2022年5月31日火曜日

Aquaman (2011-2016) Vol. 7: Exiled 感想 -詰めが甘い-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 2011年から始まったNew52期Aquaman誌のVol. 7を読みました。ライターのやりたいことは分かるが詰めが甘くていまいち乗れない……という感想になる作品でした。

 Rebirth期Titans (感想はこちら)でレギュラーメンバーになる Tempest (テンペスト、ガース)が初めてNew52 Aquaman誌に登場したのは嬉しかったのですが。

 


【基本情報】
Art by: Various, Alec Morgan, Jesús Merino, Trevor McCarthy
Cover by: Trevor McCarthy
Written by: Cullen Bunn


公式サイトはこちら。


2022年5月25日水曜日

Aquaman (2011-2016) Vol. 6: Maelstrom 感想 -王家の掟-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 2011年から始まったNew52期Aquaman誌のVol. 6を読みました。この巻にはなんと! メラがXebelでいかに育ち、いかにAquaman (アクアマン、アーサー・カリー)と出会い、いかに恋に落ちたかが語られています!

 そして死んだと思われていたアーサーの母が実は……というエピソードに、王家の大変さを感じる一冊です。


【基本情報】
Art by: Various, Sean Parsons, Paul Pelletier
Cover by: Sean Parsons, Paul Pelletier
Written by: Jeff Parker
発行年 2016年


公式サイトはこちら。


2022年5月22日日曜日

Aquaman (2011-2016) Vol. 5: Sea of Storms 感想 -策士メラ-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


  2011年から始まったNew52期Aquaman誌のVol. 5を読みました。

 これまで読んだ巻ではAquaman (アクアマン、アーサー・カリー)の恋人であるMera (メラ)は海中のXebelという国出身で水を自在に操る強力なパワーを持つことは描かれていました。ただ正直な感想としてはあまりメラを個人として描く描写にはなっていないな……と感じていました。

 ところがこの一冊ではメラとアクアマンが別行動をとっていることが多く、策士にして戦士であるメラの姿がしっかり描かれています。Wonder Woman (ワンダーウーマン、ダイアナ)と共闘する場面もありますよ。

 

【基本情報】
Art by: Various, Sean Parsons, Paul Pelletier
Cover by: Sean Parsons, Paul Pelletier
Written by: Jeff Parker
発行年 2014年


公式サイトはこちら。


2022年5月19日木曜日

Aquaman (2011-2016) Vol. 4: Death of a King 感想 -戦争の後始末-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


  2011年から始まったNew52期Aquaman誌のVol. 4を読みました。未読のVol. 3ではAquaman (アクアマン、アーサー・カリー)の兄であるOrm率いる海底王国Atlantisと地上の世界が戦争し、Ormは地上の世界に囚われアクアマンがアトランティスの新しい王になったということが語られていた模様です。

 このVol. 4は戦争の後始末をしながら、アトランティスの過去にも触れるというストーリーになっていました。

【基本情報】
Written by: Geoff Johns
Art by: Sean Parsons, Paul Pelletier, Rob Hunter
Cover by: Sean Parsons, Paul Pelletier
発行年 2014年


公式サイトはこちら。


2022年5月17日火曜日

Aquaman (2011-2016) Vol. 2: The Others 感想 -アクアマンとメラ-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


 2011年から始まったNew52期Aquaman誌のVol. 2を読みました。Vol. 1がAquaman (アクアマン、アーサー・カリー)の現在を描いた話とするなら、Vol. 2は彼の過去を描いた話でした。

 

【基本情報】
Written by: Geoff Johns
Art by: Joe Prado, Ivan Reis
Cover by: Joe Prado, Ivan Reis
発行年 2013年


公式サイトはこちら。


2022年5月11日水曜日

Aquaman (2011-2016)

 Aquaman (2011-2016)は、New52期に連載されていたアトランティスの王アクアマン(アーサー・カリー)を主役とするシリーズです。

彼の恋人であるMera (メラ)もよく登場します。

Vol. 1: The Trench 

Vol. 2: The Others

Vol. 4: Death of a King

Vol. 5: Sea of Storms

Vol. 6: Maelstrom

Vol. 7: Exiled

Vol. 8: Out of Darkness

Aquaman (2011-2016) Vol. 1: The Trench 感想: もののあはれ

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。 

 2011年から始まったNew52期に連載されたAquaman誌のVol. 1を読みました。アトランティスの王Aquaman (アクアマン、アーサー・カリー)とその妻Mera (メラ)がメインになっています。 

【基本情報】
Written by: Geoff Johns
Art by: Joe Prado, Ivan Reis, Eber Ferreira
Cover by: Joe Prado, Ivan Reis
発行年 2012年


公式サイトはこちら。


2022年5月6日金曜日

Wonder Woman by George Perez Vol. 1 感想 -現在につながるスタンダード-

  Wonder Woman by George Perez Vol. 1を読みました。Perezによるこのシリーズは、Crisis on Infinite Earths (感想はこちら)の事件により様々な設定が変更になったことを受け、セミッシラ島に住むアマゾン族の王女であるWonder Woman (ワンダーウーマン、ダイアナ)の物語を改めて語りなおしたものになっています。

 現在まで続くワンダーウーマン像の基礎を作ったシリーズという印象を受けました。

 なお、この作品の第1話はワンダーウーマンアンソロジー(感想はこちら)にも収録されていますのでそちらで雰囲気を掴んでみるのもおすすめです。

 

【基本情報】
Written by: Len Wein, Greg Potter, George Pérez
Art by: Bruce Patterson, George Pérez
Cover by: George Pérez
発行年 2016年 (※連載されていたのは1987年頃)

公式サイトはこちら。


2022年5月3日火曜日

Wonder Woman: Lords & Liars 感想: 初めに読みやすい一冊

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


 2016年から始まったRebirth期のWonder Woman誌の最終盤の連載をまとめた単行本、Lords & Liarsを読みました。映画「ワンダーウーマン 1984」(公式サイトはこちら)に合わせた結果だと思うのですが、メインとなる敵役はMaxwell Lord (マクスウェル・ロード)です。 

 Vol. いくつという番号はありませんが、Rebirth期Wonder Womanの最終巻です。いつもならここで「単行本派にとって読む順番が分かりにくくなるんだから第何巻にあたるのか通し番号をつけてくれ」というところですが、この作品にはあまり言う気になりません。

 というのも、一応Rebirth期に出版された作品ではあるもののこれまでのお話とは特に関係がないからです。アメリカにアマゾン族の大使館があるところなどはこれまでの経緯を踏まえているわけですが、Rebirth期のWonder Woman誌を全く読んでいない状態でいきなりこれを読んでも、問題なく楽しめると思います。映画でワンダーウーマンに興味を持った人が気軽に読みやすいコミックになるように制作されたのかもしれないですね。

 

【基本情報】
Writer: Mariko Tamaki
Pencillers: Mikel Janin, Carlo Barberi, Steve Pugh, Rafa Sandoval
Inkers: Mikel Janin, Matt Santorelli, Steve Pugh, Jordi Tarragona
Colorists: Jordie Bellaire, Alejandro Sanchez, Romulo Fajardo Jr., Arif Prianto
Letterer: Pat Brosseau
Colection Cover Artists: David Marquez, Alejandro Sanchez
発行年 2021年


公式サイトはこちら。