2021年1月31日日曜日

Sensational Wonder Woman #3-4 感想

  2021年1月から始まったSensational Wonder Womanは、デジタル版の先行販売でWonder Woman (ワンダーウーマン、ダイアナ)を主役にした物語を描いています。まだ始まったばかりで何とも言えないところはありますが、大体2-3話程度で完結する短編主体で行くらしく、Wonder Woman誌などの他の雑誌のストーリーとも特に絡まない――ということで、気になった作品を手に取りやすい形になっています。

 

 #1-2話ではHawkgirl(ホークガール)がゲスト出演でした。今回感想を書く#3-4ではアマゾン族の戦士の一人、Artemis(アルテミス)がゲストで登場しています。

 

【基本情報】
Written by: Andrea Shea
Art by: Bruno Redondo
発行年 2021年

公式サイトはこちら。


表紙はこんな感じです。シルエットで描かれるダイアナとアルテミス。アルテミスの躍動感が伝わってきますね。


2021年1月30日土曜日

Green Arrow (2016-2019) Vol. 7: Citizen's Arrest 感想

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

  Rebirth期Green ArrowのVol. 7を読みました。Vol. 6までメインライターを務めていたBenjamin Parcy氏から、Julie Benson氏とShawna Benson氏にライターが変更しています。

 この巻はタイトルこそGreen Arrowですが、Black Canary (ブラックキャナリー)はほぼ全編にわたる大活躍ですし、かつてGreen Arrow (グリーンアロー、オリバー・クィーン)のもとで弟子として活動していたArsenal (アーセナル、ロイ・ハーパー)とオリバーとの関係も語られています。

  

【基本情報】
Written by: Julie Benson, Shawna Benson
Art by: Carmen Carnero, Javier Fernandez, German Peralta
発行年 2019年

Amazonのページはこちら。購入及び数ページ分の試し読みができます。


2021年1月23日土曜日

キャラクター紹介:キラーフロスト(ケイトリン・スノー)

  ケイトリン・スノーは比較的最近コミックに登場したキャラクターで、Suicide SquadやJustice League of Americaなどのチームで活躍しています。ヒーローとして登場することもあり、ヴィラン(敵役)として登場していることもあります。

 

 DCコミックス社の作品は、2011年と2016年に大規模な設定の更新があったために

  • New52期以前 (2011年以前)
  • New52期 (2011-2016年頃)
  • Rebirth期 (2016年以降)

 に大きく分かれます。またここでは略しますが、New52期以前も大規模な事件により設定が変わったことがあるようです。

 ケイトリンはNew52期に登場し、Rebeirth期でも引き続き活躍しています。New52期とRebirth期の間で設定変更はほぼありません。なお、キラーフロストという名前を使ったキャラクターはケイトリンだけではなく、ケイトリン以前に登場したキャラクターがキラーフロストを名乗っている場合もありますので注意が必要です。


2021年1月20日水曜日

Justice League of America (2013-2015) #7.2: Featuring Killer Frost 感想

  New52期に出版された、Justice League of America (2013-2015) #7.2: Featuring Killer Frostを読みました。同一シリーズで沢山のヴィランたちを取り上げた本が出ているのですが、Killer Frost (キラーフロスト、ケイトリン・スノー)のオリジンを明確に描いた一冊です。 


【基本情報】
Art by: Derlis Santacruz
Cover by: Matt Banning, Tony S. Daniel
Written by: Sterling Gates
発行年 2013年

公式サイトはこちら。


2021年1月16日土曜日

Harley Quinn & Poison Ivy (2019-2020)感想

 主にゴッサム市で活動するヴィランだったHarley Quinn (ハーレイ・クィン)とPoison Ivy (ポイズン・アイビー)がヒーローになるために頑張るお話、Harley Quinn & Poison Ivyを読みました。

 時期としてはHeroes in Crisis (感想はこちら)のあとで、一度死んだアイビーがハーレイの愛の力で復活し、二人で新しい生活を始めようとするところから始まります。

 

