2025年12月28日日曜日

このブログについて

このブログは、以前のアメコミ(DC)感想ブログから引っ越してきたものです。

DCコミックス社のアメコミを、女性ヒーロー中心に読んだ感想を書いていきます。筆者はザターナをまず好きになり、次にレニー・モントーヤを好きになったという経緯からこの二人に関する感想が中心になりがちです。

・キャラクターについて大雑把に知りたい方は:「キャラクター紹介」をご覧ください。(少しずつの更新です。更新順に見たい方はこちらをご覧ください)

・どんなシリーズの感想を書いているか知りたい方は:「シリーズ一覧」をご覧ください。Comixologyでのシリーズ分けと同様に分類しています。

・様々なキャラクターの登場する話について知りたい方は:「ラベル」(PC版では右側、スマホ版では下のほうに一覧があります)のキャラクター名をクリックしてみてください。

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Photo by Anthony Sotomayor from Burst

ブログに画像が何もないと寂しいので貼ってみました。

DC's Zatannic Panic! -手軽に読めるハロウィンアンソロジー-

  DC's Zatannic Panic!を読みました。ハロウィンに合わせた魔法系キャラ中心の短編集です。

【基本情報】

Writer: Roberto Recchioni, Cavan Scott, Andrew Maclean, Daniel Warren Johnson
Art by: Gigi Cavenago, John McCrea, Andrew Maclean 
Cover: Lee Bermejo
発行年 2025年10月


公式サイトはこちら。


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2025年12月1日月曜日

Zatanna (2025-)#1-#6 感想 -オーソドックスなザターナ主役のミニシリーズ-

  Zatanna (2025)を読みました。ザターナが主役の6話完結のミニシリーズです。ザターナが主役の作品といえば、Zatanna by Paul Dini (感想はこちら)が2011年のNew52開始とともに打ち切りとなり、その後はJustice League Darkなどのチーム誌でメインとして活躍するもののソロ誌はなく、ミニシリーズはたまにあるもののZatanna and the House of Secrets (感想はこちら )のような子供向けレーベルだったり、Zatanna: Bring down the House (感想はこちら)のようにBlack Labelだったりと、コミックの本流とはあまり関係ない設定でも展開できるタイプの物語でした。

 もちろんZatanna and the House of SecretsもZatanna: Bring down the Houseも面白いんですよ!  面白いんですが、ザターナというキャラクターの掘り下げということを考えると、ここでどれだけ面白い物語が展開してもほかの物語に影響することはないわけで。ぽつぽつと孤島ができているけどほかの島とつながることはないんだよなあ、という残念感は正直ありました。

 それがついに、とてもオーソドックスなザターナ主役のミニシリーズの登場です。DCコミックスにおけるザターナというキャラクターの今後について考える契機にもなりました。

 

【基本情報】
Writer: Jamal Campbell
Artist: Jamal Campbell
Cover: Jamal Campbell
Colorist: Jamal Campbell
発行年 2025年


公式サイトはこちら (#1)。


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2025年11月3日月曜日

Supergirl: Universe End -いくらでも深読みはできるけれど-

  Mariko TamakiのSupergirl誌を読みました。2024年のAction Comics誌でバックアップとして連載されていたものをまとめたTPB (単行本)のようです。

 【基本情報】

Written by: Mariko Tamaki
Art by: Meghan Hetrick, Skylar Patridge
Colorist: Marissa Louise
Cover by: Jamal Campbell
発行年 2025年


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2025年10月12日日曜日

Poison Ivy (2022-) Vol. 3: Mourning Sickness -因果応報-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 Poison Ivy誌のVol. 3を読みました。第2巻でゴッサムに帰還したPoison Ivyですが、ゴッサムで安定した住処を得るために(ハーレイの家に居座ったらいいんじゃないかと思いますが、そういうわけにもいかないようです)活動を始めたところ、自分のかつての罪に向き合わされることに――という物語になっています。

 

【基本情報】
Written by: G. Willow Wilson
Art by: A.L. Kaplan, Kelley Jones, Guillem March, Marcio Takara
Cover by: Jessica Fong
発行年 2024年


