2023年から始まったGreen Arrow誌は、Dark Crisisで死んだと思われたGreen Arrow (グリーンアロー、オリバー・クィーン)が彼の仲間たちと再会していく物語です。ファミリー大活躍の展開になると思われます。
2025年5月25日日曜日
Green Arrow (2023-) Vol. 2: Family First 感想 -よみがえるGreen Arrow ファミリー -
※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。
2023年から始まったGreen Arrow誌のVol. 2を読みました。前巻で異世界を脱出し家族と合流したGreen Arrow (グリーンアロー、オリバー・クィーン)ですがその時に義理の息子であるRoy Harper (ロイ・ハーパー)は行方不明になっていました。
本巻ではロイ・ハーパーを探すというのがメインのストーリーになっています。
Written by: Joshua Williamson
Art by: Sean Izaakse, Carmine Di Giandomenico, Trevor Hairsine, Phil Hester
Colorist: Romulo Fajardo Jr.
発行年 2024年
2025年5月18日日曜日
Dark Knights of the Steel Vol.2 感想 -各チームの曲者-
Dark Knights of Steel のVol. 2を読みました。第一巻 (感想はこちら )に引き続き、ファンタジーの世界をベースにカル・エルの家族が治める国 (ブルース・ウェインも側近)、アマゾン族が治める国、Jefferson Pierceらの一家が治める国の3か国が何らかの策略によって争いを始めるのだった――というところから物語は始まります。
なぜ3か国は相争わなければならないのか、その背後にある陰謀とは――というのが見どころになっています。
Writers: Tom Taylor, C. S. Pacat
Artists: Yasmine Putri, Nathan Gooden, Caspar Wijngaard, Sean Izaakse, MicheleBandin
Cover Art: Dan Mora
2025年5月6日火曜日
Green Arrow (2023-) Vol. 1: Reunion 感想 -Green Arrow ファミリー大集合-
2023年から連載が始まったGreen Arrow誌のVol. 1を読みました。このころGreen Arrow (グリーンアロー、オリバー・クィーン)は2022年のイベントDark Crisisで死んだらしいということになっており、一方でそれに納得できない恋人のBlack Canary (ブラック・キャナリー、ダイナ・ランス)や義理の息子Arsenal (アーセナル、ロイ・ハーパー)、というところから物語は始まります。
さらに。
ロイ・ハーパーにはヴィランCheshireとの間にLianという娘がいましたが、Jutsice League: Cry for Justice (感想はこちら)という作品で殺され、長らくそれが公式設定となっていました。しかしこのところ、実は彼女は生きていたのだという話になっており、Catwoman誌 (感想はこの辺)でキャットウーマンに保護される子供の一人として登場していました。そのLianがようやくロイと再開し、さらにオリバーの実の息子であるConnor Hawke (コナー・ホーク)も登場して総出でオリバーを探すという形で話は進んでいきます。
Written by: Joshua Williamson
Art by: Phil Hester, Sean Izaakse
発行年 2024年
2025年4月29日火曜日
Wonder Woman Black & Gold 感想: ダイアナ中心の短編集
Wonder Woman Black & Goldを読みました。ワンダーウーマン (ダイアナ)を主人公とする短編集です。大きな特徴はタイトルの通り"Black & Gold"--黒と金の二色のみを使ったコミックになっています。この結果としていつものフルカラーのコミックとはだいぶ印象が違ってきますね。
読む前の注意点としては、ワンダーウーマン中心の短編集とはいってもワンダーファミリーはそんなに出てこないということがあげられます。たとえばワンダーガールの話が読みたいなら、この短編集ではなく別のコミックを読んだ方がいいです。
筆者は、"BEYOND THE HORIZON" (Writer/Artist: Sanya Anwar, Letterer: Pat Brossseau)という話が好きです。セミッシラ島の近くの海で出現するようになった怪物は、一体なぜ現れるのか。ダイアナがその真相を明らかにします。
とても悲しい真相で、ハッピーエンドとは言いにくい話なのですが救いを感じる話です。普段のヒーロー活動の一環としては描きにくい話のようにも思うので、短編集の中で読めて良かったなと思いました。
2025年2月11日火曜日
Zatanna: Bring down the House感想 -Black Labelならでは-
Zatanna: Bring down the Houseを読みました。Black Labelで展開された、ザターナ主役の作品です。他のコミックとはほぼ関係なく話が展開します。
Writer: Mariko Tamaki
Art by: Javier Rodriguez
Cover: Javier Rodriguez
Colorist: Javier Rodriguez
発行年 2024年
公式サイトはこちら (#1)。
https://www.dc.com/comics/zatanna-bring-down-the-house-2024/zatanna-bring-down-the-house-1
2025年1月14日火曜日
Wonder Woman Historia: The Amazons -ただの人間である絶望-
Black Labelで展開されたWonder Woman Historia: The Amazonsを読みました。アマゾン族の出現からダイアナの誕生までの歴史を改めて描いた物語になっています。Black Labelだけあり、血なまぐさいシーンも出てきます。
Written by: Kelly Sue DeConnick
Art by: Nicola Scott, Phil Jimenez, Gene Ha
発行年 2023年
公式サイトはこちら。