年

公式サイトはこちら。


2020年9月5日土曜日

Teen Titans #66-69 感想

※このシリーズの各話感想は以下をご覧ください。
  • BOOK 1
  • BOOK 2
  • BOOK 3 (以上、Teen Titans by Geoff Johnsのシリーズ)
  • #43-#46 (カサンドラ・ケインゲスト回)
  • #66-#69 (キャシー・サンズマークが目立つ回)

  Wonder Girl (ワンダーガール、キャシー・サンズマーク)が若手ヒーローチームTeen Titansに入っている場合、大体メンバーの中にTim Drake (ティム・ドレイク)がいて彼がリーダーになっています。ティムがチームを離れていた間、キャシーがリーダーを務めていた時期もあると知ったのでキャシーが初めてリーダーになった頃のエピソードを読んでみました。

 

【基本情報】
Written by: Sean McKeever
Penciller: Eddy Barrows, Ed Benes, Yildiray Cinar, Allan Goldman
Inker: Ruy Jose, Julio Ferreira, Raúl Fernández, Rob Hunter
Letterer: DC Lettering
Colorist: Ruy Jose, Eddy Barrows, Rod Reis, Jonathan Smith
Cover Color by: Rod Reis
発行年 2008年

公式サイトはこちら。


2020年9月2日水曜日

Justice League of America Vol. 5: Deadly Fable 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

  Rebirth期Justice League of Americaの最終巻を読みました。これまでずっと語られてきたKiller Frost (キラーフロスト、ケイトリン・スノー)の「病気」に決着がつきます。

 また、4巻のラストで登場しThe Ray (レイ、レイモンド・テリル)と共に戦ったAztek(アズテック、Nayeli Constant)がチームに加わるようになりました。Wonder Woman Vol. 9 (感想はこちら)にも登場していた彼女ですが、元々は普通のエンジニアとして働いていたようです。

 

 ある日窓の外から飛んできたヘルメットが何年にも及ぶ戦いの歴史を語りだし、それを聞いた彼女は自分用のアーマーを作ってヒーローとして戦うことを決意したようです。

 ……それまで築いてきた普通の生活を、謎のヘルメットが飛んできたからという理由で捨てる勇気がある方はどのくらいいるでしょうか。筆者にはその勇気はありません。

 

【基本情報】
Written by: Steve Orlando
Art by: Hugo Petrus, Minkyu Jung, Miguel Mendonça, Neil Edwards, Various
Cover by: Mikel Janin
発行年 2018年

公式サイトはこちら。


2020年8月30日日曜日

Justice League of America (2017-2018) Vol. 4: Surgical Strike 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

  Batman (バットマン、ブルース・ウェイン)がBlack Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)らをスカウトして結成したチーム、Justice League of Americaの活躍を描くシリーズの第4巻を描きました。チームの活動は大きな曲がり角を迎えます。

【基本情報】
Art by: Kelley Jones, Stephen Byrne, Hugo Petrus
Cover by: Carlos D'Anda
Written by: Steve Orlando
発行年 2018年

公式サイトはこちら。


2020年8月29日土曜日

Justice League of America: Killer Frost Rebirth (2017) #1 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

  現在楽しく読んでいるJustice League of Americaですが、メンバーの一部を描いた短編があるようなのでKiller Frostのエピソードを読んでみました。

 

【基本情報】
Written by: Jody Houser, Steve Orlando
Art by: Mirka Andolfo
Cover by: Joe Prado, Ivan Reis
発行年 2017年

公式サイトはこちら。


2020年8月26日水曜日

Justice League of America (2017-2018) Vol. 3: Panic in the Microverse 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

  Batman (バットマン、ブルース・ウェイン)がリーダー、Black Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)やKiller Frost (キラーフロスト、ケイトリン・スノー)がメンバーにいるJustice League of Americaの3巻目は、Microverseと呼ばれる極小世界での冒険物語です。

 

【基本情報】
Written by: Steve Orlando
Art by: Various, Felipe Watanabe, Julio Ferreira, Ivan Reis
Cover by: Ivan Reis
発行年 2018年

公式サイトはこちら。


2020年8月22日土曜日

Supergirl (2005-2011) Vol. 5: The Hunt for Reactron

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

  ずっと読んできた2005年-2011年のSupergirlシリーズですが、2020年8月時点でオムニバス版は5巻まで出版されています。というわけで5巻が最終巻に違いないと思っていたのですが、まだ続きがあるようです。通常の単行本の方でさらに続きが発売されています。今回読んだ、オムニバス版5巻は2019年に出版されたようですので今後さらに続きが出るのかもしれません。