公式サイトはこちら。


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2025年9月23日火曜日

Birds of Prey (2023-) Vol. 1: Megadeath 感想 -慣れないメンバーもいるがこれはこれで-

  2023年に新しく始まったBirds of Preyの第一巻を読みました。Birds of Preyといえば、Barbara Gordon (バーバラ・ゴードン)が車いすに乗ってOracle (オラクル)という名前で活動していた時にBlack Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)をスカウトして始めたチームです (1999年ごろの最初期のBirds of Preyの感想はこちら)。

 その後はHuntress (ハントレス、ヘレナ・ベルティネリ)がレギュラーメンバーになったり、状況によって必要なヒーローを呼んだりしてBirds of Preyというチームは続いてきた――わけですが。

 映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」 (2020)では、バーバラは登場せずタイトル通りハーレイが活躍するということで、コミック版のBirds of Preyでもハーレイが入ってバーバラが入らないものも出てきました。

 筆者としてはバーバラが始めたBirds of Preyなのにバーバラが入らないとは何たることかと思っているので、本作もバーバラ不在、ハーレイが入っているというメンバー構成には不満がありました。

 が、この第一巻を最後まで読むと、バーバラをメンバーに含めない理由がちゃんと書いてあったので大変好印象です。ちゃんと理由付けしてくれたのがよかったと思います。

 

【基本情報】
Written by: Kelly Thompson
Art by: Leonardo Bastos Romero, Arist Deyn
Colorist: Arist Deyn, Jordie Bellaire
Cover by: Leonardo Bastos Romero, Jordie Bellaire
発行年 2024年

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2025年8月31日日曜日

The Question: All Along the Watchtower #1-#6 感想 -別にQuestionでなくても良かったのでは-

  The Qustion: All Along the Watchtowerを読みました。警察をやめたRenee Montoya (レニー・モントーヤ)が探偵としてバットマンに呼ばれ、Justice Leagueの基地であるWatchtowerへの侵入を試みる何者かについて捜査する――という物語です。6話完結のミニシリーズになっています。

 

【基本情報】
Writer: Alex Segura
Art by: Cian Tormey
Cover: Cian Tormey, Romulo Fajardo Jr.
Colorist: Romulo Fajardo Jr.
発行年 2025年


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2025年5月25日日曜日

Green Arrow (2023-)

 2023年から始まったGreen Arrow誌は、Dark Crisisで死んだと思われたGreen Arrow (グリーンアロー、オリバー・クィーン)が彼の仲間たちと再会していく物語です。ファミリー大活躍の展開になると思われます。

Green Arrow (2023-) Vol. 2: Family First 感想 -よみがえるGreen Arrow ファミリー -

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 2023年から始まったGreen Arrow誌のVol. 2を読みました。前巻で異世界を脱出し家族と合流したGreen Arrow (グリーンアロー、オリバー・クィーン)ですがその時に義理の息子であるRoy Harper (ロイ・ハーパー)は行方不明になっていました。

 本巻ではロイ・ハーパーを探すというのがメインのストーリーになっています。

 

【基本情報】
Written by: Joshua Williamson
Art by: Sean Izaakse, Carmine Di Giandomenico, Trevor Hairsine, Phil Hester
Colorist: Romulo Fajardo Jr.
発行年 2024年


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2025年5月18日日曜日

Dark Knights of the Steel Vol.2 感想 -各チームの曲者-

  Dark Knights of Steel のVol. 2を読みました。第一巻 (感想はこちら )に引き続き、ファンタジーの世界をベースにカル・エルの家族が治める国 (ブルース・ウェインも側近)、アマゾン族が治める国、Jefferson Pierceらの一家が治める国の3か国が何らかの策略によって争いを始めるのだった――というところから物語は始まります。

 なぜ3か国は相争わなければならないのか、その背後にある陰謀とは――というのが見どころになっています。

 

【基本情報】
Writers: Tom Taylor, C. S. Pacat
Artists: Yasmine Putri, Nathan Gooden, Caspar Wijngaard, Sean Izaakse, MicheleBandin
Cover Art: Dan Mora
発行年 2023年


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2025年5月6日火曜日

Green Arrow (2023-) Vol. 1: Reunion 感想 -Green Arrow ファミリー大集合-

  2023年から連載が始まったGreen Arrow誌のVol. 1を読みました。このころGreen Arrow (グリーンアロー、オリバー・クィーン)は2022年のイベントDark Crisisで死んだらしいということになっており、一方でそれに納得できない恋人のBlack Canary (ブラック・キャナリー、ダイナ・ランス)や義理の息子Arsenal (アーセナル、ロイ・ハーパー)、というところから物語は始まります。

