2022年12月28日水曜日

マストドンの使い方

  突然アメコミと関係のない記事を書いているわけですが。

 イーロン・マスクがTwitter社を買収してから、様々な方針変更がなされコロコロとTwitterのルールが変わっている状況にあります。

 Twitterが今後どうなっていくかは分かりませんが、今までTwitterを使用していた筆者はイーロン・マスクの迷走に振り回されるのにうんざりしてアカウントを削除してしまいました。

 今はマストドンを使用しています。

 

 同じようにTwitterを出たくなった人で、文字メインのSNSを探している人にはお勧めできる仕組みだと思います。

 Twitterと比べて、

  •  標準500文字まで書けるのでわりとしっかり文章を書いて投稿する人が多め
  •  人が少ない&同好の士のアカウントは探しにくいかも
  •  人が少ないので揉め事はあまり起きない気がする

 という感じです。人が少ないからか、みんな割と気軽にお気に入りにしたりBT(TwitterでいうところのRT)したりしていたりする気がしますが、これは気のせいかもしれません。

 もしマストドンを始めようかなと思っている人がいたら、まきはらさんのこちらのサイトを是非参考にしてみてください。

 超初心者向けMastodonガイド

2022年12月24日土曜日

Birds of Prey (1999-2009):Hero Hunters感想 -バーバラの倫理観-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

 Gail Simone氏がメインライターを務めたBirds of Prey誌の単行本を読みました。このシリーズでは1999-2009年のBirds of Prey誌を10話くらいずつまとめています。

 公式サイトによると、この本では96-103話が収録されているということで、以前読んだFighters by Trade (感想はこちら、81-91話収録)の後の話ですね……ということで読み始めたのですが。

 どう読んでもFighters by Tradeの前の話です。

 各話の表紙を頼りに調べてみると、この巻は68-80話収録のようです。どうして公式サイトが平気で間違っているんでしょう。

 ちなみにFighters by Tradeは81-91話収録で、これは公式サイトが正しいですね! (……当たり前では?)

 

 ということで、筆者としては「この本、Fighters by Tradeの前に読みたかったな……」と思いながら読むことになりました。今からこのBirds of Preyシリーズを読む人は、公式サイトやAmazonの表記に惑わされずに「Hero Huntersを読んでからFighters by Trade」と覚えておいてください。

 さて、というわけで本作ではOracle (オラクル、バーバラ・ゴードン)、Black Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)、Huntress (ハントレス、ヘレナ・ベルティネリ)が3人のチームとして信頼関係を強めていく様子、そしてバーバラとヘレナが喧嘩してヘレナがチームから離脱する様子が描かれます。これがFighters by Tradeに繋がっていくんですね。

 また、4人目のメンバー、凄腕パイロットのLady Blackhawk (レディー・ブラックホーク、ジンダ・ブレイク)がチームに加入するのもこの巻でした。

 

【基本情報】
Writers: Gail Simone, Bill Willingham, Dylan Horrocks
Artists: ED Benes, Tom Derenick, Ron Adrian, Kinsun, Mike Huddleston, Jim Fern, Joe Bennett, Eric Battle, Eduardo Barreto, Joe Prado, Rob Lea, Bob Petrecca, Rodney Ramos, Aaron Sowd, Adam DeKraker, Jesse Delperdang, Andrew Pepoy, Steve Bird, Ruy JOse, Hi-Fi, Jason Wright, Tony Avina, Jared K. Fletcher, Rob Leigh, Ken Lopez, Phil Balsman
Cover: ED Benes, Brian Miller
発行年 2021年


公式サイトはこちら。

BIRDS OF PREY: HERO HUNTERS

After being paralyzed by the Joker, former Batgirl Barbara Gordon became Oracle and formed a crime-fighting team with other female heroes including the martial artist with a devastating sonic scream, Black Canary, the vigilante known as the Huntress and the mysterious Lady Blackhawk!


2022年12月4日日曜日

Tales of the Amazons 感想その2 -アマゾン族に安寧の地はないのですか-

 ※この本に収録されているArtemis: Wantedの感想はこちらをご覧ください。

 Wonder Woman (ワンダーウーマン、ダイアナ)とアマゾン族を中心にしたイベントTrial of the Amazonsの関連作品を収録したTales of the Amazonsですが、その1で取り上げたArtemis: Wanted以外の作品も面白かったのでこちらの記事ではそれ以外の作品についての感想を書きたいと思います。


Tales of the Amazons 感想その1 -最強の敵は最強の友 (Artemis: Wantedを中心に)-

 Trial of the Amazons (感想はこちら)の前日譚や後日譚など関連のエピソードをまとめたTales of the Amazonsを読みました。5つの作品が収録されているのですが、どれも面白い! という感想です。5つの作品は、

  •  Wonder Woman (ワンダーウーマン、ダイアナ)が幼い頃、初めてNubiaと出会う話。とにかく可愛い。
  •  Road to Trial of the Amazons: Trial of the Amazonsの前日譚。Trialに参加したBana-Mighdallの目的が明らかに。Faruka IIがクールビューティー。
  •  Nubia: Coronation Special: Trial of Amazonsの後日譚。ヌビアの戴冠式。ヌビアの過去のことが明らかに。
  •  Artemis: Wanted: Trial of Amazonsの後日譚。逃亡したアルテミスを追うDonna Troy (ドナ・トロイ)とCassie Sandsmark (キャシー・サンズマーク)の話。ヒッポリタ前女王殺人事件の全貌がついに明らかに。
  •  Olympus: Rebirth: Trial of Amazonsの後日譚。ヒッポリタ前女王がオリュンポスで頑張る話。

 というものになっています。この記事はArtemis: Wantedの感想です。他の4作品については、もう一つの記事に書いています。なお、Artemis: Wantedについてしっかりネタバレしていますので未読の方はご注意ください。

 

【基本情報】
Written by: Michael Conrad, Becky Cloonan, Jordie Bellaire, Vita Ayala
Art by: Darryl Banks, Caitlin Yarsky, Paulina Ganucheau, Skylar Patridge
Cover: Nicolla Scott, Annette Kwok
発行年 2022年


公式サイトはこちら。

TALES OF THE AMAZONS

The world of the Amazons is growing! Thanks to the recent discovery of a mysterious third tribe, the Esquecida, the warrior women of the DC Universe and their stories have only just begun. You won't want to miss this enthralling collection that features tales ranging from the deserts of Egypt all the way to the top of Mount Olympus!