2021年3月3日水曜日

Wonder Woman: Agent of Peace #13 感想

※このシリーズの各話感想はこちらです。

  • #13 (キャシー・サンズマークゲスト回)
  • #15 (ザターナゲスト回)
  • #21 (ドナ・トロイゲスト回)


 New52期~Rebirth期のDonna Troy(ドナ・トロイ)とWonder Woman(ワンダーウーマン、ダイアナ)との関係についてはいくつかの記事であれこれ語っていますが、そういえば2016年からのRebirth期ではWonder Girl (ワンダーガール、キャシー・サンズマーク)とダイアナとの絡みはあまりないよね……と思って調べたところ、デジタルファーストで発行されていたWonder Woman: Agent of Peaceの#13にはキャシーがゲスト出演していたようなので読んでみました。

【基本情報】

Written by: Ivan Cohen
Art by: Pop Mhan
発行年 2020年

公式サイトはこちら。



 ワシントンD.C.で、何台ものスポーツカーが暴走するという事件が起きる。ワンダーガールは現場に急行するとともにダイアナを呼び、事態を収拾するのだった。しかし、暴走した車を運転していたはずのドライバーはどこにもいなかった。この事件は、ある施設に展示されていた時計の盗難事件と関連があるとみられたが、消える犯人の事件はそれからも起きるのだった――というのがあらすじです。

 

 ダイアナとキャシーは、上に書いたように2016年以降の絡みが少なく(キャシーの登場作品が少ないからです)、どういう関係かなと思っていたのですが普通に仲の良い姉妹という感じでした。

 

 事件とは別に、キャシーがダイアナを誘ってK-POPのグループのコンサートに行くシーンがあるのですが、そこでダイアナがそのグループには合っていないらしいTシャツを着て来て戸惑っているのも「若者に合わせ切れていない大人」感があって微笑ましいです。

 二人を他の作品でももっと共演させるべき、と思える一冊でした。