2023年5月14日日曜日

Justice League International Book One: Born Again 感想 -女性キャラクターは影が薄い-

  Justice Legue InternationalのBook Oneも読みました。DCコミックス社のヒーローチームといえばJustive Leagueですが、この頃は解散していたようでJustice League Internationalがメインのチームになるべく頑張る――という雰囲気でした。

 とはいえお話自体がどんどんコメディ方向に振れていくので、果たしてこれがメインのチームになれるのだろうかと思う一冊でもありました。

 

【基本情報】
Writer: Keith Giffen, John Ostrander, J.M. DeMatteis
Artists: Kevin MaGuire, Al Gordon, Luke McDonnell, Steve Leialoha, Bill Willingham
発行年 2020年 (電子版の発行年。連載されていたのは1987年頃) 


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 筆者はこの本の最初の方にDr. Light (ドクター・ライト、キミヨ・ホシ)が登場するというので読んだのですが、本当に冒頭数話に登場しただけでいなくなります。何となく、本来はレギュラーメンバーになるはずだったのかなあとは思うのですが。

 

 ではチームのレギュラーメンバーであるBlack Canary (ブラックキャナリー、ダイナ・ランス)が活躍するかというと、ちょっと面白いシーンがありつつも中盤でいなくなります。

 女性キャラクターとしては中盤~終盤にチームに加わる Ice Maiden とGreen Flame (IceとFireというヒーロー名で見ることの多い二人です)、それにMister Miracleの妻であるBig Bardaが今後クローズアップされていくのかな……とは思わせながらも、全般的に女性ヒーローの影が薄い作品でした。

 Blue BeetleやMister Miracle、Booster Goldの掛け合いを楽しみたい人にはおすすめだと思います。