2021年10月29日金曜日

Tales from the Dark Multiverse: Wonder Woman: War of the Gods (2020-) #1 感想 -バッドエンドではあるけれど……-

  DCコミックス社は数年に一度設定をリセットしたり世界観の雰囲気を少し変えたりしています。2016年に始まったRebirth期は2020年に終わり、2021年からInfinite Frontier期と呼ばれる新しい時期になりました。とはいえ、Infinite Frontier期は今のところRebirth期に直結していると言っていい様子で、大きく設定が変わっているわけではありません。

 Rebirth期の最後を飾った大規模イベントがDark Nights:Death Metalです。多くのヒーローたちを巻き込んだ巨大イベントだけに、そこから派生した様々な作品が生まれました。

 

 今回読んだ作品も、その中の一冊です。コンセプトとしては「Dark Multiverseと呼ばれる最悪の世界で、DCコミックスでこれまで描かれてきたエピソードが迎えていたバッドエンドを語る」というもののようです。

 本作の場合、Wonder Woman: War of the Gods (公式サイトはこちら ※筆者未読) というエピソードをベースにバッドエンドを迎える様子を描いています。

 

【基本情報】
Written by: Vita Ayala
Art by: Ariel Olivetti
発行年 2020年


公式サイトはこちら。


2021年10月23日土曜日

Justice League of America (2006-2011): The Injustice League -ヴィランの生き方-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 2006年からスタートしたシリーズ、Justice League of Americaの単行本、The Injustice Leagueを読みました。この巻からAmazonやComixologyでは巻数表記が消えるのですが、実質Vol. 3です。連載されてからだいぶ時間が経って単行本を読んでいると、シリーズの何巻目にあたるかというのが分かりやすい方が絶対に便利なので巻数表記は必ずつけてほしいものです。
 
【基本情報】
Written by: Alan Burnett, Dwayne McDuffie
Inker: Victor Llamas, Norm Rapmund, Andy Lanning, Sandra Hope, Allan Jefferson, Ed Benes
Penciller: Allan Jefferson, Joe Benitez, Mike McKone, Ian Churchill, Ed Benes
発行年 2009年

公式サイトはこちら。

2021年10月20日水曜日

Justice League of America (2006-2011) Vol. 2: The Lightning Saga

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 2006年からスタートしたシリーズ、Justice League of AmericaのVol. 2を読みました。Vol. 1からの続きのはずですが、Vol. 1ではチームに正式加入していなかったGeo-Force (ジオフォース、ブリオン・マルコフ)が正規メンバーになっているようなので途中で収録されていないエピソードがあるのかもしれません。

 

【基本情報】
Written by: Brad Meltzer, Geoff Johns
Inker: Phil Jimenez, Tony Harris, Mariah Benes, Ruy Jose, Gene Ha, Batt , Dexter Vines, Dick Giordano, Kevin Nowlan, Paul Neary, Andy Lanning, Sandra Hope, Ed Benes, Jesse Delperdang, Fernando Pasarin, J.H. Williams, III, Eric Wight, Ethan Van Sciver, Alex Ross, George Pérez, Kevin Maguire
Introduction: Patton Oswalt
Penciller: Tony Harris, Gene Ha, Dick Giordano, Dale Eaglesham, J. Scott Campbell, Ed Benes, Andy Kubert, Fernando Pasarin, Shane Davis, Luke McDonnell, Dan Jurgens, J.H. Williams, III, Eric Wight, Ethan Van Sciver, Alex Ross, Howard Porter, George Pérez, Rags Morales, Kevin Maguire, Phil Jimenez
発行年 2013年(単行本の発行年。連載されていたのは2007年)


公式サイトはこちら。

2021年10月16日土曜日

Justice League of America (2006-2011) 各巻感想へのリンク

 Justice League of Americaは、Infinte Crisis (感想はこちら)の後に設立されたヒーローチームJustice League of Americaの活躍を描くシリーズです。Black Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)やVixen (ビクセン、マリ・マッケイブ)、Hawkgirl (ホークガール、ケンドラ・ソーンダーズ)がレギュラーメンバーとして活躍します。

Justice League of America (2006-2011) Vol. 1: The Tornado's Path 感想 -新生-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 以前、第5巻にあたる一冊を読んだ (感想はこちら) Justice League of Americaの2006年から2011年のシリーズですが、Black Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)やVixen (ビクセン、マリ・マッケイブ)やHawkgirl (ホークガール、ケンドラ・ソーンダーズ)がレギュラーメンバーとして活躍しているようなので思い切って1巻から読んでみることにしました。

  

【基本情報】
Written by: Brad Meltzer
Inker: Mariah Benes, Karl Story, Andy Lanning, Sandra Hope, J.G. Jones, Adam Hughes, Ed Benes, Arthur Adams
Introduction: Damon Lindelof
Penciller: Chris Sprouse, J.G. Jones, Phil Jimenez, Adam Hughes, Ed Benes, Arthur Adams
発行年 2013年 (単行本の発行年。連載されていたのは2006-2007年)


公式サイトはこちら。

2021年10月9日土曜日

Suicide Squad (1987-1992) Vol. 3

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 Vixen (ビクセン、マリ・マッケイブ)がアマンダ・ウォラー率いる決死部隊Suicide Squadに所属している時期のSuicide Squad誌第3巻を読みました。この本ではSuicide Squadをめぐる政治劇が語られています。

 Suicide SquadはCheckmateという組織と合わせてTask Force Xと呼ばれているようなのですが、この巻でSuicide Squadの存在は公に知られるところになってしまいます。

【基本情報】
Writer: John Ostrander
Art by: Various, Keith Giffen, Graham Nolan, Luke McDonnell
Cover by: Karl Kesel
発行年 2016年 (連載されていたのは1988-1989年頃)


公式サイトはこちら。


Suicide Squad (1987-1992)

 Suicide Squadは、アメリカ政府の闇の高官Amanda Wallerの指示を受けて活動する部隊の活躍を描くシリーズです。メンバーは、部隊で働く代わりに刑期を短くすると約束された犯罪者(逃亡を防ぐため爆弾を装着されている)や、訳ありで部隊に入ったヒーローなどです。