2022年1月26日水曜日

Supergirl: Being Super 感想 -特別であること-

  Supergirl: Being Superを読みました。Mariko Tamaki による単行本書き下ろし作品です。普段のコミックのSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)とは設定が少し違います。

 若者向け作品ということなのか、とても読みやすい作品でした。

 

【基本情報】
Written by: Mariko Tamaki
Art by: Joëlle Jones
Cover by: Joëlle Jones
発行年 2016年


公式サイトはこちら。試し読みページもあります。


2022年1月23日日曜日

Supergirl (2011-2015) Vol. 4: Out of the Past 感想 -父の愛-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 New52期に連載されていたSupergirl誌のVol. 4を読みました。相変わらず迷走しているSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)ですが、この巻ではかつて滅亡の淵にあったクリプトン星からカーラを逃がした父、Zor-El (ゾー・エル)の愛が感じられるエピソードが語られていました。

 
【基本情報】
Art by: Various, Yildiray Cinar, Diogenes Neves
Cover by: Mahmud Asrar
Written by: Tony Bedard, Justin Jordan, Scott Lobdell, Michael Alan Nelson
発行年 2014年


公式サイトはこちら。


2022年1月19日水曜日

Batgirl (2016-) Vol. 8: The Joker War 感想 -変わっていく人と、物足りなさと-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


  2016年から始まったBatgirl誌のVol. 8を読みました。Rebirth期Batgirl誌の最終巻になります。本筋の最終話までの物語に加えて、おまけ漫画的な短編が2編収録されています。日本で言うところの単行本書き下ろしに相当するのでしょうか。

 Batgirl (バットガール、バーバラ・ゴードン)がBirds of PreyのメンバーであるHuntress (ハントレス、ヘレナ・べルティネリ)、Black Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)と、かつてはバットガールというヒーロー名で活動したこともあるSpoiler (スポイラー、ステファニー・ブラウン)、Orphan (オーファン、カサンドラ・ケイン)の4人を呼んで一緒にゲームに興じる短編が好きです。

 

【基本情報】
Writer: CecilCastellucci
Artists: Carmine Di Giandomenico, Robbi Rodriguez, Emanuela Lupacchino, Marguerite Sauvage, Aneke, Wade Von Grawbadger, Mick Gray, Scott Hanna
Colorists: Jordie Bellaire, Marguerite Sauvage, Trish Mulvihill
Letteres: Andworld Design, Becca Carey
Cover: Joshua Middleton
発行年 2021年


公式サイトはこちら。


2022年1月16日日曜日

Supergirl (2011-2015) Vol. 3: Sanctuary 感想 -迷走-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

  New52期Supergirl誌のVol. 3を読みました。滅んだ故郷、クリプトン星のために迷走してしまうSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)の姿が描かれています。

【基本情報】
Written by: Frank Hannah, Mike Johnson
Art by: Sami Basri, Mahmud Asrar, Various
Cover by: Mahmud Asrar
発行年 2014年


公式サイトはこちら。


2022年1月12日水曜日

Future State: Immortal Wonder Woman #1-2 感想 -世界の死-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

  「実際には起こらない未来の物語を描く」コンセプトのFuture Stateシリーズで、Wonder Woman (ワンダーウーマン、ダイアナ)を主役にしたFuture State: Immortal Wonder Womanを読みました。遠い未来、死にゆく世界でのダイアナの物語です。なお、この感想はラストまでネタバレしています。


【基本情報】
Written by:L.L. McKinney, Michael Conrad, Becky Cloonan
Art by: Alitha Martinez, Jen Bartel
発行年 2021年

公式サイトはこちら。


2022年1月9日日曜日

Supergirl and the Legion of Super-Heroes (2005-2009) Vol. 3: Strange Visitor from Another Century 感想 -作品による描き方の差-

  Supergirl and the Legion of Super-Heroes の Vol. 3を読みました。21世紀のヒーロー、Supergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)が31世紀の世界のヒーローチーム、Legion of Super-Heroesに合流します。

 このコミックの主役はあくまでLegion of Super-Heroesです。今回読んだのはVol. 3ですが、Vol.1-2の間はスーパーガールが来る前の彼らの物語を描いていたようです。ということで、前半は大体彼らの話です。

 2005年からのSupergirl誌(感想はこちら)でもカーラが31世紀の世界に行ってLegion of Super-Heroesと活動するストーリーは描かれていましたが、それをLegion of Super-Heroes側から描いたという感じでしょうか。

【基本情報】
Written by: Mark Waid
Inker: Mick Gray, Rodney Ramos, Livesay, Drew Geraci, Ken Lashley, Barry Kitson
Penciller: Patrick Olliffe, Ken Lashley, Barry Kitson, Adam DeKraker
発行年 2006年


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2022年1月6日木曜日

Suicide Squad (1987-1992) Vol. 5: Apokolips Now感想 -予想外の死-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


 Suicide SquadのVol. 5を読みました。本来Vol. 4を読んでからVol. 5を読むべきですが、Vol. 4はCheckmate誌との共通イベントが主に収録されている関係で、話の半分くらいはCheckmateの話になっているようです。よく知らないメンバーの話を延々読むのはさすがに辛い……というわけで、一冊飛ばしてVol. 5の感想です。

 

 Vol. 4までの流れで大事なこととして、

  • Rick Flagは死亡
  • Amanda Waller (アマンダ・ウォラー)は表向きSuicide Squad (スーサイド・スクワッド)の指導ポジションから外れる
  • 新メンバーが加入


 ということが挙げられます。アマンダの件に関してはあくまでも「表向き」ですが、アマンダをスーサイド・スクワッドから外そうという政治劇はこの巻でも続いていきます。

 

【基本情報】
Written by: Kim Yale, John Ostrander
Art by: Various, Luke McDonnell, Grant Miehm, John K. Snyder, III
Cover by: John K. Snyder, III
発行年 2016年 (単行本の発行年。連載されていたのは1989年頃)


公式サイトはこちら。