Dick GraysonやDonna Troyを中心とするDCコミックス界の若手ヒーローチーム、Teen Titansはのちに名前をTitansと変更します。1984年から始まったシリーズはちょうどTeen TitansからTitansへの過渡期だったようです。
- #50-#54 (Donna Troyの第二のオリジン)
Dick GraysonやDonna Troyを中心とするDCコミックス界の若手ヒーローチーム、Teen Titansはのちに名前をTitansと変更します。1984年から始まったシリーズはちょうどTeen TitansからTitansへの過渡期だったようです。
※このシリーズの各話感想はこちらをご覧ください。
若手ヒーローチームTeen Titansの一員として活躍することが多いStarfire (スターファイヤー、コリアンダー)はチームメンバーのNightwing (ナイトウィング、ディック・グレイソン)と恋人であると描かれていることが多いです。
そんな彼女が、タマラン星関係者と結婚したエピソードがいくつかあるようなのでそのうちの一つを読んでみました。
なお、この頃はCrisis on Infinite Earths (感想はこちら)という大事件が起きていたうえ、Teen Titansメンバーの一人、Raven (レイブン)も行方不明になっていたようです。レイブンの話とスターファイヤーの話、さらにCyborg (サイボーグ)とBeast Boy (ビーストボーイ)の話と言う3本が並行して展開しています。
Amazonのページはこちら (#14)。購入及び数ページ分の試し読みができます。
※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。
Red Hood: Outlaw誌のAnnual #3とVol. 3を読みました。Red Hood and the Outlaws誌のVol. 4でこの世界から姿を消したArtemis (アルテミス)とBizarro (ビザロ)でしたが、仲間のRed Hood (レッドフード、ジェイソン・トッド)のもとにようやく帰ってきます。
公式サイトはこちら (Annual #3)。
The Next Batman: Second Sonを読みました。12話完結のミニシリーズです。デジタルファーストという形態で出版されたので、2~3話で通常の1話分くらいのボリュームになっています。
Batmanの正体と言えばBruce Wayne (ブルース・ウェイン)ですが、次世代のバットマンになる予定のJace Fox (ジェイス・フォックス)の人物像と家族関係を掘り下げた作品になっています。
筆者はレニー・モントーヤが登場するのでこの作品を読みました。レニーについての感想は後の方に出てきます。
公式サイトはこちら (#1)。
※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。
Cyborg (サイボーグ、ヴィクター・ストーン)、Starfire (スターファイヤー、コリアンダー)、Azrael (アズラエル、ジーン-ポール・バレー)の三人が自分たちを呼ぶ声に気づき宇宙に向かい、たまたま居合わせたGreen Lantern (グリーンランタン、ジェシカ・クルズ)が三人の旅に巻き込まれるというJustice League Odysseyの第二巻を読みました。
1巻ではなぜこんなことになっているか良く分からなかったのですが、この巻で大体の事情が見えてくるのでとても読みやすくなります。
公式サイトはこちら。
2021年、DCコミックス社はアジア系ヒーローを中心にした短編集DC Festival of Heroes (2021-) #1: The Asian Superhero CelebrationとLGBTQのヒーローを中心にした短編集DC Pride (2021-) #1を出版しました。これらの作品はComixologyではDC Cultural Anthologies (2021-)というシリーズ名で分類されています。
2022年もLGBTQ+のヒーローたちを中心にした短編が発売されました。
※このシリーズの他の作品への感想はこちら。
DC Festival of Heroes (2021-) #1: The Asian Superhero Celebrationを読みました。DCコミックス社のヒーローコミックに登場するアジア系ヒーローの活躍する短編をまとめたオムニバス作品です。
いずれも10ページ以内で終わる作品なので、あっさりとした読後感になっています。
この企画がいつ提案されたものか分かりませんが、2021年5月に出版されるということは当然アメリカでのアジア系へのヘイトクライムを意識したものになります。収録されているコミックが全部終わった後のあとがきスペースには"Stop Asian Hate"というコラムのようなものが掲載されていますし、Katana (カタナ、タツ・ヤマシロ)が主役の短編では「アジア系住民のイベントにやってくるヘイト団体にみんなで対応する」というかなりストレートなお話になっています。
とはいえ、それ以外のストーリーは直接的にはアジア系へのヘイトのことを意識させないものでした。
公式サイトはこちら。
表紙が格好いいですが、表紙に大きく描かれている人でも全く登場しない場合があるという状況になってしまっています。表紙に登場する女性ヒーローは登場するので安心して大丈夫です。