 

【基本情報】
Written by: Sterling Gates, Greg Rucka
Art by: Matt Camp, Jamal Igle, Pere Perez, Various
Cover by: Michael Turner
発行年 2019年(連載されていたのは2009-2010年)

公式サイトはこちら。


2020年8月19日水曜日

Supergirl (2005-2011) Vol. 4: Daughter of New Krypton 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 2005-2011年に連載されていたSupergirl誌オムニバス版の第4巻を読みました。この頃、Action Comics誌などスーパーマン関係の雑誌全体を揺るがす一大イベントが起きていたらしく、Supergirl誌もそのイベントに巻き込まれていきます。

 

【基本情報】
Written by: Sterling Gates
Art by: Various, Jonathan Sibal, Keith Champagne, Jamal Igle
Cover by: Joshua Middleton
発行年 2018年 (連載されていたのは2008-2009年頃)

公式サイトはこちら。


2020年8月16日日曜日

Supergirl (2005-2011) Vol. 3: Ghosts of Krypton 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 2005-2011年に連載されていたSupergirl誌オムニバス版の第三巻を読みました。この巻ではこれまでとは違う新しい展開を読むことができました。

 

【基本情報】
Written by: Fabian Nicieza, Kurt Busiek, Kelley Puckett, Geoff Johns
Art by: Renato Guedes, Lee Ferguson, Ray Snyder, Drew Johnson
Cover by: Ray Snyder, Drew Johnson
発行年 2017年 (連載されていたのは2007年頃)

公式サイトはこちら。


2020年8月10日月曜日

Titans Hunt (2015-2016) 感想

  Rebirth期のTitans(感想はこちら)を買った順番に読んでいますが、New52期の終盤にこのシリーズの前日譚にあたる作品があったらしいということで読んでみました。

【基本情報】
Writer: Dan Abnett
Artists: Stephen Segovia, Geraldo Borges, Paulo Siqueira, Various, Jack Herbert
Cover by: Paulo Siqueira
発行年 2016年

公式サイトはこちら。


2020年8月8日土曜日

Justice League vs. Suicide Squad (2016-2017) 感想

 現在少しずつ読んでいるRebirth期のJustice League of America(感想はこちら)では、もともとはヴィランだったらしいKiller Frost(キラーフロスト、ケイトリン・スノー)がバットマンにスカウトされてチームに入っています。彼女がバットマンに見いだされた理由がこのJustice League vs. Suicide Squadにあるらしいので読んでみました。

 

 そうしたら、ロボ(Lobo)がJustice League of Americaに勧誘された理由もこの本にありました。Justice League of Americaは、この話と完全に繋がっていたんですね。

 

【基本情報】
Writer: Tim Seeley, Rob Williams, Joshua Williamson
Artists: Jason Fabok, Various, Christian Duce Fernandez, Giuseppe Cafaro, Howard Porter, Robson Rocha, Fernando Pasarin, Jesús Merino, Tony S. Daniel, Riley Rossmo
Cover by: Jason Fabok
発行年 2017年

公式サイトはこちら。


2020年8月1日土曜日

Young Justice Book One 感想

 最近Wonder Girl(ワンダーガール、キャシー・サンズマーク)の登場するコミックを読んでいます。彼女の所属するヒーローチームと言えばTeen Titans...と思っていたら、最初に所属したチームの名前はYoung Justiceだったらしいので1巻を読んでみました。
 なお同名のアニメシリーズがありますが、2010年から放映が始まっているようなのでコミックの方が先だったようですね。
 
 
【基本情報】
Writers: Various, Daniel Curtis Johnson, Todd Dezago, Peter David
Artists: Todd Nauck, , Craig Rousseau, Alé Garza, Mike McKone, Humberto Ramos
Cover by: Lary Stucker, Todd Nauck
発行年 2017年 (連載されていたのは1998年-1999年頃)

公式サイトはこちら。


2020年7月29日水曜日

Wonder Woman (2016-) Vol. 5: The Heart of the Amazon 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


 2016年から始まったRebirth期Wonder Woman誌のVol. 5を読みました。Rebirth期Wonder Woman誌は、Greg Rucka氏がメインライターを務めたVol. 1~Vol. 4 (感想はこちら)を読んだ後しばらく遠ざかっていましたが、久しぶりに読んでみました。
 
【基本情報】
Writers: Collin Kelly, Michael Moreci, Vita Ayala, Tim Seeley, Shea Fontana, Jackson Lanzing
Artists: David Lafuente, Stephanie Hans, Mirka Andolfo, Claire Roe, Christian Duce Fernandez, David Messina
Cover by: Jenny Frison
発行年 2018年