 さらに。

 ロイ・ハーパーにはヴィランCheshireとの間にLianという娘がいましたが、Jutsice League: Cry for Justice (感想はこちら)という作品で殺され、長らくそれが公式設定となっていました。しかしこのところ、実は彼女は生きていたのだという話になっており、Catwoman誌 (感想はこの辺)でキャットウーマンに保護される子供の一人として登場していました。そのLianがようやくロイと再開し、さらにオリバーの実の息子であるConnor Hawke (コナー・ホーク)も登場して総出でオリバーを探すという形で話は進んでいきます。

 

【基本情報】
Written by: Joshua Williamson
Art by: Phil Hester, Sean Izaakse
発行年 2024年


公式サイトはこちら。


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2025年4月29日火曜日

Wonder Woman Black & Gold 感想: ダイアナ中心の短編集

  Wonder Woman Black & Goldを読みました。ワンダーウーマン (ダイアナ)を主人公とする短編集です。大きな特徴はタイトルの通り"Black & Gold"--黒と金の二色のみを使ったコミックになっています。この結果としていつものフルカラーのコミックとはだいぶ印象が違ってきますね。  

 読む前の注意点としては、ワンダーウーマン中心の短編集とはいってもワンダーファミリーはそんなに出てこないということがあげられます。たとえばワンダーガールの話が読みたいなら、この短編集ではなく別のコミックを読んだ方がいいです。

 

 筆者は、"BEYOND THE HORIZON" (Writer/Artist: Sanya Anwar, Letterer: Pat Brossseau)という話が好きです。セミッシラ島の近くの海で出現するようになった怪物は、一体なぜ現れるのか。ダイアナがその真相を明らかにします。

 とても悲しい真相で、ハッピーエンドとは言いにくい話なのですが救いを感じる話です。普段のヒーロー活動の一環としては描きにくい話のようにも思うので、短編集の中で読めて良かったなと思いました。

 

 この作品の公式サイトはこちら。

 

 

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2025年2月11日火曜日

Zatanna: Bring down the House感想 -Black Labelならでは-

 Zatanna: Bring down the Houseを読みました。Black Labelで展開された、ザターナ主役の作品です。他のコミックとはほぼ関係なく話が展開します。

 

【基本情報】
Writer: Mariko Tamaki
Art by: Javier Rodriguez
Cover: Javier Rodriguez
Colorist: Javier Rodriguez
発行年 2024年


公式サイトはこちら (#1)。

https://www.dc.com/comics/zatanna-bring-down-the-house-2024/zatanna-bring-down-the-house-1


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2025年1月14日火曜日

Wonder Woman Historia: The Amazons -ただの人間である絶望-

  Black Labelで展開されたWonder Woman Historia: The Amazonsを読みました。アマゾン族の出現からダイアナの誕生までの歴史を改めて描いた物語になっています。Black Labelだけあり、血なまぐさいシーンも出てきます。

 

【基本情報】
Written by: Kelly Sue DeConnick
Art by: Nicola Scott, Phil Jimenez, Gene Ha
発行年 2023年


公式サイトはこちら。


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2024年12月29日日曜日

Lazarus Planet: Revenge of the Gods -Mary Bromfieldのヒーローっぷり-

  Lazarus Planet: Revenge of the Godsを読みました。"Lazarus Planet"は2023年1月―2月頃のイベントで、ラザルス火山の噴火の結果緑色の雨が地上に降り注ぎ、一般人がスーパーパワーを得てしまったり魔法の力がおかしくなったり……という異変が起きたというストーリーになっています。この辺の経緯は、Lazarus Planet (2023) を読むと分かりやすいと思います。

 Lazarus Planet: Revenge of the Godsはこうした異変をベースにしつつ、Becky Cloonan期のWonder Woman誌 (感想はこの辺から)で描かれていたオリュンポスの女王ヘラの暴走に決着をつける物語になっています。

  とはいえ、一番印象に残ったのはダイアナ (ワンダーウーマン)をはじめとするアマゾン族の皆さんではなく、シャザムファミリーのMary Bromfield (メアリー・ブロムフィールド)でした。

