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一話完結形式で連載されているWonder Woman: Agent of PeaceにDonna Troy (ドナ・トロイ)が登場しているようなので読んでみました。一話完結だと分かっていると、表紙を見て気になったときにすぐ購入できるのでいいですね。
Written by: Dan Abnett
Art by: Tom Derenick
発行年 2020年
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一話完結形式で連載されているWonder Woman: Agent of PeaceにDonna Troy (ドナ・トロイ)が登場しているようなので読んでみました。一話完結だと分かっていると、表紙を見て気になったときにすぐ購入できるのでいいですね。
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Rebirth期Wonder Woman誌、 ライターがG. Willow Wilsonに交代してからの2冊目を読みました。セミッシラ島、とオリュンポスに起きた異変を明らかにするため、Wonder Woman (ワンダーウーマン、ダイアナ)の冒険の旅は続きます。
Rebirth期Justice League of Americaに合わせて出版された、Vixen (ビクセン、マリ・マッケイブ)の短編を読みました。ビクセンの能力を説明するような一作になっています。
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Starfire (スターファイヤー、コリアンダー)と言えば若手ヒーローチームTeen Titansでの活躍が多いヒーローですが、そんな彼女のソロ誌があるので読んでみました。連載時期としてはRebirth期の直前にあたります。
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Donna Troy (ドナ・トロイ)といえば「オリジンが曖昧」である。
そもそもWonder Girl(ワンダーガール)として初めて登場した時には「Wonder Woman(ワンダーウーマン、ダイアナ)の子供時代の姿」と思われていたようであり、後に「実はダイアナとは別人のドナ・トロイであった」ということになったという経緯があるようだ。
ということもあってか、オリジン(ヒーローの生い立ちやヒーローになったきっかけについての設定)が時代によって様々に変わりつつ生き延びてきたキャラクターである。
とはいえ、様々な設定はおおむね「ダイアナやアマゾン族、ギリシア神話の神々と良い縁で結ばれ、スーパーパワーを得たヒーロー」としてまとめられる。古代ギリシアの神々から力をもらったアマゾン族の一員であるワンダーウーマン――と縁のある若手女性ヒーロー、というのがドナ・トロイの基本設定だった。
DCコミックス社では2011年に設定の大規模リセットを行い、New52と呼ばれる新しい世界観のもとで様々なヒーローの設定が変更された。ドナ・トロイやワンダーウーマンもその例に漏れず設定が変わった。これでドナ・トロイのオリジンがすっきりしたかというとそうでもない。2016年以降、DCコミックス社はRebirth期と呼ばれるさらに新しい世界観に移行したが、多くのヒーローはNew52期の設定を受け継いでいる。ドナ・トロイも一見New52期の設定を受け継いでいるように見える。
しかし実は、New52期 Wonder Woman誌とRebirth期 Wonder Woman誌の設定変更の煽りを食う形でドナ・トロイの肝心な部分の設定が曖昧になってしまっている。順番に見ていこう。
なお、この考察はNew52期 Wonder Woman誌とRebirth期 Titans誌をベースにしており(それ以降の作品にもドナは登場しているがここでは取り上げない)、両誌のネタバレを含むので未読の方は注意してほしい。
Rebirth期バットガール誌のVol. 6を読みました。もしかするとBatgirl (バットガール、バーバラ・ゴードン)が絶望のどん底に落ちるのかも、と思わせる一冊でした。
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一話完結で出版されているBirds of Prey: Sirens of Justiceの#2を読みました。Harley Quinn(ハーレイ・クィン)を主役にした短編とHuntress (ハントレス、ヘレナ・ベルティネリ)を主役にした短編が一本ずつ収録されています。
#1ではBarbara Gordon(バーバラ・ゴードン)が登場しないBirds of Preyでしたが、#2ではBirds of Preyそのものが登場しません。タイトルがBirds of Preyなのに。とはいえ収録作品は面白いので、ハーレイとヘレナのファンの方にお勧めです。
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対立はドラマである。同一の敵と対峙しているヒーロー同士であっても、その考え方の違い、価値観の違いは時に対立を産む。そして彼らの対立は両者のキャラクターをより深く描き出すことにつながる。
ということで本稿では、バットマン(ブルース・ウェイン)とバットウーマン(ケイト・ケイン)の間に見られた意見の対立について考察していきたい。主に参照する作品はRebirth期のDetective Comics Vol. 1-7(ライター:タイノン4世)、Batwoman Vol. 1-3(ライター:マーガレット・ベネット)である。なお、筆者は女性ヒーローが活躍するコミックを中心に読んでいるので参考にするコミックに偏りが見られることは大目に見ていただきたい。
映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey」公開に合わせて電子版で発行されたBirds of Prey: Murder and Mysteryを読みました。1999-2009年の間連載されていたBirds of Preyシリーズの中の、56-67話をまとめた一冊になります。
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表紙はこんな感じです。Oracle (後ろ)とBlack Canary (右手前)、Huntress(左手前)の三人が揃う表紙になっています。