公式サイトはこちら。


2020年7月25日土曜日

キャラクター紹介:バナ-マイダルのアルテミス

 アルテミスはアマゾン族の中でも、バナ-マイダル (Bana-Mighdall)と呼ばれる一族の一員です。ワンダーウーマン誌に登場してワンダーウーマンとともに活躍したのち、他のヒーローたちとも共闘するようになっていきました。
 
 DCコミックス社の作品は、2011年と2016年に大規模な設定の更新があったために
 ・New52期以前 (2011年以前)
 ・New52期 (2011-2016年頃)
 ・Rebirth期 (2016年以降)
 に大きく分かれます。New52期以前もいろいろ分類できるようなのですがそれは略。
 
 アルテミスはNew52期以前に登場し、主にワンダーウーマン誌で活躍しました。New52期にはほとんど登場することがありませんでしたが、Rebirth期にはやや設定が変化しゴッサム市で活躍する姿が描かれています。

2020年7月23日木曜日

Wonder Woman by John Byrne Vol. 3 感想

※Wonder Woman (1987-2006)の各シリーズの感想はこちらをご覧ください。

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

 Artemis(アルテミス)やDonna Troy(ドナ・トロイ)といったワンダーウーマンの仲間たちの活躍が描かれているらしいということで読み始めたこのシリーズですが、最終巻にしてついに彼女たちが大活躍する姿が描かれます。一方で、主役のWonder Woman(ワンダーウーマン、ダイアナ)はやや影が薄いかもしれません。ダイアナの母であるHippolyta女王(ヒッポリタ女王)や、前述のアルテミスやドナ・トロイ、二代目Wonder GirlことCassie Sandsmark(キャシー・サンズマーク)のファンにおすすめの一冊です。
 
【基本情報】
Witten by: John Byrne
Art by: John Byrne
発行年 2019年(※単行本の発行年。連載されていたのは1997-1998年)

公式サイトはこちら。


2020年7月19日日曜日

Secret Six (2008-2011) Vol. 4: Caution to the wind 感想 -長い夢の終わり-

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。


 ヒーローともヴィランともつかないチーム、Secret SixのVol. 4を読みました。笑える場面もいろいろありましたが、シリーズ最終巻ということもあってか「夢の終わり」という感想になるラストでした。
 
【基本情報】
Writer: Gail Simone
Artists: RB Silva, J. Calafiore
Cover by: Daniel Luvisi
発行年 2016年 (連載されていたのは2011年ごろ)

公式サイトはこちら。


2020年7月17日金曜日

Secret Six (2008-2011) Vol. 3: Cat's Cradle 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。



Gail Simone氏の描くSecret Sixの第3巻を読みました。前巻では、戦いの中で相当な無茶をしたScandal Savage(スキャンダル・サベッジ)にBane(ベイン)が「お前はもう戦うな」と通告するという衝撃のラストを迎えていました。
 というわけでこの3巻ではスキャンダルがチームから外されているのか……と覚悟して読み始めたところ、彼女は特にチームから離れることもなく、とはいっても前線には出ないようにしているっぽいという微妙なポジションでした。
 
【基本情報】
Writer: John Ostrander, Gail Simone
Artists: Various, , J. Calafiore
Cover by: Daniel Luvisi
発行年 2015年 (連載されていたのは2009年ごろ)

公式サイトはこちら。

2020年7月12日日曜日

Secret Six (2008-2011) Vol. 2: Money and Murder 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。



Gail Simone氏が描くSecret Sixの第二巻を読みました。ヒーローともヴィランともつかないチームSecret Sixの活躍を描くこのシリーズですが、第二巻と第一巻の間には少し間があったらしくメンバー変更が起きています。
 
【基本情報】
Writer: Gail Simone
Artists: Various, Doug Hazlewood, Nicola Scott
Cover by: Cliff Chiang
発行年 2015年 (連載されていたのは2008年ごろ)
公式サイトはこちら。


2020年7月5日日曜日

Secret Six (2006) Vol. 1: Villains United 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。



Gail Simone氏が描く、ヴィランたち6人のチームSecret Sixの活躍を描くシリーズの第一巻を読んでみました。この本の続きにあたるはずのVol. 2にワンダーウーマンとアルテミスがゲスト出演するエピソードがありまして、実はそちらの方をかなり前に買っていたのですが、主人公チームのことを全く分からないで読むのはさすがに無理がありました。というわけでまずVol. 1から読んでみています。すると、魅力的な女性キャラクターがここにもいました。
 
