2026年1月12日月曜日

Birds of Prey Vol. 2: Worlds Without End 感想 -まるでコロコロコミックのような-

 このシリーズの各巻感想はこちら。

 Kelly ThompsonによるBirds of PreyのVol. 2を読みました。前の巻のキャラクター設定を引き継ぎながら、敵は全く別の存在になり全く違うタイプの冒険が見られます。

【基本情報】
Written by: Kelly Thompson
Art by: Gavin Guidry, David Lopez, Javier Pina, Jonathan Case
発行年 2025年


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 タイムトラベル関係で不可解な現象が起きていることをMia Mizoguchiから知らされたバーバラ・ゴードン (Barbara Gordon, Oracle)とダイナ・ランス (Dinah Lance, Black Canary)。バーバラの分析により何者かが動物の力であるRedを使って時間に干渉していることを知った二人はビクセン (Vixen, Mari McCabe)に協力を依頼する。一方、ビクセンの周りでも不可解な現象が起きておりBirds of PreyとVixenはともに調査を始めるのだったが――というところから物語は始まります。 

 ……という導入部から想像もできないほど弾けたストーリーになっているのですが、これは敵側の能力のせいで様々な異世界に飛ばされながらの戦いになっているからで、世界が変わるたびにメンバーのコスチュームも変わる楽しさがあります。さらには「コロコロコミック掲載作品だったかな?」という勢いの小学生レベルの下ネタもあり、深刻な真相とは裏腹に楽しく読める一冊になっています。

 ぽんぽんと下ネタギャグを入れてくるあたり、ライターのKelly ThompsonはGail Simone期のBirds of Preyを忠実に再現しているといえるかもしれません。

  

 以下、ネタバレを含む感想です。

 

 この話を全部読み終えてわかったことが「バーバラ・ゴードンは将来人を殺すらしい」なんですがこの設定で続けて行くんでしょうかね。バーバラがなぜそんなことになってしまうのか知りたいのでぜひ続けてほしいところですが、タイムトラベルできるキャラクターもいるので過去改変とかでうやむやにしちゃうのかなあ、とも少し思っています。