Aquaman (2011-2016)は、New52期に連載されていたアトランティスの王アクアマン(アーサー・カリー)を主役とするシリーズです。
彼の恋人であるMera (メラ)もよく登場します。
Aquaman (2011-2016)は、New52期に連載されていたアトランティスの王アクアマン(アーサー・カリー)を主役とするシリーズです。
彼の恋人であるMera (メラ)もよく登場します。
2011年から始まったNew52期に連載されたAquaman誌のVol. 1を読みました。アトランティスの王Aquaman (アクアマン、アーサー・カリー)とその妻Mera (メラ)がメインになっています。
公式サイトはこちら。
Wonder Woman by George Perez Vol. 1を読みました。Perezによるこのシリーズは、Crisis on Infinite Earths (感想はこちら)の事件により様々な設定が変更になったことを受け、セミッシラ島に住むアマゾン族の王女であるWonder Woman (ワンダーウーマン、ダイアナ)の物語を改めて語りなおしたものになっています。
現在まで続くワンダーウーマン像の基礎を作ったシリーズという印象を受けました。
なお、この作品の第1話はワンダーウーマンアンソロジー(感想はこちら)にも収録されていますのでそちらで雰囲気を掴んでみるのもおすすめです。
公式サイトはこちら。
2016年から始まったRebirth期のWonder Woman誌の最終盤の連載をまとめた単行本、Lords & Liarsを読みました。映画「ワンダーウーマン 1984」(公式サイトはこちら)に合わせた結果だと思うのですが、メインとなる敵役はMaxwell Lord (マクスウェル・ロード)です。
Vol. いくつという番号はありませんが、Rebirth期Wonder Womanの最終巻です。いつもならここで「単行本派にとって読む順番が分かりにくくなるんだから第何巻にあたるのか通し番号をつけてくれ」というところですが、この作品にはあまり言う気になりません。
というのも、一応Rebirth期に出版された作品ではあるもののこれまでのお話とは特に関係がないからです。アメリカにアマゾン族の大使館があるところなどはこれまでの経緯を踏まえているわけですが、Rebirth期のWonder Woman誌を全く読んでいない状態でいきなりこれを読んでも、問題なく楽しめると思います。映画でワンダーウーマンに興味を持った人が気軽に読みやすいコミックになるように制作されたのかもしれないですね。
公式サイトはこちら。
Batman: Urban LegendsはInfinite Frontier期の初期に連載されたコミックです。バットマンやバットファミリーを中心に、2-3話で終わる短編をオムニバス形式で収録しています。
2021年から始まったBatman: Urban Legendsの1話-3話を読みました。このコミックはゴッサム関係の様々なキャラクターを取り上げたアンソロジーという形式になっています。3話くらいで完結するものもあれば1話完結のものもあります。筆者は今回、Outsidersのエピソードを読みたかったので#1-#3を読んでみました。
アメコミのキャラクターはコミックごとにライターが変更することもあって、「このコミックとこのコミックの間に何かあったよね? でないとこのキャラクターはこんな風にならないよね?」と思うこともあるわけですが、Urban Legendsはそうしたギャップを埋めるエピソードを発表できるプラットフォームになるのかもしれません。
とはいえ、たとえば#3には殺し屋のLady Shivaのエピソードが一話完結で収録されているわけですが、
Lady Shivaのエピソードがありますということは一言も書いていないという状態になってしまっています。こうなると好きなキャラクターが出ていても見逃してしまうことが起き得るので、キャラクターを追いかけたいタイプのファンにはちょっと厄介なコミックになってしまっていると思います。
さて、この#1-#3に収録されているOutsidersはRebirth期Batman and the Outsiders (感想はこちら)の後の話で、登場するのはKatana (カタナ、タツ・ヤマシロ)、Black Lightning (ブラックライトニング、ジェファソン・ピアース)に加えて昔のOutsidersシリーズでチームメートだったMetamorpho (メタモルフォ、レックス・マンソン)です。
【基本情報】※ここで取り上げたスタッフはOutsidersのエピソードに名前がクレジットされている人のみです。
公式サイトはこちら (#1)。
Detective Comicsは、Batman (バットマン、ブルース・ウェイン)やその仲間であるバットファミリーの活躍を描くシリーズです。
2021年3月から始まったInfinite Frontier期から現在(2022年4月)まで、Mariko Tamakiがメインライターを務めています。設定としてはRebirth期の最後の頃に起きた出来事を引き継いでいるようで、
などの変化が見られます。また筆者としてはBatgirl (バットガール)として活動していたBarbara Gordon (バーバラ・ゴードン)が情報収集・分析のスペシャリストであるOracle (オラクル)専業になっているようなのも気になるところです。バットガールという名前はStephanie BrownとCassandra Sandsmarkという後輩たちに譲ったようなので今後は当分オラクル専業でいくのでしょうか。
そして、このMariko TamakiのDetective Comicsではゴッサム中心に活躍するヒーローの一人、Huntress (ハントレス、ヘレナ・ベルティネリ)がスポットライトを浴びるということで1034-1039と関連する短編Batman Secret Files: Huntressを読んでみました。なお、1034-1039は単行本ではVol.1に収録されています (Amazonのサイトはこちら)が、Batman Secret Files: Huntressの方はどの単行本に収録されているのか不明です。
(※2023/03/19追記: Batman Secret Files: HuntressはVol. 2に収録されました。感想はこちら。)
公式サイトはこちら (Detective Comics #1034)。
公式サイトはこちら (Batman Secret Files: Huntress)。