 

【基本情報】
Written by: Michael Conrad, Phillip Kennedy Johnson, Becky Cloonan, Josie Campbell
Art by: Cian Tormey, Jack Herbert, Amancay Nahuelpan, Caitlin Yarsky
発行年 2023年


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2024年12月19日木曜日

Batman Urban Legends Vol. 5 感想 -人生の通信簿-

※このシリーズの各館感想はこちらをご覧ください。 

 Batman Urban legendsのVol. 5を読みました。バットマンやゴッサム市に関わる出来事を2-3話の短編で描くシリーズですが、この巻では

  •  Signal (シグナル、デューク・トーマス)を中心にしたOutsidersの活躍の話
  •    Batman (ブルース・ウェイン)の両親がタイムスリップして現代に現れる話
  •  アルフレッドが一人で事件を解決する話

 

 などが収録されています。この感想では、バットマンの両親がタイムスリップしてくる話をとりあげます。

 

【基本情報】
Written by: Joey Esposito, Dennis Culver, Brandon Thomas, Chris Burnham
Art by: Alberto Alburquerque, Hayden Sherman, Vasco Georgiev, Chris Burnham
発行年 2023年


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2024年11月20日水曜日

Poison Ivy (2022-)

 2022年から始まったPoison Ivy誌は、Poison Ivy (ポイズン・アイビー、パメラ・アイズリー)を主人公にした作品です。

Heroes in Crisisで殺されてから生き返ったはいいものの、いろいろとカオスなことになっていたアイビーの物語が収拾をつけつつ進んでいきます。

Poison Ivy (2022-) Vol. 2: Unethical Consumption -禅寺で修行体験でもしてみてはどうでしょうか-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 Poison Ivy誌のVol. 2を読みました。第一巻で本来の自分を取り戻したPoison Ivyが、Harley Quinn (ハーレイ・クイン)に促されてゴッサムに帰還するまでの道中を描いています。 

【基本情報】
Written by: G. Willow Wilson
Art by: Atagun Ilhan, Marcio Takara
発行年 2023年


公式サイトはこちら。


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2024年10月13日日曜日

Outsiders (2023-) 感想: メタに"Crisis"を描いた異色作

  Batwoman (バットウーマン、ケイト・ケイン)がレギュラーとして登場するOutsiders誌を読みました。ヒーロー活動から距離を起き、世界に潜む謎を解くOutsidersたちの活躍が描かれます。  

【基本情報】
Writer: Collin Kelly, Jackson Lanzing
Art by: Robert Carey, Jackson Lanzing, Adriano Lucas, Roger Cruz, Valentina Taddeo, Tomeu Morey
発行年 2023-2024年


公式サイトはこちら (#1)。

まず、筆者はこの作品を一話一話ばらばらに買っていって読んだのですが、これから読むならとにかく一気に読むのをお勧めします。


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2024年9月21日土曜日

Poison Ivy (2022-) Vol. 1: The Virtuous Cycle -「本当を自分を取り戻す」ためのロードムービー的一冊-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

  Poison Ivy誌のVol. 1を読みました。植物系ヴィランのPoison Ivy (ポイズン・アイビー、パメラ・アイズリー)を主役にしたシリーズの第一巻です。

 ポイズン・アイビーといえば、ハーレイ・クィンやキャットウーマンと並んでゴッサム市を中心に活動する女性ヴィランの代表的存在であり、最近はハーレイとの恋人としても存在感を増しています。

 そんな彼女でしたが、

Heroes in Crisis (感想はこちら )で殺害され復活したものの、Harley Quinn & Poison Ivy (感想はこちら)で弱いアイビーと強いアイビーの二人に分裂していることが判明し、強い方はQueen Ivyと名乗ってヴィランとして暗躍する一方、Catwoman (感想はこちら)のもとにアイビーの良心が保護されていて、Batman: Fear State SAGA (感想はこちら)でQueen Ivyとアイビーの良心が合体したのだ――というかなり混乱した状況になっていました。

 というわけでこの作品は、再び生まれ変わったポイズン・アイビーのその後を描く作品です。 

【基本情報】
Writer: G. Willow Wilson
Art by: Marcio Takara
発行年 2023年


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