※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。
2016年から始まったRebirth期のWonder Woman誌の最終盤の連載をまとめた単行本、Lords & Liarsを読みました。映画「ワンダーウーマン 1984」(公式サイトはこちら)に合わせた結果だと思うのですが、メインとなる敵役はMaxwell Lord (マクスウェル・ロード)です。
Vol. いくつという番号はありませんが、Rebirth期Wonder Womanの最終巻です。いつもならここで「単行本派にとって読む順番が分かりにくくなるんだから第何巻にあたるのか通し番号をつけてくれ」というところですが、この作品にはあまり言う気になりません。
というのも、一応Rebirth期に出版された作品ではあるもののこれまでのお話とは特に関係がないからです。アメリカにアマゾン族の大使館があるところなどはこれまでの経緯を踏まえているわけですが、Rebirth期のWonder Woman誌を全く読んでいない状態でいきなりこれを読んでも、問題なく楽しめると思います。映画でワンダーウーマンに興味を持った人が気軽に読みやすいコミックになるように制作されたのかもしれないですね。
【基本情報】
Writer: Mariko Tamaki
Pencillers: Mikel Janin, Carlo Barberi, Steve Pugh, Rafa Sandoval
Inkers: Mikel Janin, Matt Santorelli, Steve Pugh, Jordi Tarragona
Colorists: Jordie Bellaire, Alejandro Sanchez, Romulo Fajardo Jr., Arif Prianto
Letterer: Pat Brosseau
Colection Cover Artists: David Marquez, Alejandro Sanchez
発行年 2021年
公式サイトはこちら。