【基本情報】
Writer: Gail Simone
Artists: Various, Dale Eaglesham, Jimmy Palmiotti, Bradley Walker
Cover by: J.G. Jones
発行年 2015年 (連載されていたのは2006年)

公式サイトはこちら。


2020年7月2日木曜日

Justice League Dark (2018-) #20-#23 感想

※このシリーズの各話感想はこちらをご覧ください。

 Rebirth期のJustice League Darkは、Upside-Down Manをはじめとする古来の魔法の使い手たちの襲来と彼らとの戦いを描いています。
 その中でDCコミックスのヒーローたちの世界では魔法にどんな秩序が存在したか? ということを語っているのですが、今回は、Green、Red、Black――などと呼ばれる、植物、動物、腐敗を司る存在に焦点を当てています。
 
 なお、コロナウィルスの影響でJustice League Darkも少し発行が遅れました。#23には、ソーシャルディスタンスをとるよう訴えるこんな広告も掲載されています (Art by Tony S. Daniel/ Colors by Tomeu Morey, 画像はクリックで拡大できます)。連載をリアルタイムで追っていると、こんなところでも時代を感じますね。6フィートは約1.8メートルです。
 
 

【基本情報】
Writers: Ram V., James Tynion IV
Artists: Kyle Hotz, Alvaro Martinez, Amancay Nahuelpan, Raul Fernandez
Colorists: Brad Anderson, FCO Plascencia, June Chung
Cover by: Brad Anderson, Raul Fernandez, Guillem March, Alvaro Martinez, Nathan Fairbairn, Yanick Paquette
発行年 2020年

公式サイトはこちら。


2020年6月28日日曜日

Birds of Prey: Sirens of Justice #1 感想

 このシリーズの各話感想は以下をご覧ください。


 Gail Simone氏が久々にライターを務めたBirds of Preyを読みました。この作品はコロナウィルスの影響でDCコミックスの紙媒体での出版が遅れ、デジタル配信のみで販売されたいくつかの作品の中の一つです。
 
【基本情報】
Writer: Gail Simone
Penciller: Inaki Miranda
Inker:Inaki Miranda
Colorist: John Kalisz
発行年 2020年

Amazonのページはこちら。購入及び数ページ分の試し読みができます。

2020年6月20日土曜日

World’s Finest: Batwoman and Supergirl #1 感想

 この作品はコロナウィルスの影響でDCコミックスの紙媒体での出版が遅れ、デジタル配信のみで販売されたいくつかの作品の中の一つです。
 とはいっても、もともとは紙媒体で発売されたBatwoman Supergirl Worlds Finest Giant #1という作品の中に掲載されていたものらしいので、紙媒体のみでの発売だったものをデジタル配信に回した、という経緯でしょうか。
 Batwoman (バットウーマン、ケイト・ケイン)とSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)という珍しいコンビの活躍が見られます。
 
【基本情報】
Writer: Margaret Stohl
Penciller: Laura Braga
Inker: Laura Braga
Colorist: Arif Prianto
発行年 2020年

Amazonのページはこちら。購入及び数ページ分の試し読みができます。

2020年6月14日日曜日

Teen Titans (2014-2016) Vol. 1- Vol. 4 感想

 New52期後半に連載されていたTeen Titans誌のVol. 1-Vol. 4を読んでみました。前のTeen Titans(感想はこちら)の設定を引き継ぎつつ、メインライターが変わったこともあり号数をリセットしたようです。
 
【基本情報】
Writers: Will Pfeifer, Greg Pak, Scott Lobdell, Tony Bedard
Artists: Scott Hepburn, Kenneth Rocafort, Ian Churchill, Felipe Watanabe, Tom Derenick, Miguel Mendonça, Norm Rapmund, Various
Cover by: Kenneth Rocafort, Bengal, Jorge Jimenez, Mike McKone
発行年 2015年-2017年

公式サイトはこちら。


2020年6月10日水曜日

2020年6月6日土曜日

Justice League of America (2017-2018) Vol. 1: The Extremists 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。
 Black Canary(ブラックキャナリー、Dinah Lance (ダイナ・ランス))はBirds of PreyシリーズやGreen Arrow誌に登場していることが多いですが、最近の作品では他のチームに入っていることはないものか――と調べてみたところ、最近連載されていたJustice League of America誌に登場していたので1巻を読んでみました。
 
【基本情報】
Writer: Steve Orlando
Artists: Joe Prado, Ivan Reis, Various, Felipe Watanabe
Cover by: Joe Prado, Ivan Reis
発行年 2017年

