2025年5月6日火曜日

このブログについて

このブログは、以前のアメコミ(DC)感想ブログから引っ越してきたものです。

DCコミックス社のアメコミを、女性ヒーロー中心に読んだ感想を書いていきます。筆者はザターナをまず好きになり、次にレニー・モントーヤを好きになったという経緯からこの二人に関する感想が中心になりがちです。

・キャラクターについて大雑把に知りたい方は:「キャラクター紹介」をご覧ください。(少しずつの更新です。更新順に見たい方はこちらをご覧ください)

・どんなシリーズの感想を書いているか知りたい方は:「シリーズ一覧」をご覧ください。Comixologyでのシリーズ分けと同様に分類しています。

・様々なキャラクターの登場する話について知りたい方は:「ラベル」(PC版では右側、スマホ版では下のほうに一覧があります)のキャラクター名をクリックしてみてください。

・ブログ検索も使用できます。PC版では右側、スマホ版では下のほうに検索ウィンドウがあります。

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Photo by Anthony Sotomayor from Burst

ブログに画像が何もないと寂しいので貼ってみました。

Green Arrow (2023-) Vol. 1: Reunion 感想 -Green Arrow ファミリー大集合-

  2023年から連載が始まったGreen Arrow誌のVol. 1を読みました。このころGreen Arrow (グリーンアロー、オリバー・クィーン)は2022年のイベントDark Crisisで死んだらしいということになっており、一方でそれに納得できない恋人のBlack Canary (ブラック・キャナリー、ダイナ・ランス)や義理の息子Arsenal (アーセナル、ロイ・ハーパー)、というところから物語は始まります。

 さらに。

 ロイ・ハーパーにはヴィランCheshireとの間にLianという娘がいましたが、Jutsice League: Cry for Justice (感想はこちら)という作品で殺され、長らくそれが公式設定となっていました。しかしこのところ、実は彼女は生きていたのだという話になっており、Catwoman誌 (感想はこの辺)でキャットウーマンに保護される子供の一人として登場していました。そのLianがようやくロイと再開し、さらにオリバーの実の息子であるConnor Hawke (コナー・ホーク)も登場して総出でオリバーを探すという形で話は進んでいきます。

 

【基本情報】
Written by: Joshua Williamson
Art by: Phil Hester, Sean Izaakse
発行年 2024年


公式サイトはこちら。


Amazonのページはこちら。

2025年4月29日火曜日

Wonder Woman Black & Gold 感想: ダイアナ中心の短編集

  Wonder Woman Black & Goldを読みました。ワンダーウーマン (ダイアナ)を主人公とする短編集です。大きな特徴はタイトルの通り"Black & Gold"--黒と金の二色のみを使ったコミックになっています。この結果としていつものフルカラーのコミックとはだいぶ印象が違ってきますね。  

 読む前の注意点としては、ワンダーウーマン中心の短編集とはいってもワンダーファミリーはそんなに出てこないということがあげられます。たとえばワンダーガールの話が読みたいなら、この短編集ではなく別のコミックを読んだ方がいいです。

 

 筆者は、"BEYOND THE HORIZON" (Writer/Artist: Sanya Anwar, Letterer: Pat Brossseau)という話が好きです。セミッシラ島の近くの海で出現するようになった怪物は、一体なぜ現れるのか。ダイアナがその真相を明らかにします。

 とても悲しい真相で、ハッピーエンドとは言いにくい話なのですが救いを感じる話です。普段のヒーロー活動の一環としては描きにくい話のようにも思うので、短編集の中で読めて良かったなと思いました。

 

 この作品の公式サイトはこちら。

 

 

 Amazonのページはこちら。

 

2025年2月11日火曜日

Zatanna: Bring down the House感想 -Black Labelならでは-

 Zatanna: Bring down the Houseを読みました。Black Labelで展開された、ザターナ主役の作品です。他のコミックとはほぼ関係なく話が展開します。

 

【基本情報】
Writer: Mariko Tamaki
Art by: Javier Rodriguez
Cover: Javier Rodriguez
Colorist: Javier Rodriguez
発行年 2024年


公式サイトはこちら (#1)。

https://www.dc.com/comics/zatanna-bring-down-the-house-2024/zatanna-bring-down-the-house-1


Amazonのサイトはこちら (#1)。


2025年1月14日火曜日

Wonder Woman Historia: The Amazons -ただの人間である絶望-

  Black Labelで展開されたWonder Woman Historia: The Amazonsを読みました。アマゾン族の出現からダイアナの誕生までの歴史を改めて描いた物語になっています。Black Labelだけあり、血なまぐさいシーンも出てきます。

 

【基本情報】
Written by: Kelly Sue DeConnick
Art by: Nicola Scott, Phil Jimenez, Gene Ha
発行年 2023年


公式サイトはこちら。


Amazonのページはこちら。

2024年12月29日日曜日

Lazarus Planet: Revenge of the Gods -Mary Bromfieldのヒーローっぷり-

  Lazarus Planet: Revenge of the Godsを読みました。"Lazarus Planet"は2023年1月―2月頃のイベントで、ラザルス火山の噴火の結果緑色の雨が地上に降り注ぎ、一般人がスーパーパワーを得てしまったり魔法の力がおかしくなったり……という異変が起きたというストーリーになっています。この辺の経緯は、Lazarus Planet (2023) を読むと分かりやすいと思います。

 Lazarus Planet: Revenge of the Godsはこうした異変をベースにしつつ、Becky Cloonan期のWonder Woman誌 (感想はこの辺から)で描かれていたオリュンポスの女王ヘラの暴走に決着をつける物語になっています。

  とはいえ、一番印象に残ったのはダイアナ (ワンダーウーマン)をはじめとするアマゾン族の皆さんではなく、シャザムファミリーのMary Bromfield (メアリー・ブロムフィールド)でした。

 

【基本情報】
Written by: Michael Conrad, Phillip Kennedy Johnson, Becky Cloonan, Josie Campbell
Art by: Cian Tormey, Jack Herbert, Amancay Nahuelpan, Caitlin Yarsky
発行年 2023年


Amazonのページはこちら。

2024年12月19日木曜日

Batman Urban Legends Vol. 5 感想 -人生の通信簿-

※このシリーズの各館感想はこちらをご覧ください。 

 Batman Urban legendsのVol. 5を読みました。バットマンやゴッサム市に関わる出来事を2-3話の短編で描くシリーズですが、この巻では

  •  Signal (シグナル、デューク・トーマス)を中心にしたOutsidersの活躍の話
  •    Batman (ブルース・ウェイン)の両親がタイムスリップして現代に現れる話
  •  アルフレッドが一人で事件を解決する話

 

 などが収録されています。この感想では、バットマンの両親がタイムスリップしてくる話をとりあげます。

 

【基本情報】
Written by: Joey Esposito, Dennis Culver, Brandon Thomas, Chris Burnham
Art by: Alberto Alburquerque, Hayden Sherman, Vasco Georgiev, Chris Burnham
発行年 2023年


公式サイトはこちら。


Amazonのページはこちら。