2020年12月23日水曜日

Justice League of America: Vixen Rebirth (2017) #1 感想

 ※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。


 Rebirth期Justice League of Americaに合わせて出版された、Vixen (ビクセン、マリ・マッケイブ)の短編を読みました。ビクセンの能力を説明するような一作になっています。

 

【基本情報】
Written by: Jody Houser, Steve Orlando
Art by: Jamal Campbell
Cover by: Joe Prado, Ivan Reis
発行年 2017年

公式サイトはこちら。



 アフリカで孤児として育ちながら、長じてスーパーモデルとなり数々の事業や動物愛護の活動を行うマリ・マッケイブ。しかしあるテレビ番組でインタビューに応えた際、マリの立ち上げた「恵まれない子供たちに教育を与える」というプログラムの生徒から「マリは私の母がいなくなったことを知らせても何もしてくれない」と告発される。マリはビクセンの力を使って彼女の母を助けようとするのだったが――というのがあらすじです。

 

 実情としては、マリの代理人が生徒からのメールをマリに見せないようシャットアウトしていたようなのですが。生徒のお母さんを助けるため、自らの母から受け継いだ力を解放して戦うマリ、という構図になっています。

 お話としてはめでたしめでたしでいいのですが、テレビ番組であんな告発をされてしまってマリの社会的な評判はどうなってるんだろうかと心配です。アメリカだとそんなに気にされないんでしょうか。

 日本の芸能界だと当分再起できないダメージだったような気がしますが。大丈夫か。