【基本情報】
Written by: Jody Houser
Art by: Adriana Melo
発行年 2020年

公式サイトはこちら。


2021年1月15日金曜日

Wonder Woman (2006-2011) #1~#4, Annual #1感想

※Wonder Woman (2006-2011)の各シリーズの感想はこちらをご覧ください。 


 2006年から始まったWonder Woman誌の最初のエピソードは、"Who is Wonder Woman?"というサブタイトルがついています。

 サブタイトル通り、「ワンダーウーマンとは何者か?」を改めて書きなおした作品です。というのも、この作品の前に描かれた展開でWonder Woman (ワンダーウーマン、ダイアナ)は世界を助けるために人を殺し(Superman: Sacrifice (感想はこちら)収録)、その後に起きたInfinite Crisis(感想はこちら)事件を契機に自分を見つめなおすためワンダーウーマンとしての活動を停止し旅に出た――ということが描かれています。

 

 というわけでこの作品は、ダイアナが再びワンダーウーマンとして活動を始めるまでを描いた物語です。同時にダイアナとドナ・トロイ、キャシー・サンズマークなど、仲間たちとの絆が確認できる物語でもあります。

 

 読む順番としては#1~#4のあとに、Annual #1です。#5ではないので気をつけましょう。

 

【基本情報】
Written by: Allan Heinberg
Pencils: Terry Dodson, Gary Frank
Inks: Rachel Dodson, Jonathan Sibal
Letterer: Rob Leigh, DC Lettering
Colorist: Dave McCaig
Cover Color by: Dave Stewart
発行年 2006年

公式サイトはこちら。


2021年1月11日月曜日

The Fury of Firestorm: The Nuclear Men (2011-2013) #19-#20 感想

  Killer Frost (キラーフロスト、ケイトリン・スノー)が初登場するThe Fury of Firestorm: The Nuclear Men (2011-2013)の19-20話を読んでみました。

 なお、キラーフロストと名乗ったキャラクターはケイトリン以外にもいるため、キラーフロスト自身はもっと古いキャラクターです。

 

【基本情報】
Written by: Dan Jurgens
Art by: Ray McCarthy, Dan Jurgens
Cover by: Ray McCarthy, Dan Jurgens
発行年 2013年

公式サイトはこちら。


2021年1月9日土曜日

Crisis on Infinite Earths感想

  今順番に読んでいっている2005年から2011年の"Supergirl"誌 (感想はこちら)ですが、調べてみるとこの作品の主役を務めるSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)はかなり久しぶりの登場だったようなのですね。

 カーラは1959年にコミックに初登場したようなのですが、1985年に一旦退場したようです。退場した経緯が描かれているのがこのCrisis on Infinite Earthsという作品なので、読んでみました。

 なお、1985年にカーラが退場したのちも、"Supergirl"というキャラクター自体は設定を変えて登場していたようです。

 

【基本情報】
Written by: Marv Wolfman
Finisher: George Pérez, Jerry Ordway, Dick Giordano, Mike DeCarlo
Inker: George Pérez, Dick Giordano, Mike DeCarlo
Layout: George Pérez
Penciller: George Pérez
発行年 2003年(連載されていたのは1985年頃)

公式サイトはこちら。


2021年1月2日土曜日

The Oracle Code 感想

  Barbara Gordon (バーバラ・ゴードン)を主役にした子供向け作品、The Oracle Codeを読みました。子供向け作品としてこれまで読んだBlack Canary: Ignite (感想はこちら)やZatanna and the House of Secrets(感想はこちら)と比較して、対象年齢が高めという印象を持ちました。

 前の2作品は小学校低学年くらいを対象にしていそうでしたが、この作品は小学校高学年以上を対象にしていそうです。しれっと大人向けコミックに混ざっていても違和感はないかもしれません。

 

【基本情報】
Written by: Marieke Nijkamp
Illustrator: Manuel Preitano
発行年 2020年

公式サイトはこちら。


公式トレーラーもあります。


2021年1月1日金曜日

Zatanna and the House of Secrets 感想

  子供向けに発売されているZatanna and the House of Secretsを読みました。夜に読むのにちょうどよい、ほのぼのとしたお話です。対象年齢は小学校低学年くらいでしょうか。

 

【基本情報】
Written by: Matthew Cody
Illustrator: Yoshi Yoshitani
発行年 2020年

公式サイトはこちら。