2019年1月14日月曜日

Batwoman by Greg Rucka and J. H. Williams III

 ケイト・ケイン (Batwoman)とレニー・モントーヤのなれそめが書いてあるというBatwoman by Greg Rucka and J. H. Williams IIIを読みました。もともとはDetective Comicsで2009年ごろに連載されていたバットウーマン関係のエピソードなどをまとめたものになります。ということで、基本的にはNew52での設定リセット以前の作品です。New52でのBatwomanシリーズと表紙の絵柄が似ているので少し分かりにくいですが。

【基本情報】
Writer: Greg Rucka
Artists: Scott Kolins, Jock, J.H. Williams, III
Cover: J.H. Williams, III

発行年 2017年

公式サイトはこちら。


2019年1月13日日曜日

Gotham Central 感想 -レニー・モントーヤの転落とゴッサム市警-

※このシリーズの各巻感想は以下をご覧ください。

"Gotham Central"を読みました。日頃バットマンやバットファミリーの活躍の陰に隠れがちなゴッサム市警の活躍を描いた作品です。個性豊かな刑事たちが難事件に挑み、時にバットマンに先を越されながらゴッサムシティの治安を守っていきます。

……そして、このゴッサム市警の一刑事だったRenee Montoya(レニー・モントーヤ)の人生が暗転する話でもあります。レニーの物語はこの後、"52"(感想はこちら)に続いていきます。

【基本情報】
Writer: Greg Rucka, Ed Brubaker
Inker: Michael Lark, Brian Hurtt, Stefano Gaudiano, Greg Scott, Steve Lieber
Penciller: Michael Lark, Brian Hurtt, Greg Scott, Steve Lieber, Kano

発行年 2011年~2012年 (*BOOK版)

公式サイト (Book 1)はこちら。


2019年1月12日土曜日

JLA(1997-2006) #115-#119 Crisis of Conscience 感想 -ザターナの迷走-

 JLA #115-#119を読みました。この5話は2005年に出版されたCrisis of Conscienceというエピソードを取り扱った一連の話で、Identity Crisis (感想はこちら)の後日談に当たります。
筆者はこの一連の話が収録されているJLA (1997-2006) Vol. 9というTPB(単行本)を購入しましたが、一話ずつ購入した方が安価かもしれません。単行本の方は#107-#125まで19話収録されていますので、全部読むなら単行本の方がお得です。

【基本情報】
Writers: Allan Heinberg, Geoff Johns
Inkers: Mark Farmer
Penciller: Chris Batista
Colorists: Mark Farmer, David Baron, Rags Morales
Cover Color by: David Baron

発行年 2005年

公式サイトはこちら (#115)。


2019年1月5日土曜日

Identity Crisis 感想 -DCサスペンス劇場-

 ザターナがキーパーソンになっているという、Identity Crisisを読みました。「○○クライシス」というタイトルの作品はDCから何作も出ていて、どれも重い作品らしいという情報をネットから得ていたので敬遠していたのですが、とにかく読んでみました。

【基本情報】
Writer: Brad Meltzer
Inkers: Rags Morales, Michael Bair
Penciller: Rags Morales

発行年 2006年

公式サイトはこちら。


2019年1月3日木曜日

Convergence: The Question 感想

 Convergenceは、New52での設定大幅変更により消えてしまった設定やキャラクターをもう一度昔の世界で楽しもうというコンセプトにより出版されたシリーズのようです。Convergenceというシリーズ名で何作も出版され、作品すべてにまたがる共通点もある模様。DCコミックスの世界の世界観にかかわる作品群として製作されたらしいのですが、筆者はクエスチョン(レニー・モントーヤ)の活躍を読みたくてConvergence: The Question #1と#2を読みました。2話完結です。


【基本情報】
Writer: Greg Rucka
Artists: Cully Hamner
Cover: Cully Hamner

発行年 2015年

公式サイト (#1)はこちら。


2019年1月2日水曜日

Justice League Dark (2018-)

 Justice League Dark (2018-)は、魔法を使って戦うヒーローチームJustice League Darkの物語を描くシリーズです。2018年からのこのシリーズでは、よく魔法を使うヒーローに加えWonder Woman(ワンダーウーマン、ダイアナ)もメインメンバーに入っています。


2021年からはJustice League誌のバックアップストーリー (Justice League誌の後半10ページくらいで連載される形式)になりました。

Justice League Dark (2018-) #1-Witching Night 感想 -ジャスティスリーグ・ダークの成立-

※このシリーズの各話感想はこちらをご覧ください。

現在、ザターナが主要メンバーとして登場するJustice League Dark (2018-)が連載されています。筆者も楽しく読んでいます。
どこで感想を書くか悩んでいたのですが、#1から始まった話がワンダーウーマン誌との共通イベント"The Witching Hour"の終了とともに一段落しましたので、その部分までの感想を書くことにしました。

なお、イベントの関係で一話単位で読む場合の順番は
Justice League Dark #1, 2, 3

Wonder Woman and Justice League Dark: Witching Hour

Wonder Woman #56

Justice League Dark #4

Wonder Woman #57

Justice League Dark and Wonder Woman: The Witching Hour #1

となります。ややこしいですね。順番を間違えて読むと話がつながらないので気を付けましょう。3月に出るはずのTPB (単行本)では、正しい順番で全部収録されているのだろうと思います。

(2019/03/09追記:3月12日発売予定の Justice League Dark Vol. 1はJustice League Darkの#1-3、#5-6を収録しているそうでWitching Hourのエピソードは全く入らないようです。Witching Hourはとても面白いので、ぜひどこかで読むことをおすすめします。)

(2020/11/29追記: Witching Hour については、Wonder Woman and Justice League Dark: The Witching Hour (公式サイトはこちら)という単行本にまとまりました。面白いのでお勧めです。Justice League DarkのVol. 1の後に読むといいと思います。)



【基本情報】
Writer: James T Tynion IV
Artists: Raúl Fernández, Alvaro Martinez, Jesús Merino, Ray McCarthy, Emanuela Lupacchino
Cover by: Raúl Fernández, Alvaro Martinez, Riley Rossmo, Jesús Merino, Yasmine Putri
発行年 2018年

公式サイトはこちら (Justice League Dark #1)。