※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。
Gail Simone氏がメインライターを務めたBirds of Prey誌の単行本を読みました。このシリーズでは1999-2009年のBirds of Prey誌を10話くらいずつまとめています。
公式サイトによると、この本では96-103話が収録されているということで、以前読んだFighters by Trade (感想はこちら、81-91話収録)の後の話ですね……ということで読み始めたのですが。
どう読んでもFighters by Tradeの前の話です。
各話の表紙を頼りに調べてみると、この巻は68-80話収録のようです。どうして公式サイトが平気で間違っているんでしょう。
ちなみにFighters by Tradeは81-91話収録で、これは公式サイトが正しいですね! (……当たり前では?)
ということで、筆者としては「この本、Fighters by Tradeの前に読みたかったな……」と思いながら読むことになりました。今からこのBirds of Preyシリーズを読む人は、公式サイトやAmazonの表記に惑わされずに「Hero Huntersを読んでからFighters by Trade」と覚えておいてください。
さて、というわけで本作ではOracle (オラクル、バーバラ・ゴードン)、Black Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)、Huntress (ハントレス、ヘレナ・ベルティネリ)が3人のチームとして信頼関係を強めていく様子、そしてバーバラとヘレナが喧嘩してヘレナがチームから離脱する様子が描かれます。これがFighters by Tradeに繋がっていくんですね。
また、4人目のメンバー、凄腕パイロットのLady Blackhawk (レディー・ブラックホーク、ジンダ・ブレイク)がチームに加入するのもこの巻でした。
【基本情報】
Writers: Gail Simone, Bill Willingham, Dylan Horrocks
Artists: ED Benes, Tom Derenick, Ron Adrian, Kinsun, Mike Huddleston, Jim Fern, Joe Bennett, Eric Battle, Eduardo Barreto, Joe Prado, Rob Lea, Bob Petrecca, Rodney Ramos, Aaron Sowd, Adam DeKraker, Jesse Delperdang, Andrew Pepoy, Steve Bird, Ruy JOse, Hi-Fi, Jason Wright, Tony Avina, Jared K. Fletcher, Rob Leigh, Ken Lopez, Phil Balsman
Cover: ED Benes, Brian Miller
発行年 2021年
公式サイトはこちら。
After being paralyzed by the Joker, former Batgirl Barbara Gordon became Oracle and formed a crime-fighting team with other female heroes including the martial artist with a devastating sonic scream, Black Canary, the vigilante known as the Huntress and the mysterious Lady Blackhawk!