※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。
"Batman: No Man's Land"の最終巻です。一冊約500ページの超大作。読み始める前は全部読めるかどうか不安でしたが、読めました。達成感がとてもあります。
ゴッサム市を襲った大地震の後、米政府はゴッサム市を放棄することを決断。住民にゴッサム市を離れるよう促し、市につながる橋を爆破する。しかし様々な事情で市外に移動できない住民、移動したがらない住民はゴッサム市に留まった。そして米政府の手を離れたゴッサム市はギャング団が縄張りを奪い合う無法地帯と化したのであった――というのがあらすじのこのシリーズ。短編を積み重ねる形で無法地帯のゴッサム市を描き出していきます。
このVol. 4、最終巻ということもあってか盛りだくさんの展開でした。その分ページを繰る手も早くなり、結構あっという間に読めてしまった印象です。
【基本情報】
Writers: Chuck Dixon, Devin Grayson, Dennis O'Neil, John Ostrander, Greg Rucka
Artists: Dale Eaglesham, Greg Land, Scott McDaniel, Roger Robinson, Craig Rousseau, Damion Scott
Cover by: Bill Sienkiewicz
発行年 2012年 (New Edition版)
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