2024年10月13日日曜日

このブログについて

このブログは、以前のアメコミ(DC)感想ブログから引っ越してきたものです。

DCコミックス社のアメコミを、女性ヒーロー中心に読んだ感想を書いていきます。筆者はザターナをまず好きになり、次にレニー・モントーヤを好きになったという経緯からこの二人に関する感想が中心になりがちです。

・キャラクターについて大雑把に知りたい方は:「キャラクター紹介」をご覧ください。(少しずつの更新です。更新順に見たい方はこちらをご覧ください)

・どんなシリーズの感想を書いているか知りたい方は:「シリーズ一覧」をご覧ください。Comixologyでのシリーズ分けと同様に分類しています。

・様々なキャラクターの登場する話について知りたい方は:「ラベル」(PC版では右側、スマホ版では下のほうに一覧があります)のキャラクター名をクリックしてみてください。

・ブログ検索も使用できます。PC版では右側、スマホ版では下のほうに検索ウィンドウがあります。

・お問い合わせは連絡フォームからどうぞ。PC版では右側、スマホ版では下のほうに設置してあります。

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Photo by Anthony Sotomayor from Burst

ブログに画像が何もないと寂しいので貼ってみました。

Outsiders (2023-) 感想: メタに"Crisis"を描いた異色作

  Batwoman (バットウーマン、ケイト・ケイン)がレギュラーとして登場するOutsiders誌を読みました。ヒーロー活動から距離を起き、世界に潜む謎を解くOutsidersたちの活躍が描かれます。  

【基本情報】
Writer: Collin Kelly, Jackson Lanzing
Art by: Robert Carey, Jackson Lanzing, Adriano Lucas, Roger Cruz, Valentina Taddeo, Tomeu Morey
発行年 2023-2024年


公式サイトはこちら (#1)。

まず、筆者はこの作品を一話一話ばらばらに買っていって読んだのですが、これから読むならとにかく一気に読むのをお勧めします。


Amazonのサイトはこちら(#1)。


2024年9月21日土曜日

Poison Ivy (2022-) Vol. 1: The Virtuous Cycle -「本当を自分を取り戻す」ためのロードムービー的一冊-

  Poison Ivy誌のVol. 1を読みました。植物系ヴィランのPoison Ivy (ポイズン・アイビー、パメラ・アイズリー)を主役にしたシリーズの第一巻です。

 ポイズン・アイビーといえば、ハーレイ・クィンやキャットウーマンと並んでゴッサム市を中心に活動する女性ヴィランの代表的存在であり、最近はハーレイとの恋人としても存在感を増しています。

 そんな彼女でしたが、

Heroes in Crisis (感想はこちら )で殺害され復活したものの、Harley Quinn & Poison Ivy (感想はこちら)で弱いアイビーと強いアイビーの二人に分裂していることが判明し、強い方はQueen Ivyと名乗ってヴィランとして暗躍する一方、Catwoman (感想はこちら)のもとにアイビーの良心が保護されていて、Batman: Fear State SAGA (感想はこちら)でQueen Ivyとアイビーの良心が合体したのだ――というかなり混乱した状況になっていました。

 というわけでこの作品は、再び生まれ変わったポイズン・アイビーのその後を描く作品です。 

【基本情報】
Writer: G. Willow Wilson
Art by: Marcio Takara
発行年 2023年


公式サイトはこちら。


Amazonのページはこちら。

2024年9月1日日曜日

Batgirls (2021-) Vol. 3: Girls to the Front 感想 -ゴッサム市警の選択-

 ※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。

  バーバラ・ゴードン、ステファニー・ブラウン、カサンドラ・ケインの3人のバットガールがチームを組むBatgirls誌のVol. 3を読みました。

 Vol. 1から3人でずっとアジトに住んでいたBatgirlsですが、バーバラが本来の基地である時計塔に戻った結果ステファニーとカサンドラの2人暮らしになっています。

 その分、バーバラが司令塔で現場で動くのはステファニーとカサンドラという構図がはっきりした印象です。

 

【基本情報】
Writer: Becky Cloonan
Artist: Michael Conrad, Jonathan Case, Neil Googe, Geraldo Borges
Cover Art: Jorge Corona, Sarah Stern, Robbi Rodriguez, Rico Renzi 
発行年 2023年


公式サイトはこちら。


Amazonのページはこちら。


2024年8月18日日曜日

Batgirls (2021-)

 Batgirls (2021-)は、Barbara Gordon (バーバラ・ゴードン)、Cassandra Cain (カサンドラ・ケイン)、Stephanie Brown (ステファニー・ブラウン)の3人のバットガールがチームを組んで戦う物語です。3人、特にカサンドラとステファニーのわちゃわちゃした感じがおすすめです。


Batgirls (2021-) Vol. 2 感想 -ゴッサム市警とも早く和解してほしい-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。 

 バーバラ・ゴードン、ステファニー・ブラウン、カサンドラ・ケインの3人のバットガールがチームを組むBatgirls誌のVol. 2を読みました。

 Vol. 1でゴッサム市民からのBatgirlsへの信頼は取り戻した結果、かなり明るい雰囲気で読める作品になりました。前作に引き続き連続殺人事件が起きたりしているのですが、全体としては子供向けのコメディという雰囲気になっています。

【基本情報】
Writer: Becky Cloonan
Artist: Michael Conrad
発行年 2023年


公式サイトはこちら。


Amazonのページはこちら。


2024年7月20日土曜日

Batgirls (2021-) Vol. 1 感想 -ありそうでなかった、全員Batgirlチーム-

※このシリーズの各巻感想はこちらをご覧ください。 

 Batgirlといえば、バットマン(ブルース・ウェイン)を中心とするヒーローたちの中でも比較的若い女性のヒーローが名乗ってきた名前です。

 歴代バットガールの中でも、2代目であるBarbara Gordon (バーバラ・ゴードン)、3代目であるCassandra Cain (カサンドラ・ケイン)、3代目であるStephanie Brown (ステファニー・ブラウン)が有名です(ちなみに初代はBette Kaneですが、現在ではこの設定はほぼなくなってしまっています)。 

 この3人は仲が良くしばしば共闘しているので3人でバットガールズチームを作れば、というのは多くの人が考えたことがあると思うのですが、同時にバットガールを名乗るのは1人だけというルールがあったのか何なのか3人ともがバットガールを名乗るチームを作ることはこれまでありませんでした。それがこのシリーズでようやく実現し、3人が同時にバットガールを名乗るチームが誕生したことになります。

 とはいえ、バーバラ・ゴードンは情報担当および後方からの指揮という役割が多く、Oracle (オラクル)的な活躍の方が多いですね。

 

【基本情報】
Writers: Michael Conrad, Becky Cloonan
Artist: Jorge Corona
発行年 2022年


公式サイトはこちら。


Amazonのページはこちら。