2022年9月23日金曜日

キャラクター紹介:スーパーガール(カーラ・ゾー・エル)

  スーパーガールはスーパーマンと同じクリプトン星の生き残りで、スーパーマンのいとこにあたります。登場は1959年と古いキャラクターですが、1985年のCrisis on Infinite Earthsで死亡し2004年まで再登場しなかったため(別の人物が「スーパーガール」という名前で登場していました)歴史が長い割には登場するコミックはそこまで多くありません。

 DCコミックス社の作品は2011年に大規模な設定の更新があり、その後も五年に一度程度少しずつ設定が変わるタイミングがあるので

・New52期以前 (2011年以前)
・New52期 (2011-2016年頃)
・Rebirth期 (2016年以降)
・Infinite Frontier期 (2021年以降)

 ……という感じで、時期によって分類できます。2011年以前もいろいろあるのですがそれは略します。スーパーガールに関しては、2004年の再登場時、2011年、2016年と少しずつ設定が変わっていますが「スーパーマンのいとこ」という大枠は変わりません。

2022年9月14日水曜日

Action Comics (1938-2011) #252 感想 -カーラ・ゾー・エル初登場-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 Superman (スーパーマン、カル・エル)のいとこであるSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)は1959年のAction Comicsで初登場しています。この本には短編が三話収録されているのですが、スーパーガール初登場は最後の一話でした。

 

【基本情報】
Writer: Robert Bernstein
Arist: Al Plastino
Cover: Curt Swan
発行年 1959年


Amazonのサイトはこちら。


2022年9月10日土曜日

Supergirl (2016-) Vol. 3: Infectious感想 -ライターの頑張りは良く分かる-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 Rebirth期Supergirl誌のVol. 3を読みました。Rebirth期Supergirlの最終巻ですが、一冊の本として読んだ時あまり高く評価はできない作品になってしまっています。とはいえ、ライターが面白くするために頑張ってくれたことは良く分かるのでスタッフを責める気にもならない……という作品でした。

 

【基本情報】
Writers: Jody Houser, Marc Andreyko,Robert Venditti
Artists: Rachael Stott, Eduardo Pansica, Julio Ferreira, Laura Braga, Inaki Miranda, Cris Peter, Fco Plascencia, Chris Sotomayor, Hi-Fi
Letterer: Tom Napolitano
Cover: Dan Mora
発行年 2020年


Amazonのサイトはこちら。


2022年9月4日日曜日

Supergirl (2016-)

 クリプトン星の崩壊から生き残り、地球にやって来たヒーローSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)の活躍を描くシリーズです。2016年から始まったRebirth期のシリーズになります。

Vol. 4まで進んだ後はメインライターの変更により巻数がリセットされました。


Supergirl (2016-) Vol. 1-2: The Killers of Krypton, Sins of the Circle感想 -怒りとカーラ-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


 Rebirth期Supergirl誌のVol. 1と2を読みました。実質的にはシリーズ5巻目と6巻目ですが、ナンバリングがリセットされてVol. 1からのスタートになっています。Vol. 4までのSteve Orlando氏のエピソードとはほぼ関係のないお話になっていますので、ここから読むことも可能です。でもやっぱり、単行本派が読む順番を間違えないで済むようにシリーズ内で何巻目かということは分かりやすくしてもらいたいものです。

 

【基本情報】
Written by: Marc Andreyko, Dan Jurgens
Art by: Various, Sean Parsons, Kevin Maguire, Fco Plascencia, Eduardo Pansica, Julio Ferreira, Chris Sotomayor
Letterer: Tom Napolitano
Cover by: Stanley "Artgerm" Lau,Terry and Rachel Dodson, Yanicj Paquette, Nathan Fairbairn
発行年 2019年


公式サイトはこちら (Vol. 1)。


2022年8月27日土曜日

Red Hood: Outlaw (2016-) Vol. 4: Unspoken Truths 感想 -冒険の終わり-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 かつてはBatman (バットマン、ブルース・ウェイン)の相棒Robinとして活動し、今はバットマンから離れてRed Hoodとして活動しているJason Todd (ジェイソン・トッド)がArtemis (アルテミス)やBizarro (ビザロ)といった面々と共に戦うRed Hood: OutlawのVol. 4を読みました。こちらがシリーズ最終巻です。

 

【基本情報】
Writer: Scott Lobdell
Pencillers: Paolo Pantalena, ChrisCross, Brett Booth, Travis Mercer
Inkers: Paolo Pantalena, Scott Hanna, Danny Miki, John Livesay
Colorist: Arif Prianto
Letterer: ALW'S Troy Peteri
Cover: Dextor Soy, Arif Prianto
発行年 2021年


公式サイトはこちら。


2022年8月20日土曜日

Birds of Prey (1999-2009): Fighters by Trade感想 -大人の友情-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 Gail Simone氏がメインライターを務めたBirds of Prey誌の単行本を読みました。このシリーズ、1999-2009年のBirds of Prey誌を10話くらいずつまとめていてくれて読みやすいのですが。以前読んだ、Murder and Mystery (感想はこちら)の続きがこのFighters by Tradeだと思って読み始めたら、すぐ続きというわけでもなく結構間が空いているらしく。

 Murder and Mysteryは56-67話収録、この作品は81-91話収録というわけで途中のエピソードが飛んでいます。

 というわけで読み始めた時は「何でこんな状況になっているんだろう……」という感じでしたが、読み進めているうちに何となく状況が分かり、いつものSimone作品のように面白く読むことができました。

 もともとSimone作品は「何でそうなる!?」という謎展開を入れてくることがありますしね。

 

【基本情報】
Writers: Gail Simone, Jim Alexander
Pencillers: Joe Bennett, Eddy Barrows, Paulo Siqueira, Adriana Melo, Adam DeKraker, David Lopez, Bruce Timm, Bran Walker
Inkers: Jack Jadson, Robin Riggs, Fernando Blango, Will Conrad, Bruce Timm, Jimmy Palmotti
Colorist: Hi-Fi
Letterers: Jared K. Fletcher, Rob Leigh
Collection Cover Artists: Adriana Melo, Will Conrad
発行年 2021年 (連載されていたのは2005年頃)


公式サイトはこちら。