公式サイトはこちら。


2020年5月31日日曜日

Supergirl (2005-2011) Vol. 2: Breaking the Chain 感想

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 2005年からのスーパーガール誌、オムニバス版の第2巻を読んでみました。Supergirl (スーパーガール、Kara Zor-El)の自分探しの旅は続きます。
 
【基本情報】
Writers: Kelley Puckett, Tony Bedard, Mark Sable, Joe Kelly
Artists: Joe Benitez, Various, Drew Johnson, Renato Guedes, Alé Garza, Ian Churchill
Cover by: Richard Friend, Alé Garza
発行年 2016年 (連載されていたのは2005年ごろ)

公式サイトはこちら。


2020年5月29日金曜日

Teen Titans (2011-2014) Vol. 5: The Trial of Kid Flash 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

 New52期に連載されていたTeen Titans誌の5巻を読んでみました。このシリーズはこれでいったん終わり、また1巻からカウントし始める新しいシリーズが始まった様です。
 
【基本情報】
Writer: Scott Lobdell
Artists: Art Thibert, Barry Kitson, Tyler Kirkham, Angel Unzueta, Various
Cover by: Norm Rapmund, Brett Booth
発行年 2015年

公式サイトはこちら。


2020年5月26日火曜日

Teen Titans (2011-2014) Vol. 4: Light And Dark 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。


 New52期に連載されていたTeen Titans誌を1巻、2巻と読んで本来なら3巻を読むはずですが、イベントDeath of The Familyに関する話らしく、たぶん怖いので3巻を飛ばして4巻を読んでみました。
 
【基本情報】
Writer: Scott Lobdell
Artists: Robson Rocha, Patrick Zircher, Eddy Barrows, Various
Cover by: Eddy Barrows, Eber Ferreira
発行年 2014年

公式サイトはこちら。

2020年5月22日金曜日

Teen Titans (2011-2014) Vol. 2: The Culling 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

 New52期Teen TitansのVol. 2を読みました。この巻には、Wonder Girl(ワンダーガール、キャシー・サンズマーク)の力の秘密が語られるエピソードが収録されています。
 
【基本情報】
Writers: Fabian Nicieza, Scott Lobdell
Artists: Brett Booth, Various, Alé Garza, JP Mayer, Ig Guara
Cover by: Norm Rapmund, Brett Booth
発行年 2013年

公式サイトはこちら。


2020年5月19日火曜日

Teen Titans (2011-2014) Vol. 1: It's Our Right To Fight 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

 DCコミックス社では2011年と2016年に大規模設定リセットが行われました。2011年と2016年の間はNew52期と呼ばれる時期にあたり、それ以外の時期とは異なる独特の設定になっているキャラクターもいます。
 
 このNew52期に連載されていたTeen Titans誌の1巻を読んでみました。
 
【基本情報】
Writer: Scott Lobdell
Artists: Norm Rapmund, Brett Booth
Cover by: Brett Booth
発行年 2012年

公式サイトはこちら。

 

2020年5月17日日曜日

Birds of Prey (2003) #1-#2: Batgirl/Catwoman感想

 Birds of Preyシリーズは電子書籍化された単行本のほかに、一話ずつでも電子書籍が販売されています。電子書籍の単行本には収録されていない話も多いのですが、沢山ありすぎてどれを読んだらいいか分からないのでとりあえず放置していました。
 
 2003年のBirds of PreyシリーズでCatwoman(キャットウーマン、セリーナ・カイル)とBatgirl(バットガール、バーバラ・ゴードン)にスポットを当てたエピソードが2話出ているらしく、セールになっていたので読んでみました。
 
 
【基本情報】
Writer: John Francis Moore
Penciller: Darick Robertson, Dave Ross
Inker: Jimmy Palmiotti
Colorist: Giulia Brusco, Brian G Miller
Cover by: Darick Robertson, Dave Ross 
発行年 2003年


 Amazonのページはこちら (#1)。購入及び数ページ分の試し読みができます。
 

2020年5月15日金曜日

Grayson (2014-2016) Vol. 5: Spiral's End

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

 かつてはバットマンの相棒ロビンとして、独り立ちしてからはヒーローNightwingとして活躍していたDick Grayson(ディック・グレイソン)が自らの死を偽装し、Spyral(スパイラル)という組織のエージェントとして戦うこのシリーズもいよいよ最終巻です。サブタイトル通り、スパイラルの崩壊が描かれます。
 
【基本情報】
Writers: Collin Kelly, Jackson Lanzing, Tim Seeley, Tom King
Artists: Carmine Di Giandomenico, Various, Roge Antonio
Cover by: Mikel Janin
発行年 2017年

公式サイトはこちら。