2021年6月19日土曜日

Truth & Justice (2021-) #13-#15 感想

 ※このシリーズの各話感想はこちらをご覧ください。


 デジタル先行で発売されるコミック、Truth & Justiceの13-15話を読みました。Batwoman (バットウーマン、ケイト・ケイン)が主役のエピソードです。

 

【基本情報】
Writer by: Grace Ellis
Pencils: M.L. Sanapo
Inks: M.L. Sanapo
Colored by: Wendy Broome
Cover by: Kris Anka
発行年 2021年

Amazonのページはこちら (#13)。購入及び数ページ分の試し読みができます。



 なぜか不調に襲われたケイト。バットウーマンとしての動きにも鈍りが見え、リフレッシュするためにある山荘を目指す。それはかつてケイトが付き合っていたMaggie Sawyer (マギー・ソーヤー)の所有する山荘だった。その近くの町ではMothmanと呼ばれる怪物が目撃されているのだったが――というのがあらすじです。

 

 物語はMothmanの正体に向かって進んでいくのですが、見所は何と言っても#13でケイトがマギーにかける電話の内容だと思います。

 マギーの所有している山荘は、付き合っている頃ケイトが合い鍵をもらったまま返していない状態になっています。その山荘を勝手に使おうということなので一応断りの電話をいれるわけですが、マギーは出ないのでメッセージを残すことになります。その内容が、もう付き合っていないマギーに甘えたいとしか取れない内容です。

 やはり不調になると過去に甘やかしてくれた記憶がよみがえるのでしょうか。

 

 果たしてマギーはケイトを甘やかしてくれるのか、というのがもう一つのポイントになっているお話だと思います。