2022年2月5日土曜日

Suicide Squad (1987-1992) Vol. 6: The Phoenix Gambit 感想: 身体を張るアマンダ・ウォラー

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


 Suicide Squad のVol. 6を読みました。前巻はAmanda Waller (アマンダ・ウォラー)が投獄されるという衝撃の展開で幕を降ろしましたが、この巻はそれから一年度に始まります。

 

【基本情報】
Written by: David M. Devries, Kim Yale, John Ostrander
Art by: Mark Badger, Geof Isherwood, Luke McDonnell
Cover by: Geof Isherwood
発行年 2017年 (単行本の発行年。連載されていたのは1990年頃)


公式サイトはこちら。


2022年2月2日水曜日

Zatanna (1993) #1: 感想 -とにかく続きを出してください-

  今、アメコミを読むためには紙で読む方法と電子版で読む方法があります。米国外に住んでいても紙版を購入することはできますが、電子版の方が圧倒的に楽ですね。

 最近の作品は紙版も電子版も同日の発売ですから、米国外では電子版の方が早く手に入りますし。 

 電子版が登場する以前の作品に関しては、順次電子書籍化がなされているようです。電子化の順番についてはおそらく人気順で、Action ComicsやDetective Comicsは古い作品も電子化されています。 

 2021年の12月末に、突然Zatanna Special (感想はこちら)とZatanna (1993) #1が電子化され、簡単に購入できるようになりました。

 DCコミックスが唐突に「今、ザターナが熱い!」と思ったのかどうか分かりませんが、筆者としてはとにかくこの2冊を早速買って読んでみたわけです。

 

 Zatanna Specialの方は一話完結だったのですぐに感想を書きましたが、Zatanna (1993) #1の方は明らかに続きものでした。調べてみると全4話のシリーズだったようです。ということで続きが電子化されるのを待っているのですが、中々電子化されそうにない……というわけで、自分の覚書的な感想です。

 とにかく続きを早く電子化してもらいたいものです。

 

【基本情報】
Wirter: Lee Marrs
Artist: Esteban Maroto
Letterer: Willie Schubert
Colorist: Eric Kachekhofer
発行年 1993年


Amazonのページはこちら。


2022年1月29日土曜日

Justice League Dark (Justice League (2018-) #59-#71, Justice League Dark Annual掲載分) 感想: ザターナの孤独

※このシリーズの各話感想はこちらをご覧ください。 

 2021年から連載されていたJustice League Dark (JLD)が一段落したようなのでここで一度まとめておくことにしました。

 この記事のタイトルがとても分かりにくいですが、2021年に始まったInfinite Frontier期ではJustice League DarkがJustice League誌のバックアップストーリー ――Justice League誌の後半に、毎月10ページくらい分のJLDが収録されるという形態になりました。その結果"Justice League Dark"というタイトルのコミックは発売されないことになりました。Amazon等で"Justice League Dark"で検索しても2021年3月からのJLDは出てきませんので気を付けましょう。 

 メインライターのRam Vのツイートによると、JLDはJLDのエピソードをまとめた単行本を発売するようなので今から読みたい方はそちらを待つ方が間違えないかもしれません。

 ストーリーの順番としては、Justice League誌 #59-70掲載分→Justice League Dark Annual→Justice League誌 #71掲載分です。

 

【基本情報】
Writer: Ram V, Dan Watters
Artist: Xermanico, Sumit Kumar, Jose Marzan Jr., Cristopher Mitten
Colorist: Romulo Fajardo Jr., Nick Filardi
Letterer: Rob Leigh
Cover:Sebastian Fiumara
発行年 2021-2022年


公式サイトはこちら (Justice League #59)


電子版の試し読み用ページでは本の後半に収録されているJLDの部分を読めないことが多いので、Justice League #59の時のRam Vのツイートを貼っておきます。こんな雰囲気なのです。


2022年1月26日水曜日

Supergirl: Being Super 感想 -特別であること-

  Supergirl: Being Superを読みました。Mariko Tamaki による単行本書き下ろし作品です。普段のコミックのSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)とは設定が少し違います。

 若者向け作品ということなのか、とても読みやすい作品でした。

 

【基本情報】
Written by: Mariko Tamaki
Art by: Joëlle Jones
Cover by: Joëlle Jones
発行年 2016年


公式サイトはこちら。試し読みページもあります。


2022年1月23日日曜日

Supergirl (2011-2015) Vol. 4: Out of the Past 感想 -父の愛-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 New52期に連載されていたSupergirl誌のVol. 4を読みました。相変わらず迷走しているSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)ですが、この巻ではかつて滅亡の淵にあったクリプトン星からカーラを逃がした父、Zor-El (ゾー・エル)の愛が感じられるエピソードが語られていました。

 
【基本情報】
Art by: Various, Yildiray Cinar, Diogenes Neves
Cover by: Mahmud Asrar
Written by: Tony Bedard, Justin Jordan, Scott Lobdell, Michael Alan Nelson
発行年 2014年


公式サイトはこちら。


2022年1月19日水曜日

Batgirl (2016-) Vol. 8: The Joker War 感想 -変わっていく人と、物足りなさと-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。


  2016年から始まったBatgirl誌のVol. 8を読みました。Rebirth期Batgirl誌の最終巻になります。本筋の最終話までの物語に加えて、おまけ漫画的な短編が2編収録されています。日本で言うところの単行本書き下ろしに相当するのでしょうか。

 Batgirl (バットガール、バーバラ・ゴードン)がBirds of PreyのメンバーであるHuntress (ハントレス、ヘレナ・べルティネリ)、Black Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)と、かつてはバットガールというヒーロー名で活動したこともあるSpoiler (スポイラー、ステファニー・ブラウン)、Orphan (オーファン、カサンドラ・ケイン)の4人を呼んで一緒にゲームに興じる短編が好きです。

 

【基本情報】
Writer: CecilCastellucci
Artists: Carmine Di Giandomenico, Robbi Rodriguez, Emanuela Lupacchino, Marguerite Sauvage, Aneke, Wade Von Grawbadger, Mick Gray, Scott Hanna
Colorists: Jordie Bellaire, Marguerite Sauvage, Trish Mulvihill
Letteres: Andworld Design, Becca Carey
Cover: Joshua Middleton
発行年 2021年


公式サイトはこちら。


2022年1月16日日曜日

Supergirl (2011-2015) Vol. 3: Sanctuary 感想 -迷走-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

  New52期Supergirl誌のVol. 3を読みました。滅んだ故郷、クリプトン星のために迷走してしまうSupergirl (スーパーガール、カーラ・ゾー・エル)の姿が描かれています。

【基本情報】
Written by: Frank Hannah, Mike Johnson
Art by: Sami Basri, Mahmud Asrar, Various
Cover by: Mahmud Asrar
発行年 2014年


公式サイトはこちら。